高校生レストランの奇跡
「高校生レストランの奇跡」岸川政之 伊勢新聞社
三重県多気町で相可高校というと、高校生レストランで有名です。
テレビドラマにもなりました。
その高校生レストランの立ち上げに役場の職員が関わっていたのです。
店の名前が「まごの店」五桂池ふるさと村に間借りして立ち上げたものです。
五桂池ふるさと村とは老人福祉施設、若者が出入りして、お客もいっぱい来るので、年寄にも喜ばれています。
実は、この本、高校生レストランのことばっかり書いてあるのではないのです。
五章の構成になっていますが、高校生レストランのことが書いてあるのは第一章にあります。
残りは、役場の職員岸川政之が役場の中で、役場の勤めちゅうのは面白くもないな、から、その中で面白さを探し出す過程が書いてあるのです。
「高校生レストランの奇跡」という題名より「役場職員の右往左往」こっちの題名の方がふさわしいかもしれません。
五章で、成人し、子育てしながら「まごの店」と同じような店ができないか。
「せんぱいの店」として、スーパーのテナントで店を立ち上げるのにも協力します。
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