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2012年7月31日 (火)

広島アンテナショップTAU

東京銀座の広島アンテナショップTAUなんですがね
テレビの音声では、アクセントが頭高で<タウ>と聞こえるんですよ。
広島弁が由来なんだから、尻高で<たう>とアクセントをつけてほしいのだがなぁ。
アルファベット表現で<TAU>としてしまった、誘導されて、英語的なアクセントになるんだよねぇ。
今からでも遅くはないから、<TAWOO>あるいは<TAWUU>に変更してくれないかねぇ。
いや、それよりも、<ta-WOO><ta-WUU>にしたほうがええかなぁ。

たわない、たいます、たう、たうとき、たえば、たえ、たおう

れっきとした、わ行五段活用の動詞なんですよ。

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2012年7月30日 (月)

作ったはずなのに、作っていないファイル

前回の、男鹿山、女鹿山、神山でのことなんですがね
クリッカブルマップ、イメージマップとも言いますが
当然、作っているものとしてアップしてしまいました。
今回の屏風山で、前回のファイルを下敷きにして作業を進めます。
あれ、前回、イメージマップを作っていない。
ここでやっとミスを発見します。
これではマズイな。
一年間を通しての山行索引があります。
ここでイメージマップをリンクさせておこう。
ここでは写真対応地図という名前で表現しています。
ここでチェックしておけば、ファイルの作り忘れ、作り損ねは防げるな。

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アディダスの柔道着

オリンピックで柔道の試合をやっています。
柔道着にマークがあります。
ランバード美津濃のマークなら違和感はありません。
三本線のアディダスのマークがあるのが目に入ったら
なにやら不自然、どこか違うような気がしてしょうがない。
確認してはいないけれど、ナイキ、プーマの柔道着もあるんでしょうねぇ。

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2012年7月29日 (日)

三次市海渡町(うとちょう)屏風山

この山を発見したのは自転車を走らせていて見つけたんですよ。
美波羅川に沿って水源地まで自転車を走らせた。そのとき、海渡町(うとちょう)で地元の登山案内を見つけました。
美波羅川の左岸に昔からの国道があったのですよ。旧国道は山と川に挟まれた左岸の崖地にあるので、右岸に国道バイパスを建設した。旧国道は市道に格下げになりました。
わざわざこんな道路を車で走らせるわけもない。自転車だから、交通の激しい道を避けて静かな道を行く気になったのです。
海渡町公会堂という建物がある。地図の看板が架かっている。背後の山は屏風山とあって、登山路の案内があります。
へぇ、こんな道があるのかい。いつかは屏風山に登りたいもんだね。
あのね、三次中央病院にしばらく入院していたんですよ。病室の窓から山の山稜が見えている。方角としては屏風山に違いない。
毎日眺めていると、次はあの山に登ろうとその気が湧き上がってくるもんだね。
その、いつか、が今なんですよ。
海渡町公会堂の前まで自動車を寄せる。うまい具合に畑で働いているひとがいます。
屏風山に登りたいのですがね、どこから取り付けばええのでしょうか。
屏風山はのぅ、今見える稜線から登るんじゃないんよの。稜線の向こうに谷がありましょうが。その谷から登り直すんじゃけぇの。
取り付きはのぅ、すぐ先にグレーチングがありましょうが、そのグレーチングのところから道を登って行きんさい。
グレーチングとは鉄格子のことだよ。溝に蓋する鉄格子のことだよ。このグレーチングから道を登って行くのだね。公会堂の真後ろに屏風山がそびえている。

編集が終わりました。
新しいページをアップしております。
これは出だしの部分、山の様子がどうのこうの、それよりも、珍しい山を見つける糸口に着目してほしいもんです。
この山に登る登山者は、まず無いだろうと思います。
でもね、数ヶ月すると、フォロワーが何人か出て、そこそこ名前の知れた山になるだろうと思いますよ。

http://sherpaland.net/report/uto_byobu_ym.html

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外人(ガイジン)

外国人は、外人と呼ばれると、きわめて差別感を受けるそうです。
それは思い過ごしだろう、差別の気持ちなど込めてはいないのに。
発する方には差別意識がないのに、受ける方は差別と感じる。
差別語の大部分はそのギャップから発しています。
差別語と問題視するけど、それは言葉狩りだろうと反論したくなります。

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2012年7月28日 (土)

便器の高さ

あっちの病院、こっちの病院、転院して、そこでのトイレのお話しなんですがね
あっちの病院、こっちの病院、どこでも、先客が使用中なら、ほかのトイレを探さなきゃならない。
洋式便器に座ってみると、便器の高さがマチマチなんですよ。
かかとが上がるほど座高の高い便器もあるし
思ったより深く座り込む便器もあります。
メーカーが違うんじゃないの? いいえ、TOTOの製品です。
数年経てばユーザーが要求する高さが違うのですかねぇ。
流行があるのですかねぇ。
そんなことないやろ。水量の節約はあっても、高さが違う流行はないだろう。
あれには製造年次は表示してありませんねぇ。探りようがない。

標準的な便器の座高というのはないのですかねぇ。
あるいは、これでやって、という病院ごとのオーダーに応じるから違いが出るのですかねぇ。

さらに疑問が湧いてくる。
ここの病棟、この部屋番号群なら、便器の高さはこれが望ましい。
このように、病院はきめ細かい管理をしているのだ。
そうなのかなぁ。とても信じられないがなぁ。

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2012年7月27日 (金)

大丈夫です

この言葉、以前に話題にしたかもしれないが、もういっぺんリピートします

基本的には、健康です、頑丈です、熱はありません、こういう内容のはずですが
意外に含みがあって、大丈夫の内容を、あなた、汲み取って斟酌して、ええように取り計らってちょうだい、こういう意味もあるようです

レシートもお付けしますか、大丈夫です、この場合は、レシートを渡してもええし、渡さなくてもええ
取るに足りない金額だから、きちんとした返事はしない
多額の支払いなら、そもそも、レシートはどうしましょう、なんて聞かない

