狛犬ジョンの軌跡
「狛犬ジョンの軌跡」垣根涼介 光文社
題名で内容がほとんど明かされているんですよ。
おれは銚子の犬吠埼で巨大な犬を轢いた、いや、ボディでこすった。
犬は大怪我していた。救ってやらねば。
埼玉まで戻って獣医医院に担ぎ込んだ。
順調に回復してくる。
ただし、近所の犬が恐慌を来して吼えて怯えるので家の中でじっとしていなきゃならない。
銚子まで出かけて犬が怪我したあたりを探ってみた。
神社の社頭に宮獅子・狛犬がある。
宮獅子が破壊されて、狛犬が生江不明になった神社があるのをみつけた。
で、お話しはこうなるだろうという展開になりましたよね。
このお話し、どう締め括る?
この世のものではないオカルト話しにはできないでしょう。
円満解決、予定調和、誰もが納得できる結末とはなんでしょう。
尻切れトンボだが、終わっちゃったね。こんな終わり方でええんですよ。
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