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2013年6月30日 (日)

インドのことはインド人に聞け!

「インドのことはインド人に聞け!」中島岳志 講談社
おおむね、インドの雑誌に出ていた記事を翻訳して、1ページ程度の解説を加える、という体裁です。
[消費社会化するインド]
[劇的に変わった結婚観と家庭像]
[インドの神さまは現代人を救えるか]
[「インド式」教育の実態]
[ボリウッドは社会の変化を映す]
[現地ルポ中島岳志が見た「インド社会の変化」]

雑誌記事の一篇に、ゲーテッド・コミュニティというのがあります。
団地、新興住宅地が塀で囲まれていると考えてください。
入口にはゲートがあって、ガードマンが警備しています。
中間層、上流層はそこに住み、ゲートの中だけでの交際に限ります。
結婚にさいして、ゲートから出ることを極端に恐れます。
ゲート外住民におちぶれるのを恐れるのです。
ボリウッド=インド映画、歌と踊りのインド映画の印象があるでしょう。
シネコンが乱立して、映画に外部資本が流れ込むようになりました。
旧来の映画作りは淘汰されるよになりました。
カースト制度でガンジガラメの社会なんですよね。
自分の属するカーストから脱出する方法もあるのです。
ヒンズー教徒を捨てて仏教徒になるのです。
その際、名前=姓も変えてしまうのがええ、姓を見ると、カーストが透けて見えるからです。

まず最初に、中島岳志の現地ルポから読み始めるのをお奨めします。
それから雑誌記事に取りかかったほうが理解が素早い。

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コメンテイター

これはテレビ・ラジオでの通常の姿なんですがね
ホストあるいはホステスがいて、番組盛り上げに招く人をコメンテイターと呼んでいます。
もちろん、ちゃんとコメントする人もいるんですよ。
なんでこの人ここにいるの、こういう人もいます。

コメントする人だからコメンテイターで間違いはないんですがね
どうもコメンテイターという呼び名は感覚に合わない。日本語じゃないよ。

なら、どう呼べばええの。
コメント屋と言えばどう? バカにしている、と怒るかしら。
物書きといのがあるんだから、物言い。 これはまずいでしょう、別のイメージがある。
相方と呼んだらどう? 漫才じゃないわい、と怒るだろうな。
合いの手、添え物、と言ったら、オファーは断られるだろうなあ。
えぇい、どうせ断られるなら、お囃子、にぎやかし、としてオファーしたらどう?

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2013年6月29日 (土)

JOCの理事

JOCの理事の陣容が決定したということで、見てみると
剣道、相撲の理事がいる。ゴルフもどうかと思うけどね。
JOC=日本オリンピック委員会ですよ。
オリンピックの競技にないところから理事が出るとは、それでええのかねぇ。
それでええのなら
競技人口が多いらしいゲートボール、グラウンドゴルフから理事を選んだらどう?

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2013年6月28日 (金)

隣りの国の真実 韓国・北朝鮮篇

「隣りの国の真実 韓国・北朝鮮篇」高安雄一 日経BP社
韓国・北朝鮮篇ですが、北朝鮮には記述が少ないです。
データが不明だから書きようがないとも言えます。
で、韓国篇、[第1部、TPP、財政、社会保障は韓国に学べ][第2部、教育、外国為替、電力は韓国に学ぶな][第3部、各国経済の「神話」----経済成長、格差、非正規]
第1部のボリュームが最大で、第2部、第3部と量は細って行きます。
第1部で認識をあらためたこと、韓国では大統領権限が非常に大きい、国会議員に族議員がいない、大統領に反対できないし、反対は粉砕できる。意外にも、国債発行高は少ない。発行圧力がない。
第2部、大学進学数が多い。大学を卒業しても職がない、非正規社員に卒業生の半数以上が就いている。外国為替、国際的にはローカルカレンシーだもの、気の毒だねぇ。
第3部、世間で語られている常識を覆しています。

北朝鮮篇、目次は省略、韓国篇の目次では
[第1部、TPP、財政、社会保障は韓国に学べ]
韓国がFTAを積極的に推進できる理由
農業被害はきっちり補償、世論対応は完璧
厳しい財政規律、少ない借金
歳出削減と無駄の排除で均衡財政実現
[高齢者に厳しい]年金制度
高齢者を特別扱いしない医療制度
介護難民が少ない本当の理由
外国人労働者による問題をどう回避したか
外国人労働者受け入れは副作用の小さい良薬
[第2部、教育、外国為替、電力は韓国に学ぶな]
希望はソウル大学、ダメでも絶対ソウルの大学
親は多額の塾費用を負担、子供は超長時間勉強
大学は出たけれど、人気企業どころか4割が非正規職に
欧州危機に翻弄されるウォンの脆さ
意図的に安く抑えている電気料金
[第3部、各国経済の「神話」----経済成長、格差、非正規]
日本より経済成長率が高いのはなぜ?
[競争の激しい格差社会]というのは本当?
[非正規大国]って本当?
[45歳で定年、56歳で盗賊]という神話

