探偵・立花 再会の街
「探偵・立花 再会の街」藤田宜永 角川春樹事務所
老いた総会屋の依頼で、娘と孫を探していた。
娘と孫が誘拐されるところを助けた。
それ以来、娘と孫は姿を消した。
探す仕事は継続している。
誘拐されそうになったとき、たまたま一緒に救助したブローカーを助手に使うことにした。
条件がある、ボルネオの石炭の利権がものになりそうだ。
その背景を探ってくれ。
ふたつの事件が入り混じって進行します。
探偵ものというのは、次から次へ人が登場します。
最初は、こいつは誰、こいつは何物、と吟味しながら読んで行きますが、途中から面倒になってくる。
通りすがりの人物のように読み飛ばしていく。
それでも最後は人間関係のつじつまがあってくるもんです。
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