次回の会合には参加しますか、大丈夫です、たいていはほぼ参加OKと判断されます
ほんとは行きたくないが、断れば角が立つので、とりあえず、大丈夫です、と言っておく<その場しのぎ>の人がいます
本気かどうか判断して、○のところを△にしておいたほうがええ場合があります

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2012年7月26日 (木)

ムリ

日本語は、あいまい表現が多くて、きっぱりと言い切るのはなかなか度胸のいることなのです。
日本語は、ではなくて、日本人は、このように言い換えてもよろしい。
ところがね
きっぱり、はっきり、言葉を濁すことなく、即座に言い返す言葉がありました。

それはね、「ムリ」

言わず語らず察してちょうだい、こんなメンタリティの世界で
「ムリ」
きっぱりと拒絶するこの言葉は、従来のステージを越えております。

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2012年7月25日 (水)

ネットでの読み物

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このところ週末に旅行が多いので気を紛らわせるために軽い読み物をということで、○○○○を買った。
ようやく読み終わったが、誤算だったのはなんと長い小説だったということ。
電子書籍の長所はたくさんあるが、欠点があるとすれば本の厚さは見てわからないこと。
800ページを超える大作だった。
--------
だれかのブログから一部分をコピーして抜書きしました。
ネットで本をダウンロードして購入したことがないので、こういうことが解らないのですよ。

そうなのかい、ネットでの小説は買う前に分量がわからないのか。
そんなに長かったら、どこまで読んだか、シオリの機能は備えているのだろうな。
シオリがなければ、続きを読むたびに最初からページめくりしながら追いかけるのでは面倒でかなわない。

ほんとのことを言うと
本は紙の本のほうが好きだね。
モニターで読むのは読みづらい、込み入った文章はモニターでは頭に入らないのですよ。

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2012年7月24日 (火)

前のめり

足の裏は地面についていても体は前へ前へ、前に倒れそうな感じですねぇ
前のめりの反対語は、腰が引けてる、あるいは、後ろ向き

前のめりは、いつのまにか、政治用語として頻繁に使われるようになりました
この場合の属性は、積極的とする評価はなく、マイナスの評価となっています
ここ二年三年のうちによく見かけるようになった言葉です

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2012年7月23日 (月)

うなドン 南の楽園にょろり旅

「うなドン 南の楽園にょろり旅」青山潤 講談社
以前に「アフリカにょろり旅」を読んだことがあります。
これは第二作なんですが、時系列ではこっちのほうが昔になります。
インドネシアのバリ島からスマトラ島へ、うなぎを求めて、現地のひとへ頼めばカーバッテリーを使って電気ショックで魚を総取りにする。
うなぎはいなかったね。青酸化合物を撒こうとする。
タヒチに転戦する。
うなぎにも種類があって、タヒチにいるうなぎで、オブスキュラやマルモラータは既に標本を得ている。
タヒチで探しているのは、メガストマと言う種類なのだ。
マルはなんぼでも捕れるが、メガは全然捕れない。
この旅ではどんなに頑張ってもどうにもならなかった。
のちに再来したときにはメガはなんぼでも捕れた。
うなぎ養殖業のお話しではないのです。東大海洋研究所の仕事で、日本のうなぎの産卵場所はマリアナ諸島の西にあることを発見しています。

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退院しました

尾道のみつき総合病院、退院しました。
難聴の治療で高圧酸素療法を受けていました。
潜水艦か人間魚雷のようなものに入って、一時間半か二時間、圧力のかかった酸素を浴びる療法です。
人によって効果があったり、なかったり、わたしには有効だったようです。
聴力がだいぶ回復してきました。
やるべきことは全部やった。
あとは、自分の自力回復機能が頼りです。
ということで、一連の治療から退院しました。

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2012年7月22日 (日)

高校生レストランの奇跡

「高校生レストランの奇跡」岸川政之 伊勢新聞社
三重県多気町で相可高校というと、高校生レストランで有名です。
テレビドラマにもなりました。
その高校生レストランの立ち上げに役場の職員が関わっていたのです。
店の名前が「まごの店」五桂池ふるさと村に間借りして立ち上げたものです。
五桂池ふるさと村とは老人福祉施設、若者が出入りして、お客もいっぱい来るので、年寄にも喜ばれています。
実は、この本、高校生レストランのことばっかり書いてあるのではないのです。
五章の構成になっていますが、高校生レストランのことが書いてあるのは第一章にあります。
残りは、役場の職員岸川政之が役場の中で、役場の勤めちゅうのは面白くもないな、から、その中で面白さを探し出す過程が書いてあるのです。
「高校生レストランの奇跡」という題名より「役場職員の右往左往」こっちの題名の方がふさわしいかもしれません。
五章で、成人し、子育てしながら「まごの店」と同じような店ができないか。
「せんぱいの店」として、スーパーのテナントで店を立ち上げるのにも協力します。

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丁寧

世間では、親切丁寧、と四字熟語があるように、やさしくやさしく扱うことを指すのが普通です。
政界用語では丁寧はちょっと違うみたい。
やさしくを重視するのではなく
とことん討議を重ねる、手順を厳格に守る、これが丁寧の本意のようです。
討議のなかは、やさしいどころではなく、言葉を荒げたり問い詰めたり、手順に漏れがないようにするには、順法闘争を経ていたり
親切丁寧、とは全然違う別物のように見えます。
それでも、丁寧、この一語は政界ではえらく存在感を持っております。

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2012年7月21日 (土)

転校生

大林宣彦監督の尾道三部作、「転校生」を始めてみました。
6月末にNHKBS3で放送されたのを録画したものです。
やっと見ることができました。
小林聡美、尾美としのり、ふたりが若い。
へぇぇ、こんなお話しの展開だったのかい。
尾道の街を歩くのに、ここが転校生で出たシーン、ここだよ、ここもそう、何度も出てきます。
映画を見ていないので、感動が薄い、へぇぇ、あぁ、そうですか、そうですか(ここんとこ、棒読み)
今なら映画のシーンと街の風景をシンクロしてみることができます。
何度もおっぱいが出てくるのに、お色気が全然そそられない、いや、あっぱれな展開です。