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パリで治安悪化

ネットニュースの見出しなんですがね
治安悪化したのは
フランスのパリなのか
インドネシアのバリなのか
ニュースの中身を読んでみなけりゃ解らない。

何が悪いかというと、フォントの問題なんですがね。

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2013年6月27日 (木)

シャドウ・バンキング、ノン・バンク

中国で金融引き締めでシャドウ・バンキングが悲鳴をあげているそうです。
日本でも、バブルの終末にノン・バンクがたくさん倒産しました。
日本では、リース会社、手形割引業者、東京商工ローンなどの事業者金融がありました。
中国での金融実態はどうなんでしょうね。

日本でのノン・バンクとは欧米の概念を引き継いでいます。
中国のシャドウ・バンキングは中国で独自に発生した概念でしょうかね。
海外送金で地下銀行というのがあります。これは違法な存在です。
バンクと地下銀行の中間の存在として、シャドウ・バンキングがそう呼ばれるとしたら、これは、あるかもしれない。

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2013年6月26日 (水)

ウィルスバスターからメールが

古いPCと新しいPCに、ウィルスバスターをふたつ登録しています。
古いPCはOSが古いので使わないことにしました。
この機械でのウィルスバスターの登録期限は6月末。
自動継続の中止の手続きをして、確認のメールも到着しました。

その後、契約期日が接近しているとメールが入っています。
一瞬あわてました、あれ、中止の手続きが完了していないのかな。

考えてみると、別の部所からのメールだ。
自動発信メールと考えるとつじつまがあう。
単に無視すればええだけの話しだ。

再び、教訓を掲げておきますね。
複数のPCを持つならば、アンチウィルスソフトは別の会社のものにすべきです。
同じ会社のソフトでそろえると、解約する時、巻き添えで解約されないかが心配です。
シリアルナンバーをキーにして解約できると判りましたが、余計な心配をしなきゃならない。

何を言いたいのか。
売り込みの自動発信メールがやってきます。
ただの営業メールだから動じることのないように。

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2013年6月25日 (火)

五二屋傳蔵

「五二屋傳蔵」山本一力 朝日新聞出版
ぐにやでんぞうと読む。質屋の七を五と二で呼ぶ。
伊勢屋は質屋で、先代のたっての願いで当主を引き継いだ。
前職は香具師で、中頭を務めていた。
蔵が頑丈と言うことで、質屋組合の冥加金の保管を引き受けていた。
組合の頭取が交代したのを機に、金の保管を断った。
そうとは知らず、何万両の金があると見て、盗賊が年月をかけて狙っていた。
言ってしまえば、質屋対盗賊の攻防戦を書いているわけです。
質屋が、これは狙われている、と察するきっかけもよい。
某月某日を踏み込む日と機運を盛り上げる盗賊のほうもよい。
いよいよ、その日がやってきました。

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おしっこする時手をそえるけど

おしっこする時、ちんちんに手をそえますよね
左手をそえるのが普通です、右手はそえないよね
利き手じゃないほうを使うのはどうしてだろう
左利きのひとは右手をそえるのかしら
どっちの手を使うか、幼児の頃、しつけを受けた記憶がない
親になって、子供に、おしっこの時どっちの手を使うか、教えた記憶もない

なんで左手を使うんだろう
なにか禁忌・タブーがあって、自然に従うものなのかしら

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2013年6月24日 (月)

