民度
中国のブログ・評論の翻訳を見ていると
民度という言葉がよく出てきます。
国民・民族の成熟度合い、行儀、道徳について、論じる場合に使います。
中国で盛んに使われているのに引きづられて、日本でも民度という言葉をよく見るようになりました。
日本には5年10年前は、民度などという言葉はなかった。
民度と同じ内容を指すのに
国民の水準、この言葉を使うのが普通でした。
明治のころ、西洋の概念を移すのに漢字で言葉を創造しました。
中国は日本の漢字をそのまま移入しました。
このところ、中国の漢字が日本に移入するのが見受けられます。
民度、電脳、これもその例です。
韓国で使う卑下、日本とは違う使い方なのですが、これが逆移入されて、韓国流のまま使う人々がいます。
卑下の本来の意味が取り違えられてしまわないか、気がかりです。
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