うなドン 南の楽園にょろり旅
「うなドン 南の楽園にょろり旅」青山潤 講談社
以前に「アフリカにょろり旅」を読んだことがあります。
これは第二作なんですが、時系列ではこっちのほうが昔になります。
インドネシアのバリ島からスマトラ島へ、うなぎを求めて、現地のひとへ頼めばカーバッテリーを使って電気ショックで魚を総取りにする。
うなぎはいなかったね。青酸化合物を撒こうとする。
タヒチに転戦する。
うなぎにも種類があって、タヒチにいるうなぎで、オブスキュラやマルモラータは既に標本を得ている。
タヒチで探しているのは、メガストマと言う種類なのだ。
マルはなんぼでも捕れるが、メガは全然捕れない。
この旅ではどんなに頑張ってもどうにもならなかった。
のちに再来したときにはメガはなんぼでも捕れた。
うなぎ養殖業のお話しではないのです。東大海洋研究所の仕事で、日本のうなぎの産卵場所はマリアナ諸島の西にあることを発見しています。
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