吉原西登山口から天神嶽5

朝、とりあえず出発したけど、まだ登る山が決定していない。
南へ向かっています。大土山、天神嶽、鷹の巣山、候補はこれだけ。それぞれ、何度も登っているから新鮮味に欠けるんですよ。同じコースを何度行っても面白い、あれはうそだよ。やはり飽きるさ。
掻き立てるものがない。行ってみたいという気が湧いてこない。ぼちぼち山登りに飽きてきたのかなぁ。
大土山、前にマムシを見たから行く気にならない。鷹の巣山、様々なコースを登り尽くしたのでもうええだろう。なんとなく天神嶽ということになりました。
北から入ろう、吉原側から入って行こう。
ありゃ、天神林道の西側分岐に大きな案内看板が立ててある。「霊峰よしわら天神嶽西登山口」こんな看板は今まで見たことがなかったぞ。
この林道を行くと、天神冲という集落に突き抜けて、吉原川に達するのですよ。天神嶽の南側は吉原という大括りの地区名なんですよ。
で、天神冲から林道を登ってくると、登山口がある。ここは昔からの由緒が深いので、東側登山口とは名乗らない。唯一無二と言わんばかりに、登山口と言い放っております。
さて、西側の分岐から入って行くと、登山口と標識があって、駐車場が用意してある。ここが西登山口なんだね。
これまで何度もこの林道を通ったことがあるが、このような案内は見たことがないし、そもそも、このような駐車場はあっただろうか。
最近のことなんだろうね。今年と去年は同じじゃない。「男子三日会わざれば刮目して見よ」人間だけじゃないよ、山だって同じことが言えるんだね。
車を止めて歩き始めよう。

編集が終わりました。
これは、出だしの部分を抜書きしたものです。

http://sherpaland.net/report/tenjindake5.html

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Bento

パリで、カリフォルニアで、Bentoが受け入れられているそうです。
Bentoとは弁当のことです。
弁当箱も、Lunch Box あるいは Bento Box という名前で売られているとのこと。

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2013年6月23日 (日)

旗艦サスケハナ号

幕末に、ペリー提督が黒船を率いてやってきたとき、サスケハナ号、艦隊の旗艦でした。
サスケハナ、佐助花かい、佐助鼻かい。なんで日本名がついているんだろう。
違うのだそうです。
----wikipedia----
船名は、主にペンシルベニア州を流れるサスケハナ川から取られた。
サスケハナは、アメリカ原住民の言葉で「広く深い川」を意味する。
----
なんとなく日本名だと思い込んで、何十年も経過しました。
今になって、ハタと気が付いて、変だと思ったわけです。
調べてみました。
納得、そういうわけかい。

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2013年6月22日 (土)

ふかわりょうの立ち位置

ふかわりょうが昼のワイドショウのコメンテイターの位置にいるのですよ
どのような合いの手を求められているのかしら

彼はこれまで芸人としてどんなネタがあったかなぁ
音楽の世界に転じたということだが、知らないなぁ

昼のワイドショウでオファーがあるということは
切れ味があるということなんでしょうが
そうなのかね、見ていて、影が薄い感じは否定できないね

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2013年6月21日 (金)

ヒア・カムズ・ザ・サン

「ヒア・カムズ・ザ・サン」有川浩 新潮社
出版社の編集者です。
雑誌の企画で、ハリウッドのシナリオライターをインタビューすることになりました。
同僚の女性編集者の父親です。
このお話し、粗筋をどこまで書いてええのだろう。
この人はだれ?父親はだれ?という突き詰めるお話しなんです。
前篇がこれです。Parallel という名前の後編があります。
これは少々シチュエーションが違う。
前のお話しは招待するのだが、これは父親がやってくるお話しです。
前篇では父親は成功しています。
後編では失意の人生を送っています。
Here comes the SUN!
題名が語る明るさとはかなりかけ離れているなぁ。

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ドナー、レシピエント

小説[切り裂きジャックの告白]では臓器移植がテーマなんです。
臓器移植の提供者、受給者のことなんですが
提供者、ドナーとはdonor、ラテン語から由来
受給者、レシピエントとは、recipient、receive から由来する近縁語(だと思う)

差し出し側、受け入れ側が、別々の語群なので、どっちがどっち、戸惑うこともあります。

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2013年6月20日 (木)

切り裂きジャックの告白

「切り裂きジャックの告白」中山七里 角川書店
中山七里は「ヒートアップ」を読んで以来、眼を付けている作家となりました。
内臓がすべて抜き取られた死体が発見されます。
ジャックと名乗る手紙が、警察・マスコミに送られてきます。
ジャックとは、19世紀ロンドンの連続殺人犯をオマージュしての名前と思われます。
そんな死体が3体連続して発見されます。
その死体の関連性は?
すべて臓器移植で提供されて生き延びた患者ばっかりでした。
真犯人は、反転に次ぐ反転で、思いもよらない人物でした。
読み始めは、読むんじゃなかったな、と放り出したくなるほど胸が悪くなります。
臓器移植は正しいことか悪いことか、そんな論争で胸の悪さは薄められます。
始まりは異常な展開でタジタジとしますが、最後はすっきりと本を閉じられます。

