「猫除け 古道具屋 皆塵堂」講談社 輪渡颯介
前作「古道具屋 皆塵堂」では銀杏屋の息子が皆塵堂の修行に来て、銀杏屋の太一郎が主人公でした。
今度の主人公は、皆塵堂の主人、伊平次、彼を芯にしてお話しが進んで行きます。
お話しの始まりは、故郷を追い出された庄三郎、幽霊が見えるので、それを縁に居候を許しております。
猫除け、がタイトルにある通り、猫が狂言回しに登場します。
怪談話し、ええ、怪談話しです。そこそこ怖いが、ひたすら怖さを煽り立てるような仕立てではない。
ゆるい人物たちがゆるく動きながらお話しを進めていきます。
作家の輪渡颯介は【わたりそうすけ】と読むようです。



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