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「ひなこまち」畠中恵 新潮社
長崎屋の若だんな、手代の仁吉と佐助、実は大妖の白沢と犬神、鳴家がいたり、付喪神の屏風のぞきがいたりの日常です。
「お願いです、助けて下さい」と書いてある木札を若だんなが見つけたことからお話しは始まります。
二つ目のキーは、人形問屋が美しい娘を雛小町に選ぶ、それをモデルにして雛人形を作る。
雛小町に選ばれる番付が売り出される。番付の上位から一番を選ぶ行司が選抜される。
助けて下さいの木札はどこから来たのか、雛小町はどうなる。
夢を食う獏が出てきたりで、この世と夢を行ったり来たりで、今の世界は夢かい、うつつかい。
フーテンのとらと似たようなもので、シリーズ物のひとつです。
同じ味加減を楽しんでください。
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周南市金峰(みたけ)郷で住民5人が相次いで殺害された連続殺人事件で、無職山本ミヤ子さん(79)への殺人と非現住建造物等放火の疑いで周南署の捜査本部が逮捕した、この集落に住む無職保見光成(ほみ・こうせい)容疑者(63)が、事件発生直後から捜査線上に浮上していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。
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このニュースで、不審に思うのは[非現住建造物等放火の疑い]
隣家の山本さんを殺して放火したんでしょ。
非現住建造物等放火、これが判らない。空き家じゃないよね、現に住んでいる家なんでしょ。
警察発表をそのまま記事にしたのだろうね。
逮捕状はこの姿でも、起訴段階で罪名は別の内容で起訴されることでしょうね。
でも、なんぼ警察発表にせよ、なんで?その罪名は?と突っ込んでほしいよね。
[猫は後ろ足で立てるもんですね]
このスレッドですが、昨日から来訪者が頻繁です。
日本中のあちこちからやってきています。
100以上200に迫ろうかという数です。
どこかでピックアップされたんでしょうかね。
アクセス解析すると、何十件もずらずらずらと並んでいるのでびっくりしてしまいます。
http://sherpaland.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-880f.html
「狛犬ジョンの軌跡」垣根涼介 光文社
題名で内容がほとんど明かされているんですよ。
おれは銚子の犬吠埼で巨大な犬を轢いた、いや、ボディでこすった。
犬は大怪我していた。救ってやらねば。
埼玉まで戻って獣医医院に担ぎ込んだ。
順調に回復してくる。
ただし、近所の犬が恐慌を来して吼えて怯えるので家の中でじっとしていなきゃならない。
銚子まで出かけて犬が怪我したあたりを探ってみた。
神社の社頭に宮獅子・狛犬がある。
宮獅子が破壊されて、狛犬が生江不明になった神社があるのをみつけた。
で、お話しはこうなるだろうという展開になりましたよね。
このお話し、どう締め括る?