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デーモン閣下さん

いままでは[広島県がん検診啓発キャラクター]だったのが
新しく[広島県がん検診啓発特使]に就任しました。
NHKのニュースで、そのひとの名前を[デーモン閣下さん]と伝えていました。

[デーモン閣下]では、敬称抜きの呼び捨てで失礼になるのかしら。
ここはやはり、[デーモン閣下さん]、と敬称を入れるべきなんでしょうか。

なんかおかしいよ。
デーモン閣下、あなたねぇ、シャレで自分で敬称をまとって名乗っているのだから
敬称に敬称を付けて呼ばないでほしい、と報道機関にお断りすべきなんじゃないかね。

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2013年6月19日 (水)

佐川男子があるのなら

佐川男子があるのなら、クロネコ男子、ゆうパック男子を作ればええのに
マネしてるみたいで、その気にならないのだろうね

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2013年6月18日 (火)

シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官

「シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官」川瀬七緒 講談社
「147ヘルツの警鐘」に続く、法医昆虫学捜査官の二作目です。
南葛西署管内で変死体が発見される。
岩楯警部補は前作でも出ています。相棒は前作とは違う若手です。
赤堀准教授、警察の依頼を受けて、昆虫からのアプローチで事件を探るわけです。
北関東だか南東北だかの山村で村おこしで都会からの移住者を受け入れている。
変死体の殺害現場はここ、と探し当てるのだが、そこは法医昆虫学捜査官、探し方がトッピというか、学問的というか。
著者は服飾デザインで職歴をスタートしています。
なんでこれほど昆虫の世界に詳しいのだろう。
法医昆虫学捜査官シリーズ、第三作目を期待しています。

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国有形文化財

この、国有形文化財、なんですがね
国有・形・文化財
国・有形・文化財
切り分けを間違えると、意味が通らなくなってしまう

ほんとはね
登録有形文化財という名前が一般的で、国という冠がつくことはない
冠がつくなら、都道府県指定有形文化財、市町村指定有形文化財

混乱させたタネをあかすと
国有形文化財、こういう言い方はしない
有形文化財、重要文化財、こういう言い方なら存在する
地方自治体の冠がなければ、それは即ち、国の指定の文化財なんです

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2013年6月17日 (月)

年寄りはな、辛抱がきかんのや

「年寄りはな、辛抱がきかんのや」
昨日読んだ小説のセリフなんですがね
つくづく思うよ、ほんま、辛抱ができない

いえね、おしっこが我慢できないということです
5年前までならキュっと締めたら少々の時間は稼げたもんです
今はあかん、どうかすると漏れてしまう
なんぼバルブを締めてもどこかでゆるんでしまう
尿意が起きたら辛抱しないことにしています

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2013年6月16日 (日)

落英

「落英」黒川博行 幻冬舎
大阪府警本部の薬物対策課のコンビの刑事、シャブの家宅捜査で拳銃をみつけた。
その拳銃は紀南銀行副頭取を撃ち殺した拳銃だった。
もう時効なのだが、類似の事件が神戸の銀行の支店長を撃ち殺した事件との関連性も考えられる。
その二人、特命捜査ということで和歌山県へ潜入することを命じられる。
和歌山での相棒は、いかにも職権にまみれた感じの悪そうな刑事なのだ。
中国製のトカレフやな、同じ型式の拳銃を売ってみようや。
ほんまに拳銃を探し出してきた。こいつだと目星を付けたやくざに声をかける。
会話でとんとんと運んでいく文体はたいしたもんです。
悪徳刑事を描いて、逢坂剛と双璧ですが、会話の運びは黒川博行の勝ちですね。
魅力・愛嬌も黒川博行側が優っている。
題名の「落英」内容と題名とどんな結び付きがあるのか、読んでもよく判らんでしょ。
「繚乱」「煙霞」「蒼煌」「螻蛄」「暗礁」
初期の頃は「キャッツアイころがった」「てとろどときしん」「八号古墳に消えて」
題名と内容の相関関係が見えていたんですがねぇ。
なんで漢字二文字の題名に凝り固まってしまったんでしょうね。

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ためになりました

[ためになりました]は、[勉強になりました]とか、[眼からウロコが落ちました]など
お礼の言葉です。
[お世話になりました]、[ご苦労をおかけしました]などの
相手の手間に謝意を述べるのではなく
手間をかけてくれて、自分が一段とステップを登ったことに謝意を述べているのです。
[ためになりました]は、西日本の感謝の述べ方で、東日本のものではないな。
得をしたと打ち明けることは、関西では普通でも、関東では伝わらないかもしれない。
お礼の言葉を述べるなら、相手の胸に届くように、言葉を選ばなきゃならないね。