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役不足、力不足

名優に対してチョイ役を当てることが本来の役不足なのですが
わたしごときがこんな大役を、とてもとても役不足です、とおたおたして口走るのが最近の役不足の用法のようです。
ところが
役不足の意味が逆転していることが知れて来ました。
知っていて、本来の意味で使っているのか、最近の用法で使っているのか、解釈に困るケースがけっこうある。

似たような言葉で、力不足、これならどうだろうと点検してみましたが
そのまんま、その通りの意味、力不足は力不足、簡単明瞭です。

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2012年7月20日 (金)

川あかり

「川あかり」葉室麟 双葉社
折からの豪雨で川止めになっている。
何かの拍子で牢人と二言三言言葉を交わした。
誘われて木賃宿へ泊った。
もともと、この川に来たのは暗殺するため。
藩内は派閥に別れていて、心ならずも片方に所属している。
派閥の頭領から反他派閥の家老を暗殺するよう命じられた。
藩内随一の臆病者だから、敵方もと油断するだろう、との思惑なのだ。
木賃宿に同宿する泊り客と心が通うようになる。
牢人、猿回し、坊主、三味線芸人、遊び人、などなど。
暗殺?もちろん成功します。
それはどうやって?
そこのところがお話しの面白いところなのです。

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機長からアナウンス

「機長からアナウンス」内田幹樹 新潮文庫
「スチュワーデスとパイロットの気になる関係」
「パイロットが誕生するまで」
「飛行場のクセと離着陸の難しさ」
これらでは、チョッとした話や内輪話などを聞かせてくれる。
そんな柔らか話ばっかりではなくて
「パイロットは本当に破格の待遇か?」
「パイロットを取り巻く環境」
けっこうパイロットの苦境を訴えている。
機種機材がちと古いな、ハードカバーの出版が2001年で、理由はそこにあったのか。
小説の作品数が少ないな、と見ていたが、略歴によると、2006年に没している。
残念なことでした。
航空界の小説は内田幹樹だけで、もっともっと書き続けてほしかったのに。

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血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2

「血戦 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京2」楡周平 講談社
大病院を経営している一族の長男に政党の領袖の娘を嫁取りして閨閥を結んでいる。
娘婿に比例代表での衆議院議員出馬を勧める。
熟慮して、野党から出ることを選択する。
出る選挙区は妻の父親の選挙区、血で血を洗う選挙戦が始まる。
ワンス・アポン・ア・タイム・イン東京2なんですよ。
前のワンス・アポン・ア・タイム・イン東京ではさぞかし葛藤があったのだろうなと想像できる。
巻末での終わり方はワンス・アポン・ア・タイム・イン東京3が出ることを予想させる終わり方だね。

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サムライ千年やりました

「サムライ千年やりました」岩井三四二 角川学芸出版
短編集です。
現代、幕末、徳川中期、関ヶ原後、鎌倉元寇の役、源平時代初期、平安後期、もひとつ平安後期、時代背景は様々です。
どれも無名のサムライで、高名なのは源義朝、源為義、ほんの先ほど、NHK大河ドラマで院とミカドが争ったあの事件のことです。
どれも短編なので、印象的な場面を語るのみ、これはしょうがないことだね。
角川学芸WEBマガジンに連載、ネット配信なら、むやみな長文は嫌がられるかもしれない。
メディアによって物語の語り方も違うのだろうね。

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アメリカなう。

「あめりかなう。」小国綾子@ワシントンDC 小学館
ここんとこ、中国事情、韓国事情に首を突っ込んでおります。
アメリカのことなんかほとんど知り尽くしている、改めて探るなんぞ必要ない。
ところが、読んでみると、実は知らないことだらけ、民草の事情、下々のことなど、びっくりすることばっかりだなぁ。
もちろん、小国綾子さんの切り口が新鮮なんです。ピックアップする対象がユニークなんです。
第1章[おかしなアメリカ人]"フシギの国"の見えないルール
第2章[文化徹底比較]日米"B級カルチャー"バトル
第3章[学校教育の現場から]子どもだってつらいよ
第4章[少年野球の世界]憧れのベースボールの国で
第5章[にっぽんあ・ちゃ・ちゃ]やっぱりおかしな日本人
どこが一番面白いか、やっぱり第5章かな。
トイレにショパンが流れる国
マンガとアニメと鼻血ブー
逆カルチャーショック
日本人は危険人物だらけ
「ハクション」か「アチュウ」か
生のナマコはクレイジー
「サスケ」を笑うな
「MBA」と「負け犬の会」
日本式宴会テクは通用しない
「キャバクラ接待」の意外な評判
日本の首相はジョークネタ

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中国 この腹立たしい隣人

「中国 この腹立たしい隣人」辛坊治郎 孔健 実業之日本社
これはどういうことなの?と辛坊治郎が問いかけ、孔健がそれはこういうことなんだよ、と答え、さらに、辛坊治郎が突っ込みを入れるか、納得するか、コメントを述べる。
そういう段取りになっております。
序章世界中にケンカを売りまくる暴走大国の本音
第1章中国の「人」★金と色恋、かくもたくましき民族性!?
第2章中国の社会★格差・無秩序が理解のキーワード
第3章中国の政治★国内外どこもかしこももめ事だらけ
第4章中国の経済★どこまでもKY国家の自分ルール!?
どの章が一番面白かったか、目からウロコが落ちたのはどの章か、それは第1章
「海の中国」は親日派、「山の中国」は反日派
アニメ・日本文化は大好き!でも、日本人は嫌い
「出身はどこ?」地縁・血縁がすべてを決める
「人は見た目が一番」出世耳の謎
一人っ子政策が一人っ子国家を作った
ハニートラップで弱みを握る
ワイロ天国で広がる恐怖の「人肉捜索」

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操縦不能

「操縦不能」内田幹樹 原書房
北朝鮮からの亡命者をアメリカに輸送している。
亡命者を暗殺しようと、敵は機体に仕掛けを施した。
静圧孔を塞ぐと、外圧を感知できないのでコンピューターが誤作動して計器が狂ってしまう。
ボーイング747-400は機長二人が倒れてしまって、今はコーパイ一人で運行している。
メーデーの呼びかけに応じて、訓練センターのシミュレーターで機体とシンクロさせて飛ばすことを試みる。
機体のジャイロは有効なので、上下の角度、左右の舵だけを指示して、機体とシミュレーターとをシンクロさせることにする。
那覇までは誘導できた。
着陸させるにはシミュレーターでは限度がある。不可能なのだ。
さて、それからは。

