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2012年7月16日 (月)

パイロット・イン・コマンド

「パイロット・イン・コマンド」内田幹樹 新潮文庫
ロンドンからシベリア上空経由で成田行きの旅客機です。
機長がふたり、副操縦士がひとり、フライト中は常に操縦士がふたり着席していて、交代で仮眠をとることになる。
面倒な乗客がいる。イギリスから日本へ、逮捕されて手錠に繋がれている特殊乗客と刑事がいる。
フライト中にトイレにライフジャケットが隠されていた。探すと、みっつも出てきた。
第二エンジンが爆発炎上し、燃料が漏れている。
その衝撃で、機長ふたりは負傷し、残るのは副操縦士だけになった。
操縦席にはふたりいないと操縦できない。CAのなかでセスナを習っている女性がいる。
むりやり操縦席に座らせた。通信を担当し、計器の読み上げをしてもらうのだ。
新潟上空から成田へ燃料はカツカツの状態、成田空港で滑走路トラブルで羽田へ向かうよう指示された。
燃料は足りるか、足りないか。
著者は前歴がANAの機長、着陸までの50ページは手に汗握ります。
未解決なことは残っています。
手錠に繋がれた特殊乗客はだれかに殺されたらしい。
ライフジャケットは密輸に使った小道具だったらしい。
本社のだれかさんの保身、保身に成功して昇進したこと。

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