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2013年6月15日 (土)

誹謗中傷罵詈雑言

ちょっと分析しましょうか

誹謗:誹る=そしる、謗る=そしる
中傷:根拠のないことを言いふらして、他人の名誉を傷つけること
   なか+きず なぜこの字を使うのかが知りたい
罵詈:罵=ののしる、詈=ののしる
雑言:これは読んだ通り、解釈を加える必要がないでしょう

同種の言葉を重ねて、四字熟語のようにして、さらに積み重ねたものです

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2013年6月14日 (金)

DJポリスに警視総監賞

警視総監賞がええか悪いかで世間は大騒ぎですが、ちょっと離れた視点から

警視総監賞は月に300個も出ているのだそうです。
すごいな、毎日10個の頻度ですよ。
もうちょっと滅多に出ない賞だと思っていた。

東京都だから警視総監賞ですよね。
他の道府県なら、本部長賞
本部長賞とはいまいちインパクトに欠けるよねぇ。
ただし、そう思うのはこちらが一般人だから
警察社会ではこの上なく重みのある賞なんでしょうね。

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2013年6月13日 (木)

さくら聖・咲く

「さくら聖・咲く」畠中恵 実業之日本社
主人公は佐倉聖、元大物政治家大堂の事務所でアルバイトしている。
政界引退後も大堂は風神雷神会を主宰していて、国会議員や地方議員が出入りしている。
佐倉聖はまだ大学3年生なんですよ。高校生のころから事務所にいるから古参なんですよ。
大堂をオヤジと呼び、国会議員、秘書連中とタメグチで言葉を交わしているんです。
なにかというと、佐倉聖のアパートに集まるとは、どこか現実とは思えないよねぇ。
佐倉聖、本人にその気があれば、議員事務所に入ったり、議員秘書になるのは簡単なことです。
本人はサラリーマンになりたい。
シューカツ中です。
9時から5時勤務、ボーナス、厚生年金ありの生活を求めている。
大堂以下、議員から秘書連中は賭けをしている。
佐倉聖がどこの会社から内定を取れるのか、邪魔をしたり、応援したり、そんな連載です。
このごろ、本には異化と同化に分別できると説を立てました。
これは読みながら同化している流れです。
どの人物も反感を掻き立てるものがない。
そうだ、そうだ、とうなずきながら読み進んで行ける。
異化がええとは言ってませんよ。
さらさらさらと読めて、エンタテインメントであればそれでええじゃないか。
そんな小説です。
「アコギなのかリッパなのか」佐倉聖のシリーズに前作があります。
読んだのか、読んでないのか、記憶が定かじゃないのです。

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あるある

○○あるある、と切り取って行くことなんですがね
切り取りがシャープなのと、当たり前過ぎるのと、いろいろですよね
こういうふうに、あるあると、羅列していくのはそんなに古くからじゃないように思う
いつごろから始まったのかと聞かれると、さぁ、どうなんでしょうね

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2013年6月12日 (水)

黙示

「黙示」真山仁 新潮社
[ハゲタカ]の真山仁です。
農薬の研究開発の責任者の息子が農薬を浴びます。
告発するのはミツバチ養蜂家、農薬を散布する時は、ミツバチは農薬を避けて避難しなきゃなりません。
異化、同化の区分で言うと、むちゃくちゃ異化の読み物です。
2ページ3ページ読むと、本を閉じて息を整えなきゃならない。
農薬の会社内に対立があるし、ミツバチ陣営にもはねっかえりを抱えています。
サブストーリーで農水省が出てきます。
遺伝子組み換え作物が次の焦点なのです。
農薬を使うより、遺伝子組み換えで虫に強い作物を作ればええ、というスタンスです。
うそかほんとか、希望なのか、旧来型の農水省役人とは違うタイプを出しています。
地球が旱魃になる、穀物の奪い合いになる、水の奪い合いになる、それを予測しています。
ううむ、遺伝子組み換えは避けられないのか。
目を背けたいところを無理にでも読み続けなきゃならない、とっても読みにくい小説です。
[ハゲタカ]の小説は現実を先取りしていました。
[黙示]も将来の姿を描いているのかもしれない、空恐ろしいです。

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冒険家、登山家

スポンサーを募ったり、出版、テレビ出演のマネジメントをしたり
事業として山に登るのが冒険家、海の場合もある

登山家についてですが、登山をすることが収入とは限らない
山岳ガイド、山岳写真家、ルポライター、山の家従業員など、収入の方法は別のものです

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2013年6月11日 (火)