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拒絶空港

「拒絶空港」内田幹樹 原書房
パリのドゴール空港に着陸する時、タイヤがパンクした。
回収された破片から、二つのタイヤがバーストしたと推定される。
タイヤは全部で18個あるから、そのまま折り返し便で成田へ飛ぶことにした。
離陸後、ドゴール空港のカウンターで放射能の反応があるとわかった。
成田便に放射能物質が積まれていることが危惧される。
タイヤも怪しいし、核物質も怪しいし、対策本部は途方に暮れる。
乗客に退職した理科の教員がいて、手作りでガイガーカウンターを組み立てた。
ワインに反応があった。
核物質を積んでいるということで、どこの空港でも着陸を拒否される。
ハイジャックの可能性も考慮して、自衛隊の戦闘機が撃墜する準備をしている。
ハイジャックとはハイジャック信号を発した場合、管制を無視して着陸を図ろうとした場合、どこの空港も着陸許可は拒否されたのだ。
さて、これからどうなることやら。

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査察機長

「査察機長」内田幹樹 新潮社
成田NYライン、そこで機長の定期審査が行われる。
名だたる厳しいチェッカーと、教官もやったことのある老ベテラン三人で操縦する。
NYJFK空港は猛吹雪、そこへ着陸を敢行する。
審査するチェッカーがコーパイの席に座って、コーパイの職務を担当する。
チェッカーにコーパイとしての段取りを命令してやらせなければならない。
試験官は指図を受けながら、機長を観察しているのだ。
指図のひとつひとつを吟味されているのだ。
ラインのパイロットになり機長として飛ぶには、定期運送用操縦士免許を必要とする。
身体検査も年二回受けねばならない。
脳波から精神科医の問診まであらゆる検査が半日かけて行われる。
操縦技術については、操縦審査が年二回、同時に、悪天候下における計器着陸のカテゴリー別技量が審査される。
同時に、口述審査もあり、法令、規則、規定、技術についての知識も問われる。
機長路線別審査は年一回、関連空港に関する筆記試験と口述試験がある。

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外泊許可を得て帰っています

尾道の病院に入っていますが
土日なので、外泊許可を得て、家に帰っています。

さて、この次は
「こんな本を読んだ」
連続アップが始まります。
なにしろ、暇つぶしには本を読むのが一番ですので。

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2012年7月16日 (月)

パイロット・イン・コマンド

「パイロット・イン・コマンド」内田幹樹 新潮文庫
ロンドンからシベリア上空経由で成田行きの旅客機です。
機長がふたり、副操縦士がひとり、フライト中は常に操縦士がふたり着席していて、交代で仮眠をとることになる。
面倒な乗客がいる。イギリスから日本へ、逮捕されて手錠に繋がれている特殊乗客と刑事がいる。
フライト中にトイレにライフジャケットが隠されていた。探すと、みっつも出てきた。
第二エンジンが爆発炎上し、燃料が漏れている。
その衝撃で、機長ふたりは負傷し、残るのは副操縦士だけになった。
操縦席にはふたりいないと操縦できない。CAのなかでセスナを習っている女性がいる。
むりやり操縦席に座らせた。通信を担当し、計器の読み上げをしてもらうのだ。
新潟上空から成田へ燃料はカツカツの状態、成田空港で滑走路トラブルで羽田へ向かうよう指示された。
燃料は足りるか、足りないか。
著者は前歴がANAの機長、着陸までの50ページは手に汗握ります。
未解決なことは残っています。
手錠に繋がれた特殊乗客はだれかに殺されたらしい。
ライフジャケットは密輸に使った小道具だったらしい。
本社のだれかさんの保身、保身に成功して昇進したこと。

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2012年7月15日 (日)

次長検事、次席検事

検事の職階はへんてこですよ。
検事総長のすぐ下は次長検事、民間の次長課長と混同しないように。
高等検察庁の長官は検察長、資格は検事正、そのすぐ下が次席検事、検事未満、検事見習いという意味ではないからね。
岡山地検や佐賀地検などの地方検察庁では三席検事がいるそうです。
エラサの程度がわかりにくい。
次長検事、次席検事で退官して、選挙に打って出たとする。
なんだ、たいしたことないじゃないか、と世間で値打を理解してくれない、かもね。

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右に出るものなし

A、高級車の中では右に出るものなし
B、高級車に並ぶと右に出るものなし
ふたつの違いがわかりますか。
Aは、高級車の中の最高級車を指しているのだが
Bは、前半と後半に相関関係がありません。前半の条件で後半が誘導されるわけではありません。
Bの言い方をして、Aにぶつけると、ギャグになったり、混乱を招いたり、ウケルかスベルか、そこは場の空気次第です。

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2012年7月14日 (土)

シャカリキ!

「シャカリキ!」丹沢まなぶ 小学館文庫
コミック「シャカリキ!」と映画「シャカリキ!」を下敷きに新しくノベライズしたものです。
小学校二年生、一番坂を自転車で登り切った。その年齢で登ったものは他にはいない。
日の大亀ヶ岡高校に入学する。
自転車部に入部する。
途中省略。ここのところが面白いのだが、残念ながら省略。
石渡山市民ロード-レース大会に参加する。
べらぼうな登り坂が連続しているのだ。
自転車レースはチームレース、エースのためにアシストはがんばって、エースが勝てばアシストも勝つ、ということなのだ。
主人公テルの姉の目でお話しは語られています。

