無料ブログはココログ

« 繰り返しになりますが | トップページ | いつまでも持つと思うなエネループ »

2013年4月 4日 (木)

閻魔の世直し 善人長屋

「閻魔の世直し 善人長屋」西條奈加 新潮社
前作、善人長屋で、西條奈加は弾けました。一皮剥けました。
同じ善人長屋です。大家も店子もみんな悪党なんですが、小悪党です。人殺し、強盗などの大悪党ではない。
手違いで長屋に入った加助は本物の善人で、善人長屋のカモフラージュになっております。
香具師の親分の辻屋が殺された。
盗賊の元締めの月天の頭も襲撃されて所在がつかめない。
巾着切りの元締めの石火の伝蔵も殺された。
瓦版には、閻魔組が成敗したのだと書かれている。
善人長屋に八丁堀の与力が近づいたり離れたりはじめる。
業界の元締めが消えて悪党の重しが取れたので、関八州、大阪から悪党が集まって悪事を働き始める。
善人長屋も閻魔組に反撃しないと巻き添えになってしまう。
長屋もので、味があります。あれよあれよで、お話しの展開について行けないところもありますが、ええんだよ、勢いで読み続けていけばええんだよ。

読書メーター

広島ブログ

« 繰り返しになりますが | トップページ | いつまでも持つと思うなエネループ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 繰り返しになりますが | トップページ | いつまでも持つと思うなエネループ »

最近のトラックバック

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31