特殊警備隊ブラックホーク
「特殊警備隊ブラックホーク」福田和代 幻冬舎
現在から何十年か先の話しで、近未来の時代のお話しなんですよ。
高級自動車はヒュンダイか中国のなんちゃらかインドのタタの自動車で
住民の半数以上が中国人か東南アジアから移住したもの、子、孫だという時代です。
なんか感情を逆なでする設定だなぁ。
武器を携帯できる特殊警備業が認可されて、ブラックホークという警備会社のお話しです。
要人を警護するのが仕事、第一章では、ロボットメーカーの天才研究者、第二章では、PC会社の中興の祖、第三章では、兵器重工の社長、第四章では、政党の幹事長、警備するのが仕事です。
テロリスト集団がいて、名前がクーガ、襲撃する一方で取引して金銭を得ていく集団です。
最後の章では、クーガのトップ二人を殲滅して完結します。
あまりに未来小説で、仮面ライダーやゴレンジャーの世界のようで、よぅ付いて行けない。
映画マトリックスに没入できる人なら素直に読めるだろうが、そうでなければなかなか読みにくいよ。
うんと遠い遠未来は想像がついて行けない。ちょっと先の近未来ならなんとかなるんだがね。
要人警護だから、要人ごとに章が別になるわけです。
一章、三章、四章では警護すべき対象が悪人、二章だけは違って、ビル・ゲイツかスティーブ・ジョブズを思わせる人物、彼なら守ってやろうと意欲が湧いてくる警護対象者です。
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