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再会

「再会」横関大 講談社
第56回江戸川乱歩賞受賞作。
なるほどなぁ、本格派とは言えないにしても、謎を解くことに関しては乱歩賞に値するね。
小学生が万引きしたということでスーパー店長が主婦を恐喝する。金目当て、肉体目当てなのだ。
そのスーパー店長は拳銃で撃ち殺されていた。
23年前、銀行強盗が森の中で撃ち殺され、巡査も殺されて、拳銃だけが行方不明になったのだ。
たまたま、森の探検に出かけた小学生四人は拳銃を小学校の校庭にタイムカプセルとして埋めたのだ。
スーパー店長を撃つのに使われた拳銃はその拳銃だった。
いったい、四人の中のだれがタイムカプセルから拳銃を掘り出したのか。
出だしがいやらしいのですよ。
スーパー店長が恐喝するあたりで、この小説はハズレだな、やめにしよう、と思ったが、そこを乗り越えれば、あとは爽やかに読める。
横関大、なかなかのストーリーテラーです。

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チェインギャングは忘れない

「チェインギャングは忘れない」横関大 講談社
拘置所から刑務所へ懲役受刑者を護送するのだが、途中で襲撃されて、何人かが脱走した。
おなじころ、大型トラックの女のドライバーはヒッチハイクを頼まれて同乗させた。
このヒッチハイカー、なかなかの傑物で女ドライバーの息子の心を奪った。
一方、警察の動き
池袋警察署の平刑事二人の動きで警察を代表して描いている。
ま、これ以上お話しの筋書きをたどってもしょうがないのでやめにします。
結末は、あれれという類の終わり方だが、まぁ、ええじゃないか。学術論文じゃないのだし。
悪いやつが善いことをする、ピカレスクなのに、読後感はさわやか。
気持ちの負担になる、引きずるものがないところがよろしい。

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猫背の虎 動乱始末

「猫背の虎 動乱始末」真保裕一 集英社
大男の大田虎之助、安政の大地震で、当番方から市中見廻役に昇進した。異例である。
父親の手下だった咬みつき犬の松五郎と若い新八とが手下についた。
家に帰れば、母と出戻りの姉二人が根ほり歯ほり今日の一日をこまごまと聞きただす。
奉行所での報告を家庭でも繰り返しているようなものだ。
地震がらみの騒動で打ちこわしが発生しそうだ。
武家屋敷の門を次々と叩いて町方に加勢してくれるよう依頼する。
こんなことで、武州忍藩松平上野守の家老の知己を得る。
将軍継嗣の件で、幕閣は対立していると聞く。
あかんぼさらい
幕閣批判の読売
吉原から逃げてきた女郎
お救い米が帳面より多い
死体が盗まれた
ひとつひとつの事件は小さいが、大田虎之助、ちゃんと目を光らせて解決した。
毎晩聞き出していく母の推理もどんぴしゃり、安楽椅子探偵もそこのけ、母の指摘が大きいのです。

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素人がいっぱい

「素人がいっぱい」新野剛志 東京創元社
サブタイトルに「ラブホリックの事件簿」
主人公は素人専門デリバリーヘルス「ラブホリック」の店長、家では、大学時代の同級生が居候している。
彼はインド帰りのヨガ行者。
デリヘルに応募してきた女の子が殺されたというテレビ報道があってその殺されたはずの女の子に街頭で出会ったり、家出した娘がそこで働いているはずだと無理な訪問があったり、事件は、デリヘル嬢に関わることが多い。
店長と居候、どっちがホームズでどっちがワトソンか、安楽椅子探偵のカテゴリーですね。ゆるいお話しを連ねております。
言っときますが、なんぼデリヘルが舞台でも、お色気とか、業界の内幕とか、そういうものはありません。
五編の短編集です。

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大江戸釣客伝<下>

「大江戸釣客伝<下>」夢枕獏 講談社
吉良邸へ赤穂浪士が討ち込む。吉良の首は取られた。
津軽采女を含めて吉良の縁者は世間から軽んじられる。
上巻で、巻頭で釣り上げた土左衛門の正体がわかった。
投竿翁と名乗って、「釣秘伝百箇条」という本を書いた釣師だった。
触発されて、津軽采女も本を書くことを志す。
完成した本が「河羨録(かせんろく)」日本で最初の釣についての指南書なのだ。
将軍綱吉が死んだ。
即日、生類憐みの令は廃止になった。
采女は、将軍家小姓の職を去って16年、長い間、釣を禁じてきた。
これでやっと釣ができる。

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大江戸釣客伝<上>

「大江戸釣客伝<上>」夢枕獏 講談社
津軽采女は四千石の旗本の当主、父がしくじったので小普請組という閑職にいる。
家令に教わって釣を始めた。これにはまった。
吉良上野介義央の娘を嫁にとった。
義父の運動で将軍家小姓に出世した。
時の将軍徳川綱吉、生類憐みの令の将軍なのだ。
綱吉が悪夢を見て小姓の采女を刀で斬った。
采女は小姓の職を去った。
上巻でのメインストーリーはこっちだが、上下巻通してのメインストーリーは、巻頭で土左衛門を釣り上げた、これが最大の話しの流れ。
宝井其角(芭蕉の門人)
多賀潮湖(後の英一蝶)
紀伊国屋門左衛門
水戸光圀
これらの人物が釣の好きものとして顔出しをする。

こんな文字は読めますか?
鱠残魚=キス
王余魚=カレイ
紗魚=ハゼ

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尾道の病院に転院しました

突発性難聴で入院しました。
現在は、尾道のみつき総合病院に転院して高圧酸素療法を受けています。
今日のところは、三連休なので外泊許可をもらって家に戻っています。

これから数件、怒涛の連続投稿、本の読後感が連なります。
入院中は、本を読むしか暇つぶしがないもので、こんなことになりました。

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2012年7月 8日 (日)