この世のものではないオカルト話しにはできないでしょう。
円満解決、予定調和、誰もが納得できる結末とはなんでしょう。
尻切れトンボだが、終わっちゃったね。こんな終わり方でええんですよ。
「ローカル線で行こう!」真保裕一 講談社
第三セクターもりはら鉄道の再建のお話しです。
森中町と原坂市を結ぶ鉄道です。
赤字が累積して、破たん寸前となってしまいました。
社長の森中町長が会長に退任して、新社長に30代の女の子を据えてしまった。
彼女は新幹線の車内売り子です。
副社長に県庁から中堅若手が派遣されてきた。
「県庁の星」を思い起こすでしょ。
そうなんです、こちこちのお役人が女のパワーに振り回されて、ちからを発揮するお話しなんです。
もちろん、抵抗勢力はどこの世界でもあることです。
さぼる、無視する、そんなことなら跳ね返して取り込んでしまう。
線路への妨害、無人駅への放火、崖崩れを誘発。
ただごとじゃない事件が続きます。
これは巨大な陰謀です。どんな陰謀かはここでは語らないけどね。
ラジオ番組で聞いたお話しなんですよ。
NHKの「すっぴん!」でのゲストのお話しでした。
新潟県燕市の市長の取り組みです。
直接市長にインタビューするのではなく、都市コーディネイターの紹介というかたちでした。
内容はうろ覚えでしたが、採録したブログを見つけました。
「田螺の遠吠え 」
http://blogs.yahoo.co.jp/tanishinotoboe/9959773.html
コピーします。
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今朝のラジオ番組が、新潟県燕市の若者による、町興しへの取り組みの現状を伝えていた。
全国の各町が『町興し』に取り組んでいる。
当然、看板的に、将来を担う若者が前面に押し出される。
が、現状は、若者任せではない。
「招来を担う若いキミたちが」とは、何十年も前から使われた言葉である。
しかし、若者に任せたことはない。
常に年配者が加わっていた。
勝手にされて堪るか、である。
燕市市長が云う。年配者が加わると、
「必ず、市への要望となる」。
「ナニナニ『すべきである』」
「ナニナニ『して欲しい』」と。つまり、
『ベッキー』さんと『ホッシー』さんである。燕市では、40歳を最高齢として、20年計画で若者の発想による提案型町興しに取り組む。
20年後に70歳、80歳になっている層には参加ご遠慮をという訳だ。
確かに人間てえ生き物は、自分の経験を超えて物は云えない。
確かに、ベッキーさんとホッシーさんは多い。
それは兎も角として、こういう動きが起きる場合、必ずと云っていい程、東京のその手のシンクタンクというか、グループが加わってくる。招聘される。
ローカルの限界であろうか。
地方在住の若者の限界であろうか。
東京発の町興しである。
確かに、井の中の蛙大海を知らず、という。
樹を見て森を見ず、とも云う。
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意外にも、この番組の内容についてブログコメントしたのはこれだけでした。
あれは7月9日の放送でした。
ベッキーさんとホッシーさんについて触れるのは、「田螺の遠吠え 」とわたしだけ。
「田螺の遠吠え 」でほぼ全体を採録してくれていてうれしかったです。
ベッキーさんとホッシーさん
すごい括りだな。あるある、いるいる、受け身型のオヤジ、ゴロゴロ大勢いるよなぁ。
頂上まではここから間近なのだ。頂上は広場になっている。
三原の中心部が見えている。筆影山、竜王山も見えている。尾道の方向の展望は得られない。三原への方向だけが切り開かれているのだ。
記念写真を撮るのだが、数ヶ月前の自分とは大きく違うのがお判りか。ぽっこりお腹がだいぶ平らになってきた。
スイミングプールに通い始めて五ヶ月になる。効果が出たらしく、体重が三キロ落ちてきた。
首回り、胸に肉が盛り上がってきたのが目に見える。筋肉が増えて三キロ減ったのは脂肪が落ちてきたのだ。
内臓脂肪が燃焼して、数ヶ月前のぽっこりお腹がだいぶへっこんできた。もう数ヶ月すると、平らからへこむところまで行くと嬉しいな。
鏡を見ていてはそんなに差があるようには見えないのですよ。写真に撮ると、違いが目に見えるようになる。
さて、戻ろうか。糸崎からの道、観音寺からの道、みはらし連山からの道はまたいつか、ということにして、来た道を引き返そう。
編集が終わりました。これはその中の抜書きです。
新しいページをアップしています。
http://sherpaland.net/report/hachigamine.html
「晩夏―東京湾臨海署安積班」今野敏 角川春樹事務所
安積、あづみと読むのか、あさかと読むのか、ためらってしまいます。
小説の最初にあずみつよしと振り仮名があって、納得です。
クルーザーの中で人が殺されている、パーティー会場で人が殺された。
東京湾臨海署はふたつの殺人事件の捜査本部を抱えることになる。
