日本人て、なんですか?
「日本人て、なんですか?」竹田恒泰・呉善花 李白社
竹田恒泰は旧皇族の子、呉善花は韓国から日本に帰化
二人の対談です。
第1章[自然の猛威と日本人][東日本大震災で発揮された底時からの秘密]
第2章[日本人が発明した融合思想][イデオロギー対立を超える未来性]
第3章[天皇の権威と皇室の「適応性」][二〇〇〇年の存続を可能にしたもの]
第4章[海外からの視線、海外への視線][学ぶべきもの、とんでもないもの]
第5章[海外が注目する日本のカッコよさ][クール・ジャパンの先にあるもの]
とても読み易いです。どっちかというと、呉善花のほうが発言の量が多い。竹田恒泰は相槌を打って話しを繋げている感じ。
偉いのは編集者です。
途中に[中見出し]を入れて、論点を整理・リードしている。
話しの途中でも、どんどん[中見出し]を入れて論点の転換を示している。
第1章、第2章、第3章、第5章は他の本でもよく取り上げられるからあえて採録しないが
第4章では
海の彼方の常世国への信仰
日本にしかない「オカミさん文化」
外国文化吸収力のすさまじさ
作りかえる力、アレンジ」する力
軸は一つの韓国、一つの軸にとらわれない日本
式年遷宮に見る伝統技術の継承
伝統技術者には自然生命の声を聞く能力がある
技術が生み出す子ども、一生が修業の伝統技術者
幕末に来日した西洋人は日本人の何に驚いたのか
日本ほど安全な国はない
日本は恥の文化とはいえない
日本人はいかに美しく生きるかを目指す
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