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2013年6月12日 (水)

黙示

「黙示」真山仁 新潮社
[ハゲタカ]の真山仁です。
農薬の研究開発の責任者の息子が農薬を浴びます。
告発するのはミツバチ養蜂家、農薬を散布する時は、ミツバチは農薬を避けて避難しなきゃなりません。
異化、同化の区分で言うと、むちゃくちゃ異化の読み物です。
2ページ3ページ読むと、本を閉じて息を整えなきゃならない。
農薬の会社内に対立があるし、ミツバチ陣営にもはねっかえりを抱えています。
サブストーリーで農水省が出てきます。
遺伝子組み換え作物が次の焦点なのです。
農薬を使うより、遺伝子組み換えで虫に強い作物を作ればええ、というスタンスです。
うそかほんとか、希望なのか、旧来型の農水省役人とは違うタイプを出しています。
地球が旱魃になる、穀物の奪い合いになる、水の奪い合いになる、それを予測しています。
ううむ、遺伝子組み換えは避けられないのか。
目を背けたいところを無理にでも読み続けなきゃならない、とっても読みにくい小説です。
[ハゲタカ]の小説は現実を先取りしていました。
[黙示]も将来の姿を描いているのかもしれない、空恐ろしいです。

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