共通点があって、ふたつの事件は合同で捜査されることになる。
事件がどう、犯人がどう、よりも、面白いのは刑事の群集劇です。
ここでは、本庁捜査一課の若い刑事がネタにされています。
優秀なのだが、こりかたまって曲がっているのを、安積や速水が教育し直していくところがええのです。
小説はええのだがなぁ、テレビドラマのほうは、ハンチョウとして変に脚色されていて、面白くなくなりました。
「一路(下)」浅田次郎 中央公論新社
西美濃田名部郡を本領とする蒔坂左京太夫は七千五百石の旗本なのだ。
参勤交代の行列は出発した。行軍と心得て、中仙道を諏訪まで進んだ。ここまでが上巻、これからが下巻。
子が出来ないということで養子をとった。その後、実子が生まれた。
養子は廃嫡となり、臣下に直った。
いったんは旗本の殿さまになる寸前だったのに、ひそかに暗殺にかける陰謀が企てられている。
江戸屋敷に到着するまでにどこかで仕ものにせねばならぬ。
家中ではその陰謀は知らないものがいない。お家騒動が進行中ということは心得ている。
とまぁ、そういう筋書きで道中は進んで行きます。
浅田次郎、話の運びが余裕綽々なんですよ。
言い換えれば、むちゃくちゃ面白い。
http://sherpaland.net/bike/2013/bike-130708-hiba_ym_isshu/bike-130708-hiba_ym_isshu.html
先ほどのGoogle Earth の記事でアナウンスしていますが
最初にアップしていた時には欠けていましたが
Google Earth を追加補充しております。
どのように手なずけたかは、そっちを読んでください。
「比婆山山群、山麓を一周」
http://sherpaland.net/bike/2013/bike-130708-hiba_ym_isshu/bike-130708-hiba_ym_isshu.html
でのことなんですがね。
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=209820220087433316770.0004e15d640d509c9f610&msa=0&ll=35.025628,133.097048&spn=0.023511,0.052314
Google Earth の軌跡が途中で消滅しています。
カシミールの軌跡はちゃんと開くのです。轍の軌跡はちゃんと開くのです。
同じログなんですが、カシミールのファイルは 130708.gdb Google Earth のファイルは 130808.kml で保存しています。
最初は、二つの県に跨るから、ZENRIN のデータ処理を疑いました。
そんなことはあるはずがない。
130708.gdbでポイント数が2525ポイント、多過ぎるからではないか。ファイルサイズが226kb
トラックデータ編集でポイント数を削減して、新しいファイルを作りました。
1307081.gdbでポイント数が1999ポイント ファイルサイズが179kb
1307082.gdbでポイント数が1659ポイント ファイルサイズが149kb
130708.gdb→130708.kml 拡張子をデータエディターで変更する
1307081.gdb→1307081.kml 拡張子をデータエディターで変更する
1307082.gdb→1307082.kml 拡張子をデータエディターで変更する
それぞれ対応するGoogle Earth は
130708.kml→
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=209820220087433316770.0004e15d640d509c9f610&msa=0&ll=35.025628,133.097048&spn=0.023511,0.052314
1307081.kml→
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=209820220087433316770.0004e16351f5f54c10121&msa=0&ll=35.061055,133.067265&spn=0.094002,0.209255
1307082.kml→
https://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=209820220087433316770.0004e16356a98759003db&msa=0&ll=35.061063,133.069507&spn=0.094002,0.209255
それぞれのURLをクリックして、違いを実感してみてください。
カシミール、轍、これらは大量データでも処理できますが
Google Earth はログを処理する容量に制限があるようです。
おおむね、150kbのファイルサイズまで、なのかもしれません。