世界を創った男 チンギス・ハン 4

「世界を創った男 チンギス・ハン 4」堺屋太一 日本経済新聞出版社
チンギス・カンは日本海からカスピ海の向こう、ロシアの版図までを領域に置いた。
南はインドも蹂躙した。
金朝、南宋も支配下に置き、現在のイラン・アフガンの地のホラズム帝国も粉砕した。
チンギス・カン最後の攻め場所は西夏、西域の入り口の国だった。
この小説は日経新聞で連載されたのだ。
書き手も事象を平易に伝えなければならないし、読み手も上質だったので、連載が成立したのだ。
堺屋太一は、モンゴル帝国をパックス・アメリカーナに比肩している。
大量報復主義、不換紙幣、手法は同一なのだ。
絨緞爆撃は米軍の手法だし、ドルは世界中に通用している。これはモンゴルと同様のこと。
チンギス・カン以前は、氏部族の並立で、カンの命令は族長を経たうえで再伝達されていった。
チンギス・カンは、氏部族を解体し、奴隷、隷属民、流亡者でも、功績があれば登用した。
中世氏部族社会から絶対王政に組み替えた。
帝国一律に法を適用し、税制、通貨、も帝国一律にした。
堺屋太一は、折々のありようを、日本の戦国時代の武将と比肩して示してくれる。
チンギス・カンのこの状態は、織田軍団の羽柴秀吉のこのレベルと似たようなもの。
武田軍団の信州での武将と比べて、このレベルのもの。
チンギス・カンと言ったり、チンギス・ハンと言ったり、どっちなんだい。
現地ではKhan、どっちも正解なんですね。

一気に読んだが、とても面白かったです。

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2012年7月 7日 (土)

世界を創った男 チンギス・ハン 3

「世界を創った男 チンギス・ハン 3」堺屋太一 日本経済新聞出版社
ブルカン山麓のキャト族の一氏族にしか過ぎないチンギス・カンが何度も対戦する難敵がある。
子供のころは盟友だったジャムカが対抗勢力を糾合している。カラトン(ウランバートル)のケレイト族のトオリル・ハンとは同盟したり、敵対したりしている。
西の果て、アルタイ山脈まで逃げた。トオリル・ハンと同盟して勝った。東の果て、興安嶺山脈の大壕を越えて金国の境界内で越冬したこともある。
ジャムカ、トオリル・ハン連合に対抗して勝った。
逃走した敵がアルタイ山脈のナイマン族に逃げたので、追いかけて殲滅した。
これで、興安嶺山脈からアルタイ山脈まで対抗する敵はいなくなった。

大急ぎで読み込んできました。
理解しやすいように整理して書き分けるのは大変なテクニックです。
残りあともう一巻。

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世界を創った男 チンギス・ハン 2

「世界を創った男 チンギス・ハン 2」堺屋太一 日本経済新聞出版社
一巻では、父が死んで会社は倒産、やっと家族で家業を始めたようなものだった。
2巻では、やっと中小企業クラスにまで持ち直したのだ。
テムジンからジンギス・カンと、世間からカンと呼ばれるほどになる。
山の民や各氏族のアウトサイダーを傘下に集めて成長している。
旧秩序を尊重していては成長できない。
全員を直接統治できる絶対王政を目指すようになる。
ジンギス・カンの考えること、「人間(じんかん)に差別なし、地上に境界なし」

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世界を創った男 チンギス・ハン 1

「世界を創った男 チンギス・ハン 1」堺屋太一 日本経済新聞出版社
名前の区分け、一族内の関係、敵味方、など、区別が付くかな、と危ぶみながら読み始めました。
なんの、なんの、それぞれの人間関係がよくわかります。
期待せずに読み始めたのに面白く読めました。
次巻の展開が楽しみです。
テムジンは一氏族長の長男に生まれたが、早く父が亡くなったので、一族はばらばらになった。
家族だけの集団から一族を糾合するまでの、勃興期、準備段階です。
青い狼などの先祖の伝説がそれぞれ違う氏族が興安嶺山脈から西域の間で遊牧している。テムジンはモンゴルのキャト氏族に属している。

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グッバイ・ヒーロー

「グッバイ・ヒーロー」横関大 講談社
江戸川乱歩賞作家だから本格ものかと思って読み始めたが、ハードボイルドだった。
アマチュアバンドギターボーカルの伊庭亮太は宅配ピザ屋でアルバイトしている。
ピザの配達で行ったところは人質立てこもりの現場だった。
人質のひとりを助けた。
ところがその人質、ただものではなく、運び屋ジローと呼ばれる裏稼業の人間だった。
人質立てこもり犯も逃げた。
宅配ピザがむちゃくちゃ活躍するのですよ。
わたし、今まで宅配ピザを頼んで食べたことがない。
そこは残念だなぁ。

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無意識過剰

「無意識過剰」阿川佐和子 文春文庫
「である」「なのだ」の硬い文体で」きわめて柔らかい内容を書き連ねていく。
文章が上品なのだ。
自己周辺の話題なのだが、行動範囲が広いので、へぇ、へぇ、へぇぇぇ、驚くお話しに満ちております。

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元祖スバラ式世界

「元祖スバラ式世界」原田宗典 集英社文庫
北杜夫のどくとるまんぼう、遠藤周作の狐狸庵先生、のように、別人格で書くのではなく
表看板の戯曲、小説と同じ名前で書いているので、看板のほうを損ねるかもしれない。
ただし、看板の作品は読んだことがない。

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スバラ式世界

「スバラ式世界」原田宗典 集英社文庫
雑文というか、戯文というか、漫談を書き連ねたような文章ですね。
文体としては、椎名誠?と似たような文体で、ていねいとぞんざいが入り混じった文体です。

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セカンドウィンドII

「セカンドウィンドII」川西蘭 ピュアフル文庫
金剛ヶ峯レースで成績が良かった。
スポーツ推薦で南雲学院高等部に入った。
悪いイメージに悩まされるようになった。
肝心なスプリント箇所で路面にオイルがこぼれているような気がする。
最初は金剛ヶ峯レースのとき、校内のタイムレースでもそれは起きた。
溝口洋には、山岳に強いとか、スプリントに強いとか、突出した特徴があるわけではない。
中心メンバーから補欠メンバーに回された。
サポートメンテの仕事が中心になってくる。
カナダから留学生が来た。
アテンドの役目は洋となった。
彼らはMTB、岩に登ったり降りたり、そっちが好みなのだ。
気分転換になったのか、メンバー選考レースではトップになった。
全国大会のゴール、道がオイルで汚れているというイメージは消えた。

