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2013年3月18日 (月)

大きな音が聞こえるか

「大きな音が聞こえるか」坂木司 角川書店
坂木司というと「和菓子のアン」で出会った作家です。ほんとは「和菓子のアン」しか知らない。
「大きな音が聞こえるか」これも「和菓子のアン」のノリかと思って手に取ったが、ちょっと違う。
高校一年生のサーファー、どこまでも続く波があると聞いて乗ってみたくなる。
ブラジル、アマゾン河のポロロッカ、満潮に乗って、河口から河の果てまで続く長い長い波なのです。
旅費を稼ぐこと、両親に許可を得ること、ブラジルで異文化に触れること。
そこでほんとにポロロッカに乗ってみた。
青年の成長と経験、若者が大人に成って行くことは、どのお話しを読んでも感動的ですよね。
著者はアマゾンに行ったことがないようです。
聞いて、調査して、イメージを固めて物語を紡ぐ。
時代小説で、過去に行けるはずもないのに、見てきたようなことを書くのが作家です。
ポロロッカとは、「大きな音」という意味なんだそうです。
波が通過する時、いろんな音がする、岸を削り、桟橋を破壊したり、流木が揉みあったり、大きな音がするのだそうです。
「和菓子のアン」も「大きな音が聞こえるか」も若者の成長がテーマだなぁ。
「和菓子のアン」は小さなひとつひとつの成長だし、「大きな音が聞こえるか」は一足飛びの成長で、基本は同じなんですね。

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