それでも、スタートから出来るところまで軌跡を展開してくれたので、対策の立てようもありました。
処理しきれなくてハングアップしなかっただけでもよしとしなきゃならんのかもしれませんね。
地元連合自治会のHPメンテを担当して2年になります。
助走期間を含めると3年になります。
メンテ出来るのはわたしだけ、この状態は間違っています。能力のある人を養成しなきゃなりません。
それにむかって手を尽くしてきました。
1、自治会活動報告(Blog)
2、お知らせ
3、その他
1、のブログについては、わたしでなくても編集が出来るようになりました。
事務局のメンバーで出来るようになりました。
2、表紙中央の[お知らせ]、各月の行事予定、活動予定ですが、これはちょっと問題があります。
ブログにせよ、HP作成ソフトにせよ、[WYSIWYG(What you see is what you get 見たままの意)]
普通に書けば、ページに組み上がる、のとは違う仕掛けにしてあります。
HTMLソースを操ってタグ編集しないと表現できない仕組みになっています。
プロの業者へ委託していたのを、自主編集するから、と取り戻しました。
置き土産に、手の込んだ仕組みを残して行きました。
プロの腕前はこんなもんだよ、アマチュアのお手並み拝見、とイジワル・悪意を感じます。
ズブの素人にタグ編集を教えて行かなきゃなりません。
でも、たかが十行前後の分量です。毎月一回の書き換えです。次の訓練対象はここの部分です。
3、その他
サークル紹介、活動予定などの、年に一度だけ書き換える項目があります。
一年に一度だから覚えにくい。忘れたころに書き換えるわけです。
町づくりビジョン、自治会組織など、方針変更されるかもしれない部分もあります。
ここはもう数年間、わたしがバックアップしていかなきゃならないと思っています。
自転車で比婆山の周囲を一周してきました。
県境だから、登り坂、下り坂が多いぞと覚悟していましたが
予想以上の登り坂でした。
登りはたいがい自転車を押して歩いた。
熱中症を心配しました。
こんな酷暑の季節にヒルクライミングなどやるもんじゃないね。
それじゃ、後悔しているの?
とんでもない、最小半径で比婆山の周囲を一周できました。
図上演習したのが姿かたちで見えるわけです。
ほぼ満足しています。
ほぼ、というのは、登り坂、これは図上演習ではなかなか予想できないなぁ。
新しいページを編集しています。
http://sherpaland.net/bike/2013/bike-130708-hiba_ym_isshu/bike-130708-hiba_ym_isshu.html
選挙区のポスターは掲示板があるから他には貼れませんが
ここで気になるのが比例区のポスター
街道沿いに政党のポスターが入り乱れて立ててあります。
あれは、お願いします、と許しを得ているのでしょうか。
地主側は、お断りします、と拒絶できるのでしょうか。
無闇に拒絶すると、選挙妨害で訴えられはしないかしら。
立ててあって、ポスターに証紙が貼ってあったら、勝手に取り除くのは違反なのでしょうね。
お願いします、ポスターを立たせてください、お願いするのが一般的なのでしょうか。
投票日まで日数がないのだ、どんどん立ててしまえ、やったもん勝ちなのでしょうか。
ポスターが立ててある地主のかた、そのへんはどうなんでしょう。
沖縄大学
福岡大学
兵庫大学
奈良大学
愛知大学
石川大学(名乗ってはいるが未認可らしい)
長野大学
神奈川大学
栃木大学(名乗ってはいるが未認可らしい)
宮城大学(公立大学)
青森大学
上記の大学名に共通するのは、国立大学でない、ということ
那覇大学(存在しない)
松山大学
高松大学
松江大学(存在しない)
大津大学(存在しない)
津大学(存在しない)
金沢大学(国立大学)
横浜大学(横浜国立大学、横浜市立大学)
甲府大学(存在しない)
宇都宮大学(国立大学)
前橋大学(存在しない)
水戸大学(存在しない)
仙台大学
盛岡大学
札幌大学
県名と県庁所在地が違う場合、(例えば、愛媛県の県庁は松山市にある)
その県庁所在地の名前を大学名にしている例
子どもに付けた名前、この漢字どう読むのだろう、これがキラキラネームなんですが
大学にも不思議な名前があるそうです。
甲南大学「マネジメント創造学部」「フロンティアサイエンス学部」
国士舘大学「21世紀アジア学部」
和光大学「現代人間科学部身体環境共生学科」
帝京平成大学「現代ライフ学部」
宇都宮共和大学「シティライフ学部」「子ども生活学部」
玉川大学「芸術学部パフォーミング・アーツ学科」
桜美林大学「リベラルアーツ学群」
駒澤大学「グローバル・メディア・スタディーズ学部」
立命館アジア太平洋大学「アジア太平洋学部」
これは読めないとさじを投げられた名前
鈴峯女子短期大学の言語文化情報学科「日本語日本文化(^^)コース」
(^^)ここの部分はどう読めばええのでしょう。ニコニコでええの?ニッコリ?