庄原~西城、集中豪雨の惨状の跡(自転車篇)

次の小さな峠を越えると、緊迫の度合いが増してくる。沢のそれぞれから土砂が押し寄せてきている。
家は立っているが、水に襲われて壁土が洗われて抜け落ちているような、まだ壁として使えるのかどうか、住めるのか住めないのか判定しにくい家があります。
砂防ダムを構築して、これ以上の土石流を堰き止める治山工事を施してある。
次の峠が境界の峠で、西城町と旧庄原市の境界なのだ。
この先では度肝を抜かされてしまった。さっきの西城町大戸の災害はよく見る災害だが、ここの災害はただごとではない災害なのだ。
川北町篠堂の集落が全滅している。石垣と墓地だけしか残っていない家の跡もあるし、柱を持っていかれて屋根だけが地面に伏せている家もある。
たんぼや耕地はあっただろうに、そっくり持っていかれて土砂が堆積していて、荒々しい風景しか残っていない。
幾つも幾つも連続して砂防ダムを構築して、土砂が流れ出すのを押し留めている。
集中豪雨はピンポイントで狭い範囲に降らせたものらしい。それも短時間、2時間程度で大量の雨を降らせたものらしい。
ホースの水を噴射し続けるようなもので、これでは山肌は保水の限界を越えて崩壊するし、大量の土砂が谷を埋めるのは避けられないね。

編集が終わりました。新しいページをアップしております。
これは、ページの一部分を抜書きしたものです。

http://sherpaland.net/bike/2013/bike-130610-sbr_saij/bike-130610-sbr_saij.html

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コンプラ違反倒産

コンプライアンスに違反して、顧客が離れて倒産したケースが多い、と報道にあります。
コンプライアンスとは法令順守、どうして、日本語で法令順守と言わないのかね。
さらに省略して、コンプラ違反とはなにごとですか。
テンプラ違反に聞こえるし、こんぴらふねふねしゅらしゅしゅしゅの違反のようにも聞こえる。

英語をそのまま持ってきて、さらに切り刻んで短縮してしまう、なんとかならんのかね。

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2013年6月10日 (月)

縁もゆかりも

[縁]も[ゆかり]も同じ意味の言葉です。
[縁]という言葉はいろんな場面で登場します。
[ゆかり]、この使用例は少ない。
縁もゆかりも、使用例としてはこれだけかもしれません。
三島食品のふりかけゆかり、坂角総本舗のえびせんべいゆかり
ここで商品名で登場しますが、商品名に採用されたとはびっくりです。

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2013年6月 9日 (日)

64

「64」横山秀夫 文芸春秋
刑事部と警務部を往復転勤して自分はどっちに忠誠を尽くすべきかわからなくなった。
広報の仕事についている。
広報も人事も監察も警務部の業務で、警務部は警察の中の警察を自認している。
警務部と刑事部とは仲が悪い。
題名の「64」とは昭和64年に誘拐事件があった。人質の幼児は殺され、犯人を取り逃がした。
D県警本部の刑事部長はノンキャリの出世の最高点だ。
キャリアが奪いに来る動きがある。警備部はそれを援護する別働隊なのだ。
戦争が起きようとするその時に、誘拐事件が発生した。
重いストーリーなんですが、ぐいぐいと引き込むものがあって、一気読みしてしまいました。

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ダイソンの掃除機、ダイソーの掃除機

ダイソンの掃除機、そりゃもうブランドものです
ダイソーの掃除機、ないと思うが、あったら凄い

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2013年6月 8日 (土)

元カレ 元カノ

元カレ、元カノとは、世間でじゅうぶんに通用する言葉になったようです。
いったい、どれくらい昔から広まりはじめたのか。
----
2003年に『元カレ』というタイトルでTBS系でテレビドラマがあった。
----
もっと詳しく知りたい。
さらに検索してみました。
----
「元カレ」と言う表現を最初の使用したのは酒井順子さんで、1996年の著作の中に出できます。
「元カノ」は1997年のテレビ番組「ラブジェネレーション」に使われ、その後、広まりました。

ともに、2002年版『現代用語の基礎知識』には記載されていますので、その頃には若者言葉として定着していたものと思われます。
----
ひぇぇ、ピンポイントで、ここから始まりました、という回答があるんですねぇ。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411495999

