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2012年11月13日 (火)

よろずのことに気をつけよ

「よろずのことに気をつけよ」川瀬七緒 講談社
第57回江戸川乱歩賞受賞作です。
祖父が殺された。
床下に怪しげな呪いの道具が置いてある。
ツテをたどって、文化人類学民俗学の主人公のところへ女子大生が訪ねてくる。
これは呪禁師(じゅごんし)の仕業だな。
呪禁師は、陰陽師安倍晴明が追放してしまった。今でも呪禁師の痕跡を見るとは驚きだね。
ストーリー展開が容易に判るように時間を遡りますね。
祖父が若いころ、なにかやってしまったのですよ。
呪禁師の子孫が追いかけて50何年後に殺してしまった、こういうことです。
それを、現在から遡って逆にたどるのがストーリーです。
さすが江戸川乱歩賞、横溝正史の小説のように、いや、もうちょっと気楽に読めるかな、オカルトの香りが強いストーリーです。
さすがにクライマックスでは頭髪にチリチリ戦慄が走ってくる。
読み易い、続いて、怖い、最初はほどほどの怖さだが、最後はうんと怖い。
ホラーは好みではないのだが、この程度なら許せるかな。

江戸川乱歩賞、同時受賞に「完盗オンサイト」があります。
これも面白かった。この回の受賞作は豊作だったんですね。

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