履歴書にはこのまま書いてええのでしょうか。
大学のリストアップ、これ、わたしのオリジナルじゃありません。
どこかにオリジナルがあって、コピーのコピーです。コピーのコピーのコピーかもしれない。
「サウジアラビアでマッシャアラー!」ファーティマ松本 ころから
22歳で、アメリカでサウジアラビアの人と結婚した。
ところが、サウジアラビアの国は外国人との結婚を許していない。
国家が入国を認め、結婚を認めるのに6年かかった。その間、隣国のバーレインで待ち続けた。
7人の子どもを産み、彼女は44歳、サウジアラビア滞在歴18年なのだ。
その18年の家庭での生活なんですよ。
第二夫人も娶っているし、かなり波乱万丈な人生のように見えるが、天真爛漫に過ごした、と書いている。
あえて修羅場は書かなかったのかなぁ。
そうそう、題名のマッシャアラー、これに触れて置かなきゃならない。
直訳すると、[(すべては)アッラーの御心のまま]だが
[へぇ、すごいね]と相槌を打っている感じに近いのだそうな。[わぁ、スゴイ、スゴイ]
長年、日本語の環境から離れていたのに、余裕とユーモアにあふれていて、著者のセンスはたいしたもんです。
第1章 フシギの国へ嫁ぐ
[外国人]とは結婚できない!?
結婚できない相手がいる!?
生理中の離婚宣言は無効
教義に[反して]望まれる男の子
反抗期のないサウジアラビア
子だくさんなサウジアラビア人
マッシャアラーの国
第2章 砂漠の町に暮らす
義母との衝撃的な出会い
来客と顔も合わさない[歓待]
第二夫人登場
アラビア語かく学びけり
同性愛者はご法度の社会
住所のある町がある!?
孤児を育てると天国へ
サウジアラビアタクシー事情
おなじムスリムを差別する社会
移民大国の素顔
超ヘルシーなアラビア料理
七歳にして男女席を同じくせず
フシギだらけの学校生活
羊を屠殺するイードのお祭り
第3章 イスラムに生きる
イスラム教徒になるということ
割礼とピアス
アッラーに選んでもらう礼拝
少女が憧れるアッバーヤ
不当な利益を得る先生!?
日本人とイスラム教
イスラムの禁忌と義務
まえがき、とあとがきがこれに加わります。
「ザ・万字固め」万城目学 ミシマ社
著者、万城目学は、まきめまなぶ、と読みます。
彼のほとんどの小説を読んでおります。
「ザ・万字固め」はエッセイです。くだけた書き方、見様によってはふざけた書き様とも言えます。
小説では脱線した書き方はしない。ただし、構成する状況が状況です。状況は突き抜けております。
ここでのエッセイ、ほんの一節を紹介しましょうか。
台湾でサイン会を開いた、その場面でのこと。
わんちぇんむぅしぇえ、萬城目學、台湾ではこうなります。
[偉大なる、しゅららぼん]は[偉大的咻啦啦砰]となり
[鴨川ホルモー]は[鴨川荷留爾摩]となる。
お話しの一節は、長いのもあり、うんと短いのもあり、そこはエッセイなんですね。
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