語りつづけろ、届くまで
「語りつづけろ、届くまで」大沢在昌 講談社
坂田勇吉シリーズというんだそうです。
ポテトチップの会社のサラリーマン、それでいて、ほんとはスーパーマン。
老人会に販路を広げるため、つるかめ会に坂田勇吉は出入りしております。
同じように出入りしているボランティアが詐欺犯だったことがわかる。
現金3億円を隠していることがわかる。
偽刑事とは知らずに、その偽刑事から詐欺犯を追うよう協力依頼を受ける。
詐欺犯から呼び出された場所には死体があった。
六本木の新興ヤクザと下町のヤクザに挟まれて、この先、どんなことになるんでしょう。
ほとんど会話でストーリーが運ばれるんですよ。
新宿鮫のシリーズや狩人のシリーズとは味わいが全然違います。
ゆるいのですよ。サラリーマンだからね、ゆるくて当然なんだが、捨て鉢の具合がなんともよろしい。
坂田勇吉シリーズ
[走らなあかん、夜明けまで]これは読んだことがある。10年前か20年前のこと。
[涙はふくな、凍るまで]読んだか読んでないか記憶がないのですよ。
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