幸せの条件
「幸せの条件」誉田哲也 中央公論新社
血まみれ誉田哲也とさわやか誉田哲也があります。
これはどっちかとひやひやしながら読み始めたが、すぐに血まみれのほうではないとわかりました。
だめな女の子が長野に長期出張を命じられます。
バイオの原料を確保するため農家と契約してこい。
農家に泊まり込みます。
で、農作業に携わる、描写のほとんどは農作業のあれがどうとか、これがどうとか。
血まみれ誉田哲也とさわやか誉田哲也に二分しましたが、あたらしくほのぼの誉田哲也が誕生した。
血まみれを捨てて、ほのぼのに軸足を移すのもええよ。
読みながら吹き出すところもいっぱいあります。
こっちがええ。血まみれで顔をゆがめながら読み続けるよりええ。
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