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2012年4月 1日 (日)

3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2079ページ
ナイス数:24ナイス

鮫島の貌 新宿鮫短編集鮫島の貌 新宿鮫短編集
サブタイトルに、新宿鮫短編集、10篇の短編が集まっています。中編と短編の違いが理解できたなぁ。場面スケッチみたいに、ほんま、短いのだね。鮫島警部が新宿署に赴任したのが最初にある。へぇぇ、最初から鮫島のスタイルは一定なんだ。驚いたのは、新葛飾署の両津勘吉が登場したこと「小説こちら葛飾区亀有公園前派出所」で小説家7人が両さんと組んだのだそうな。講談社、新潮社、文芸春秋、集英社、光文社、どこにでも出没すること、新宿鮫は光文社専属かと思い込んでいたが、そうでもないみたい。
読了日:03月30日 著者:大沢在昌

さきがけものがたり―未来を拓く研究者たちのドラマとその舞台さきがけものがたり―未来を拓く研究者たちのドラマとその舞台
驚いたことに、日本の研究者は大多数が身分不安定です。期間限定で定員外で大学に残るか、会社であっても期間を限定されて成果を判定されるのが大多数です。JST(独立行政法人科学技術振興機構)は「さきがけ」で募集して将来活躍できそうな研究員を選びます。期間3年、年間1500万円の研究費でサポートします。途中で見込みが薄いと、研究費は減額されます。この本では、17人の研究者を語ります。それぞれ12ページ、短く語ります。語り手が練達のキュレーターなので、解り易い。研究者の人柄、研究のポイント、学会での反響、世界的な
読了日:03月29日 著者:

所轄魂所轄魂
妻が亡くなったことで、本庁から所轄に転属を申し出た。妻が亡くなって捜査に意欲が湧かなくなったからだ。息子がキャリアとして警察庁に入った。城東署の管内で死体があがった。捜査本部の帳場が立って、息子が捜査一課の警視管理官として臨場してきた。自分も警部補として、所轄のまとめとして本部に詰めることになった。捜査一課から派遣されたのが十三係、班長の警部が悪名高い捜査官だった。自分で仕切って、手柄をさらっていくのが常だった。本庁の捜査一課とは違う所轄魂を発揮すること。新米キャリアの管理官として、割れそうな帳場をまとめ
読了日:03月24日 著者:笹本稜平

蜩ノ記蜩ノ記
城内で刃傷沙汰を起こした檀野庄三郎は城外の村で蟄居している人物の監視を命じられる。その人物とは、戸田秋谷、藩主の側室と密通した咎で10年後に切腹を命じられているのだ。すでに7年が経過して、残り3年、逃亡しないよう見張り、逃げれば殺すよう命じられている。人物に触れてみると、側室との密通などあるようにも思えない。戸田秋谷は藩の家譜を編纂することを命じられ、檀野庄三郎はその原稿を清書することが役目なのだ。藩には、もともと、藩主の系統が輻輳していて、家老がそれを盾にして藩政を仕切っているのだ。政争もの、カテゴリー
読了日:03月23日 著者:葉室 麟

人生の使い方人生の使い方
妻佳織、夫洋介、定年後のことを考えなきゃならない年頃になった。佳織はカルチャーセンターでフラダンスを習っている。これがストレス発散になるのだ。楽しい。あなた、定年後の姿を想像したことある?今から趣味を見つけておかなきゃ大変なことになるよ。勧めでスポーツジムに通ってみた。いまいち、心に染まらないよなぁ。兄が脳梗塞で倒れた。退院後、自宅療養に入り、リハビリが目的で朗読のサークルに入った。これが心にヒットした。朗読のボランティアを目指すことが目標になった。数年が経過して、兄夫婦の山歩きのサポートで、弟夫婦も連れ
読了日:03月23日 著者:平 安寿子

おじさんとおばさんおじさんとおばさん
恩師の息子が選挙に出るということで、集会に掻き集められた。同級生では、小学校時代の6人が顔を出した。これを機に、クラスの同窓会を開こうと連絡を取り始めた。50代、還暦も目の前なんだよ。それなのに、男と女、コナをかけてみると、家庭の不満なのか、あんがい進展する。けっして愚痴には出せないが、息子、娘がだらしない。老いた親の介護は避けて通れない。こんな話が延々と続くんだもの。読んで行くのにストレスがつのる。語り口は軽妙なんですよ。語られる内容は、重くて、毒を含んで、ページをめくるのに努力が必要だ。嫌々ながらに
読了日:03月22日 著者:平 安寿子

駆けろ、鬼日向 水野勝成駆けろ、鬼日向 水野勝成
徳川秀忠の乳兄弟、水野勝成の一代記です。年表をそのまま文章化したような構成で、きわめて生煮えな小説です。どうも著者は備後福山の住人らしい。福山藩の始祖、水野勝成を書きたくてこの小説を書いたものらしい。初陣は、武田家滅亡後の甲斐の国を徳川家に取り込む時、北条家との競り合い、占領競争ですね。その戦場でのこと。秀吉と退陣した小牧長久手の合戦で、出過ぎた真似を、と父の怒りに触れて追放される。そこからは浪々の旅、中国、九州と長い浪人生活が続く。大阪冬の陣の前、水野勝成は家康の仲介で父のもとへ復帰した。
読了日:03月02日 著者:黒川 十蔵

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