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2012年11月14日 (水)

147ヘルツの警鐘

「147ヘルツの警鐘」川瀬七緒 講談社
江戸川乱歩賞の「よろずのことに気をつけよ」が面白かったので、第二作も読んでみました。
サブタイトルに、法医昆虫学捜査官とあります。
処女作は呪いがテーマ、これは昆虫がテーマです。
147ヘルツ、何のこと?150ヘルツがスズメバチの羽音、147ヘルツがハエの羽音、スズメバチのものまねをして鳥などから逃げているのだそうな。
本庁一課の警部補と所轄の若い刑事がコンビで行動します。
それに、大学準教授の女性の昆虫学者が参加します。
放火された建物に焼け焦げた死体が放置されている。
死体の体内にはウジがボール状になって大量にある。昆虫学者はそのウジから調査を開始します。
なかなかの筆力で、ところどころ、おかしい。にやりとしたり、くすくすとつい笑いがこぼれてしまいます。
ベタなところでは、茶碗にウジをいれて湯をかける、これは[ウジ茶]、ホラーと笑いが紙一重なんですよ。
熱をかけてウジの成長を止めるためなんだそうです。
著者の川瀬七緒、オカルトもの、怪奇ものに専念しているんじゃないかと気がかりだったのですよ。
とんでもない、昆虫のウンチクをひろげてとどまるところがありません。
第三作目も脱稿したようです。
川瀬七緒、これはひいきにしなきゃなるまいて。

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