窯業(ようぎょう)とは?
東証一部の工業部門の分類では、食品、繊維・紙、化学、医薬品、石油・窯業、鉄鋼、非鉄・金属、機械、電機、輸送機器、精密・諸工業
窯業(ようぎょう)は、他とは分類の基準が違っているでしょ。
食品から精密までは、製品の区分で分類されています。
窯業(ようぎょう)は、製造工程が業界名称になっています。
ウィキペディアによると
窯業(ようぎょう)は、粘土、ケイ砂、石灰岩などから陶磁器、瓦、ガラス、セメントなど、非金属原料を高熱処理して作るものを製造する工業。
窯(かま)を使用するため、窯業(ようぎょう)と呼ばれる。
もういっぺん、食品から精密・諸工業まで分類を眺めてみてちょうだい。
窯業(ようぎょう)とは製造プロセスで、これは分類基準から外れていると納得してもらえるでしょ。
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時代とともに工業材料も複雑化し、「非金属原料」とはなんぞや? という状態になってきましたね。電流を通す鉱物(導体)を金属、と定義していた時代もありますが、セラミックとメタルの中間的性質を持つ複合材料(半導体や磁性体)が実用化されてすでに久しい世の中です。そろそろ戦前に作られた分類名も再定義しなければ、現実との乖離や混乱はますます顕著になるでしょうね
投稿: 森のくま | 2012年4月21日 (土) 11時30分
森のくまさん
この分類はどういうことだ
とイチャモンをつけてみましたが
ま、この分類が適当なところかもしれませんね
茶碗や皿がセメントと同類項となると
ちょっと違うような、それでええような
陶磁器の窯元とガラス会社、セメント会社は
それぞれ別々の同業組合に入っているでしょうね
投稿: しぇるぱ | 2012年4月21日 (土) 12時57分