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セカンドウィンド

「セカンドウィンド」川西蘭 ピュアフル文庫
溝口洋は中学二年生、もうすぐ三年生になる。
「南雲サイクルフェスティバル」星雲杯ジュニア自転車レース、参加資格は小学校高学年、中学生。商品はロードバイク。
大部分の参加者がロードバイクに乗っているのに、洋は郵便配達の自転車、ハンディがあるのに三位だった。
それで、南雲デンキジュニアチームに誘われた。
テスト期間が三ヶ月、三ヶ月の成績でチームに加入できるかどうか判定される。
チーム内の、人を押しのけてでもという粗暴な空気に馴染めないのと、祖父の許可を得ていないのと、ふたつの理由でチームに入るのは辞退する。
田村岳に出会い、清雲峠に挑む。
清雲峠は激坂で、メヂューサの一瞥、天狗の蹴落としの難所がある。
きついヒルクライミングも登り切った。
金剛ヶ峯自転車ロードレース大会、参加するのに決死の覚悟で祖父の承認を得た。
どうやら父もサイクルレーサーだったらしい。父が死んだのも自転車と関係があるのか。
いよいよ金剛ヶ峯レースが始まるというところで、そこまで。
お話しは次巻に続きます。

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ゴールデンスランバー

「ゴールデンスランバー」井坂幸太郎 新潮社
仙台の大学で学んだ四人の仲間、今はそれぞれ社会に出ている。
青柳雅春は宅配便の運転手をしている。
配達先で襲われそうになっているアイドルを助けた。
それで有名になった。
首相が仙台でパレード中に爆弾で暗殺された。
ラジコンヘリに爆弾を積んで爆発させたのだ。
青柳の知らない、自分ではない画像がテレビに出てくる。
顔はそっくりだが、自分ではない。
青柳は逃げる。警察から逃げる。
逃げる最中に、いろいろな手助けが出てくる。
大学時代のサークルの仲間だったり、見も知らぬ人だったり。
ゴールデンスランバーとは?ビートルズの最後のナンバー。はぁて、どんな曲だったかなぁ。
読み終わってすぐもう一回も見返してみた。
最初に読んだときは湯気で曇ったガラス越しのお話しだったが、二度目は、ピタリ、ピタリと、ピントが合って話しがわかる。
この本は二度読みがおすすめ。

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オーディンの鴉

「オーディンの鴉」福田和代 朝日新聞出版
東京地検、特捜部に所属している主任検事柏木は特捜直告一班を指揮している。班員は湯浅(主人公)仙道、安見。
家宅捜索の直前に被疑者の国会議員は自殺した。
ネットに中傷の動画があふれていた。
ネットの内容を分析してみると、携帯の通話記録、クレジットカードの使用歴、スイカ・パスポの使用歴、メール、インターネットの閲覧履歴、ネットショッピングの登録・使用、防犯カメラ画像、などなど。
仲介者に右翼の大物・瓶子剛三が浮かび上がってきた。
瓶子の関係している会社にデータセンター、バックアップセンターがあることがわかった。
湯浅と安見にそれぞれの写真が送られてきた。防犯カメラの画像だ。
さらに、湯浅の自宅に娘の写真が送られてきた。
心当たりがあると出て行った安見は殺されてしまった。
さて、このあとは?
ネタバラシになるので言っちゃいけないけど、胸躍るクライマックスが繰り広げられます。
ネット社会、情報社会とは何か、ちょっと考えさせられますね。
手紙の差出人がオーディンの鴉、オーディンの鴉とは、北欧の神話で、オーディンという神が両肩に止まらせた二羽の鴉を使って世界中の情報を拾ってくる、その神話が由来です。

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防波堤

「防波堤」今野敏 徳間書店
サブタイトルに、横浜みなとみらい署暴対係
暴力犯係の係長が諸橋、身分は警部で本来なら課長級だが、降格されて係長。
通常なら係長に座るべき城島警部補は係長補佐の立場にいる。
他に部下が四名。いずれも優れ玉だ。
警官側がマル暴。
ヤクザ側がマルB。
呼び名はそう決まっている。
昔気質のヤクザがいて、神野神風会を名乗る老人。子分はたったひとり。ふたりで組みを張っている。
マル暴とマルB、お互いに知恵を借りたい、情報を交換したり、の仲なのだ。
この短編集で、どれが一番面白いか。
最後の「鉄砲玉」誰かが酒場で暴れて諸橋の名前を出す。そんな事件が二件続く。
神風会の神野が襲われる。
襲ったやつは雇われで、元警視庁のマル暴。指図したのは、今刑務所で服役中のヤクザ組長。
この「鉄砲玉」では、短編集それぞれで主人公だったメンバーが全員顔をそろえるのは面白いなぁ。

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続天僕先生診療控

「続天僕先生診療控」美原研 新樹社
第四話、八丁堀七不思議
第五話、女掏摸(めんびき)お蘭
第六話、罠
天僕先生、すっかり八丁堀に居ついてしまいます。
好んで八丁堀に居ついたんじゃないのです、与力同心の手当てが少ない、屋敷地が広いので、どこの家も建て増して貸家で生計を立てているのです。
診療と捕物帳が混ぜこぜのはずだが、だんだんと患者側にお話しの中心がずれていく。それも当たり前のことか。
著者の先祖が天僕先生で、先祖の業績を書き留めておきたい、この小説のスタートはそこです。
第四話では、幽霊を装った泥棒のお話しです。
泥棒したんだが、横からかっぱらった者がいる、という不意打ちのお話しです。
セオリー破りの手法だなぁ。
第五話、すりの世界のお話しで、子供が患者、母親が子供と一緒に佐倉順天堂という病院で、ナースとして働くよう、紹介状を書く、というお話し。
第六話、丁半博打のお話し。
設楽天僕先生も八丁堀の役人も出番がわずかで、天僕先生診療控もお話しが尽きたかしらね。

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2012年7月 6日 (金)

