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2013年6月 5日 (水)

竹島

「竹島」門井慶喜 実業之日本社
門井慶喜にしてはカライお話しを語るな、と思って読み始めたが、いえいえ、いつもの門井慶喜でした。
江戸時代の古文書です。古文書とは大げさかな、メモ帳、覚え書きですね。
抜け荷をする船がいました。
乗組員の水主の覚え書きです。子孫に残した、世間に見せてはならない禁断の書です。
さて、この抜け荷、読みようによっては、竹島は御禁制の地なのか、そうではないのか、どっちとも取れる。
日韓サッカー戦で、外務大臣と韓国の駐日大使が賭けをする、賭けの獲物はその古文書です。
門井慶喜ですもの、意表を突いた展開になります。
中国の大使館が絡んできます。古文書は中国大使館に渡ってしまいました。
このあとの展開は、それでええのだ、と納得の結末になります。
スパイ小説にはならない、政治小説にもならない、市井のお話しで終わったのは、門井慶喜なればこそ、なんですよ。

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