無料ブログはココログ

« 世界を創った男 チンギス・ハン 3 | トップページ | 尾道の病院に転院しました »

2012年7月 8日 (日)

世界を創った男 チンギス・ハン 4

「世界を創った男 チンギス・ハン 4」堺屋太一 日本経済新聞出版社
チンギス・カンは日本海からカスピ海の向こう、ロシアの版図までを領域に置いた。
南はインドも蹂躙した。
金朝、南宋も支配下に置き、現在のイラン・アフガンの地のホラズム帝国も粉砕した。
チンギス・カン最後の攻め場所は西夏、西域の入り口の国だった。
この小説は日経新聞で連載されたのだ。
書き手も事象を平易に伝えなければならないし、読み手も上質だったので、連載が成立したのだ。
堺屋太一は、モンゴル帝国をパックス・アメリカーナに比肩している。
大量報復主義、不換紙幣、手法は同一なのだ。
絨緞爆撃は米軍の手法だし、ドルは世界中に通用している。これはモンゴルと同様のこと。
チンギス・カン以前は、氏部族の並立で、カンの命令は族長を経たうえで再伝達されていった。
チンギス・カンは、氏部族を解体し、奴隷、隷属民、流亡者でも、功績があれば登用した。
中世氏部族社会から絶対王政に組み替えた。
帝国一律に法を適用し、税制、通貨、も帝国一律にした。
堺屋太一は、折々のありようを、日本の戦国時代の武将と比肩して示してくれる。
チンギス・カンのこの状態は、織田軍団の羽柴秀吉のこのレベルと似たようなもの。
武田軍団の信州での武将と比べて、このレベルのもの。
チンギス・カンと言ったり、チンギス・ハンと言ったり、どっちなんだい。
現地ではKhan、どっちも正解なんですね。

一気に読んだが、とても面白かったです。

読書メーター

広島ブログ

« 世界を創った男 チンギス・ハン 3 | トップページ | 尾道の病院に転院しました »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 世界を創った男 チンギス・ハン 3 | トップページ | 尾道の病院に転院しました »

最近のトラックバック

2019年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30