6月に読んだ本

6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2799ページ
ナイス数:20ナイス

天僕先生診療控天僕先生診療控
設楽徳治、伊勢崎藩の藩医です。長崎に留学してポンぺに学んだ。長崎から帰って、天僕と名前を改めた。江戸の師から手紙が来た。江戸で師匠の手伝いをせねばならない。「江戸除痘館」で働いたが、役人医者は性に合わない。町方で町医者を開くことにした。日精堂と名付ける。開業したところは八丁堀で、与力同心と親しくなり、死体改めなどに呼び出されることもある。医者の診療控なのやら、捕物帳なのやら、そんなお話しなんです。捕物帳とは、ほんまにあるんだそうです。与力同心は、奉行所に帰ると、一日の捜査記録を書いて提出するのだそうです。
読了日:06月27日 著者:美原 研

サウンド・オブ・サイレンスサウンド・オブ・サイレンス
女子高校一年生、夏子、同じクラスに春香がいる。春香の聾学校時代の先輩、美紗がろう者のダンスコンテストがあるのを探してきた。同じろう者の澪を仲間に加えた。澪は大学生で、コーチに尾崎を無理に加えた。夏子はマネージャーの役目を志願した。ろう者ダンスコンテストで優勝した。燃え尽き症候群で数ヶ月何もする気もなくなったが、やはり復活した。第六回学生ダンスバトルに応募することになった。ろう者のコンテストではなく、健常者ばかりが戦いの相手となる。で、結果は。そこは言わない。語らない。耳の聞こえない女の子がダンスを踊るのだ
読了日:06月25日 著者:五十嵐 貴久

ぼくたちのアリウープぼくたちのアリウープ
ジュンペイ、名門高校、私立国分学園高校に入学しました。学力より運を使って入学したわけです。さっそく、バスケット部に入部。ところが、3年が不祥事を起こして、3年は退部、一年間対外試合禁止、残った2年は1年が入部するのを阻止します。必死の努力で、8月31日に2年と1年が試合することを申し込みます。1年が勝てば入部する、2年が勝てば1年は入部を認めない。最初7人いた入部希望者がとうとう2人しかいなくなってしまった。バスケットボールは5人いなければ試合にならない。必死に掻き集めて6人まで人を集めた。
読了日:06月22日 著者:五十嵐 貴久

オケ老人!オケ老人!
たまたま市の文化センターでコンサートをやっている。入って聞いて感激した。再びバイオリンを弾きたくなった。電話して、オーケストラを訪問した。えらく老人ばっかりの楽団だな。間違えたのだ。聞いたのは梅が岡フィルハーモニー、ここは梅が岡交響楽団、間違えて入門を願い出たのだ。見込まれて、コンサートマスター、指揮者として面倒を見ることになってしまった。老人ばっかりで、へたくそばっかり。手の付けようがない。梅が岡フィルハーモニーにも入門を願い出て、楽団をふたつ掛け持ちすることになった。腕が悪いと除名されてしまった。
読了日:06月19日 著者:荒木 源

人生教習所 (2011-09-30T00:00:00.000)人生教習所 (2011-09-30T00:00:00.000)
人間再生セミナー、第三回小笠原塾開校、この広告に惹かれて集まったのは、ひきこもりの東大生、元やくざ、デブ女で人見知りの激しいフリーライター、社交的な定年退職者、これらの人物が主人公だ。小笠原島父島で講義があり、中間試験に合格したものだけが母島での講義に進める。成績の良かったものには、就職の斡旋が行われる。それを目的に受講生はがんばる。普通なら隣り合うこともない人と無理にでも隣り合うのが泊まり込みセミナーというものだ。だんだんと心が通い合い、自分に欠けているものを補うことを始めるようになる。
読了日:06月18日 著者:垣根 涼介

おれは清麿おれは清麿
幕末のころの刀匠のお話しです。名主と刀匠を兼ねた家柄で、兄を師匠として刀匠を志す。短い刃鋼と心鉄をもらって刀を打ち始めた。短い短刀、切り出しナイフほどの短い短刀を作った。この種の短刀を小烏丸という。これが最初に作ったもの、だれの助けもなく自分一人でつくった。兄も目を見張るほどの出来栄えだった。山浦正行、刀鍛冶の道には懸命だが、女癖が悪い。隣村の名主の娘に夜這いに行って、婿入りをはたした。信州の片田舎から信州松代の鍛冶屋に入った。そこでも出戻りの娘とねんごろになった。江戸に出た。刀鍛冶の腕はどんどん上がる。
読了日:06月15日 著者:山本兼一

赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖赤絵そうめん―とびきり屋見立て帖
「千両花嫁」「ええもんひとつ」に続くとびきり屋見立て帖のシリーズです。表紙絵が中年夫婦のように見えるが、嫁にむかえてまだ半年のほやほやなんです。半年そこそことは思えない商才で、得意先に吉左衛門が登場します。銅(あかがね)屋、銅山から始まって為替店、大名貸しまでやっているというと、あの井桁のマークを彷彿とさせるお方やないですか。坂本竜馬、桂小五郎、近藤勇、芹沢鴨までがとびきり屋の店先に登場します。銅(あかがね)屋吉左衛門、さすがに大商人です。けっこう意地悪で、意地悪をかいくぐって商いに結び付けていきます。
読了日:06月14日 著者:山本 兼一

限界集落株式会社限界集落株式会社
町村合併で幕悦町という名前だが、合併前は止村(とどめむら)、今では数軒しか残っていない集落なのだ。主人公優は静養のためこの集落に来た。祖父の家が残っているのだ。父は早くに家を出て、優はほとんどこの家に記憶がない。若い娘と父親がいて、農業研修の男女3人の若者がいる。他は、じいさんばあさんと嫁のこない40男がいるだけの村だ。はずみで、営農集団を立ち上げることになった。優は代表に就任する。共同代表に若い娘が就任する。その営農集団が販路を開拓して軌道に乗せること、それがこのお話しのテーマです。農業研修の若者3人も
読了日:06月12日 著者:黒野 伸一


2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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カムバックしました

6月28日に入院しました。
急性難聴です。
ずっと大量の点滴の処置を受けました。
めまいと嘔吐は消えました。
右の耳が聞こえなくなりました。左の耳は無事です。
今後、6ヶ月のうちに、回復するか、回復しないか、様子を見ましょうということです。
ま、自動車が運転できるほどには回復した、ということです。
入院中、PCに触ることができなかったので、通信途絶状態になっていました。
これが復活宣言です!

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