「和解せず」藤田宜永 光文社
もう還暦の主人公はプロモーターが職業だ。
海外からクラシックの音楽家を呼んできて興行するのが仕事だ。
若いころ、父と喧嘩別れして独立した。
父は代議士で、引退後は、弟が代議士を引き継いでいる。
ヨーロッパで活躍中のオペラ歌手、若いころ、日本にいたころ関係があった。
異母兄妹、あるいは、異父兄妹、近親相姦も恐れないことが、この小説の怖いところだ。
引き込んで行く筆力は強いです。
政治資金のお話し、近親相姦のお話し、終わったなという共感はあるが、読後感は爽やかなものではありませんね。



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