市町村合併で村が町に
市町村合併で合併前の○○村が○○町に町名変更となるのはよくあることです。
ところが、へそまがりがあるのを見つけました。
平成17年、島根県鹿足郡柿木村と鹿足郡六日市町は合併し、吉賀町となりました。
柿木村は、明治22年 鹿足郡大野原村、柿木村、椛谷村、木部谷村、下須村、白谷村、福川村が合併し、柿木村が発足したものです。
吉賀町発足後は
島根県鹿足郡吉賀町柿木村大野原
島根県鹿足郡吉賀町柿木村柿木
島根県鹿足郡吉賀町柿木村椛谷
島根県鹿足郡吉賀町柿木村木部谷
島根県鹿足郡吉賀町柿木村下須
島根県鹿足郡吉賀町柿木村白谷
島根県鹿足郡吉賀町柿木村福川
柿木村の名称を引き継ぎ、さらに、明治の旧村名も引き継いでいます。
この界隈を車で走ると、道路標識を見ても、カーナビを見ても、柿木村が現れるので
え、これはどういうこと?
ちょっと混乱してしまいます。
どうやら、合併しても柿木村の名前を変えなかった、守り抜いた、そういうことのようです。
見識が高いと褒めるべきか、頑固一徹とあきれるべきか、評価に迷っております。
なんだか意地になっているようで、これは住民の総意でしょうかねぇ。
吉賀町と名前は昇格したのに、吉賀町柿木村と続けるのは、高校生中学生にとっては迷惑に思うかもしれませんね。
どういう事情でこんな事態になったのか知りたいもんです。
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