この言葉、今に廃れるだろうと見ていましたが、なんの、なんの
一般的な名詞として便利なんでしょうね。
これは22世紀になっても廃れはしない、そんな気がします。

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2013年6月 7日 (金)

私は、なぜ日本国民となったのか

「私は、なぜ日本国民となったのか」金美齢 WAC
2009年に台湾で国民党の馬英九が総統選挙に勝利した。
民進党の陳水扁は再選に失敗した。
国民党は大陸の政権に迎合的で、民進党は台湾独立を党是としている。
これ絶望して、金美齢は夫妻とも日本国籍を取得した。
早稲田大学に留学しに日本に来て以来、50年になる。
その間、台湾独立運動に関与し、台湾政府から睨まれていた。
ちょっと台湾事情に触れると
台湾は大陸から中華民国政府が逃げてきたのだ。
台湾人は外省人に占領されているのだ。植民地状態と言ってもええ。
その台湾政府は国民党だと認識してちょうだい。
金美齢は台湾独立を目指す民進党に肩入れしているのだ。
金美齢はわたしも知っていましたよ。何十年前から知っていました。
びっくりしたのは、日本国籍になったのがほんの数年前だったということ。

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赤色テロ、白色テロ

革命を起こして、権力に刃向うテロが赤色テロです。
権力側が反対勢力を弾圧するテロが白色テロです。

当然、中国政府の弾圧テロは白色テロと呼ばれるべきですが
この色でええのかと不思議な気がします。

権力側の旗が赤になった場合には
赤色テロ、白色テロの色合いを反転して定義したほうがええような気がします。

テロはテロ、赤色だろうが白色だろうが、色分けが無意味になったのかもしれませんね。
それと、ある年代を境に、赤色テロ、白色テロを区別しなくなったように思います。

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2013年6月 6日 (木)

英国一家、日本を食べる

「英国一家、日本を食べる」マイケル・ブース 亜紀書房
英国のジャーナリスト、妻と6歳と4歳の男の子二人と一緒に、100日間、日本を食べ歩きする、というお話しです。
東京、北海道、京都、大阪、福岡、沖縄、東京、これだけ食べて宿泊したらだいぶ旅費がかかったことだろうな。
日本人のわたしも知らない料理、店が次々に出てきます。
旅の最後、日本料理の神髄は出汁(だし)にあると噛み締めます。
子どもと一緒の写真があるから、ドキュメンタル・ルポなんだろうな。
SUSHI AND BEYOND:What the Japanese know about Cooking
翻訳を装った企画ものかと疑いましたが、外国での出版の翻訳ということは本当のようです。

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パブロ・ピカソのフルネーム

パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・フアン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・シブリアーノ・センティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ
スペインのマラガではこうした長い名前が普通である。
とある、ほんまかいな。
契約などでフルネームを求められる場合、大変だろうな。

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2013年6月 5日 (水)

ニッケイ新聞

ブラジルにニッケイ新聞があるそうです。
日経新聞ではない、ニッケイ新聞です。
どうやら、日系新聞の意味らしい。
ほら、こんな絵姿
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/cb/9d18b3b0e7a5409dd10cc2a58b86b840.jpg

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竹島

「竹島」門井慶喜 実業之日本社
門井慶喜にしてはカライお話しを語るな、と思って読み始めたが、いえいえ、いつもの門井慶喜でした。
江戸時代の古文書です。古文書とは大げさかな、メモ帳、覚え書きですね。
抜け荷をする船がいました。
乗組員の水主の覚え書きです。子孫に残した、世間に見せてはならない禁断の書です。
さて、この抜け荷、読みようによっては、竹島は御禁制の地なのか、そうではないのか、どっちとも取れる。
日韓サッカー戦で、外務大臣と韓国の駐日大使が賭けをする、賭けの獲物はその古文書です。
門井慶喜ですもの、意表を突いた展開になります。
中国の大使館が絡んできます。古文書は中国大使館に渡ってしまいました。
このあとの展開は、それでええのだ、と納得の結末になります。
スパイ小説にはならない、政治小説にもならない、市井のお話しで終わったのは、門井慶喜なればこそ、なんですよ。

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2013年6月 4日 (火)

