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2012年6月15日 (金)

おれは清麿

「おれは清麿」山本兼一 祥伝社
幕末のころの刀匠のお話しです。
名主と刀匠を兼ねた家柄で、兄を師匠として刀匠を志す。
短い刃鋼と心鉄をもらって刀を打ち始めた。
短い短刀、切り出しナイフほどの短い短刀を作った。この種の短刀を小烏丸という。
これが最初に作ったもの、だれの助けもなく自分一人でつくった。
兄も目を見張るほどの出来栄えだった。
山浦正行、刀鍛冶の道には懸命だが、女癖が悪い。
隣村の名主の娘に夜這いに行って、婿入りをはたした。
信州の片田舎から信州松代の鍛冶屋に入った。そこでも出戻りの娘とねんごろになった。
江戸に出た。
刀鍛冶の腕はどんどん上がる。女中とねんごろになった。
親の尻拭いで品川女郎に売られたが、身受けして一緒に住まうことになる。
途中、お話しを飛ばしますね。
会心の刀が打てたので、改名する。山浦環源清麿。環は実名、今までの名乗りの正行は刀匠としての名前だった。
あといろいろ続きますが、盛り上がりは最後にある。そこまでここで語らなくてもええでしょう。

ちょっとええ話しを抜書きします。
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一振りの刀を鍛えるには、刃鉄(はがね)、皮鉄(かわがね)、心鉄(しんがね)合わせてざっと一貫三百匁の鋼がいる。
それを下鍛えすると八百匁ばかりの刀に仕上げる。
さらに上鍛えして三割がた減り、素延べ、火造りのときにもまた減って、最終的に三百匁ばかりの刀に仕上げる。
減った分は、鉄肌として剥がれ、鉄滓(ノロ)となって飛び散ってしまうのだ。
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