西海の虎 清正を破った男

「西海の虎 清正を破った男」矢野隆 講談社
ローカルな武将で、このような武将の存在は知りませんでした。
肥後の国人で、薩摩の島津が押し寄せて、城を捨て、妻子と家人だけを連れて落ち延びる。
対岸の天草へ妻の兄を頼って逃げた。
客将とは言うものの、実態は居候です。
豊臣の島津征伐で、肥後は佐々成正が領主になった。一揆が起きて、佐々は取り潰された。
代わって、小西行長と加藤清正が肥後を二分して新しい領主になった。
天草を支配しようと小西行長が乗り出し、加藤清正がバックアップした。
一揆を起こし、両家に刃向うのだが、題名の清正を破った男、破りはしない、負けるのです。
まぁ、ええとこ、清正に刃向った男、抵抗した男、こういうお話しです。
ローカルなお話しで理解しにくいかと危惧したが、いえいえ、よく整理されていて、とても読み易いスト-リーです。

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複数のPCに同じ会社のウィルスソフトでは

複数のPCを持っていて、同じ会社のアンチウィルスソフトを入れていると
余計な心配をする場合があります。
古いPCは廃棄するしかありません。
廃棄する前にウィルスソフトのサポートの自動更新を解約しておかなきゃいけません。

今回、古いPCのウィルソフトのサポートを解約しましたが、今使っているPCのソフトも一緒に解約されてしまうんじゃないかと危惧していました。
さすがに方法があるんですね。
シリアル番号限定で解約する方法を選びました。

そこで教訓
複数のPCがある場合、PCごとにウィルスソフトは別にしたほうがええ。
PCが違えばウィルスソフトも違う、この状態にしておけば余計な心配しなくてもええです。

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疎(おろ)か、疎(おろそ)か

掃除は疎(おろ)か、布団を上げたこともない
徒(あだ)や疎(おろそ)か

おろか、おろそか、口でしゃべることはありましたが
漢字で書くと、こんな字だとは始めて知りました

愚か、愚そか、こう書くのだと思い込んでいました
疎(おろ)か、疎(おろそ)か、これはなんかのついでに知ったのですが
おろか、おろそか、と漢字が結びつかない
書けないのは当然で、読むことさえできません
口になじんだ言葉ですが、文字とは遠い言葉だねぇ

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2013年6月 3日 (月)

琵琶湖

ナスカの地上絵ですが、地上にいたのでは地上絵は見えません。

さて、琵琶湖ですが
この湖の形状が琵琶に似ているとは、どこから見てそう思ったのでしょう。
比叡山から見ても、比良山から見ても、そのようには見えません。
汽船ミシガンで大津から竹生島まで乗船しましたが、湖面から見てもそうは見えません。

沿岸を舟で行きながら、パーツパーツを組み合わせて、琵琶のカタチを発見したとは
昔々のひとはよくまぁ抽象化する目を持っていたものだと感心します。

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2013年6月 2日 (日)

マッキッキ、マッキンキン

真っ黄黄、真っ金金
金髪の染め具合のことのようです
細かい区分があるようですが、わたしにはどう違うのかわからない

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2013年6月 1日 (土)

国民のコトバ

「国民のコトバ」高橋源一郎 毎日新聞社
高橋源一郎の著作は今まで読んだことはないのです。
それでいて、知っているのは、NHKラジオの「すっぴん!」金曜日のパーソナリティでおなじみだからです。
このひと、ただものではない、眼の付け所がシャープというか、一般人とは大違いだ。
「国民のコトバ」、本を手にして、目次をながめると
「萌えな」ことば
「官能小説な」ことば
「相田みつをな」ことば
「人工頭脳な」ことば
「VERYな」ことば
「幻聴妄想な」ことば
「罪と罰な」ことば
「漢な」ことば
「洋次郎な」ことば
「棒立ちな」ことば
「ケセンな」ことば
「クロウドな」ことば
「ゼクシーな」ことば
「こどもな」ことば
「オトナな」ことば
おおむね内容が想像できることばと、ここはいっちょ読んでみたいことば、二つあります。
実はね、ついて行けなくて置き去りになって、この本を読み切るのに1ヶ月以上かかってしまいました。
語り口は軽快なのに、油断ならない内容なんですよ。
ちょっと考えなきゃならんので、本を閉じます。
次にページを開くのに、歯磨きチューブを絞り出すようにがんばらなきゃならない。
この本は毎日新聞社の「本の時間」という雑誌に連載されていたものです。
そんな雑誌は知らん。
そうでしょう、書店で販売されている雑誌ではなく、PR誌で、直送されてくるものです。
たいていのひとが知らなくて当然です。

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5月に読んだ本

5月に読んだ本は8冊でした。

http://book.akahoshitakuya.com/u/37871/matome

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川崎はキャワサァキ

MBL、ブルージェイズの川崎宗徳をYouTubeで見ていると
キャワサァキと呼んでいる
KAWASAKIはキャワサァキと発音するみたい

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