サウジアラビアでマッシャアラー!
「サウジアラビアでマッシャアラー!」ファーティマ松本 ころから
22歳で、アメリカでサウジアラビアの人と結婚した。
ところが、サウジアラビアの国は外国人との結婚を許していない。
国家が入国を認め、結婚を認めるのに6年かかった。その間、隣国のバーレインで待ち続けた。
7人の子どもを産み、彼女は44歳、サウジアラビア滞在歴18年なのだ。
その18年の家庭での生活なんですよ。
第二夫人も娶っているし、かなり波乱万丈な人生のように見えるが、天真爛漫に過ごした、と書いている。
あえて修羅場は書かなかったのかなぁ。
そうそう、題名のマッシャアラー、これに触れて置かなきゃならない。
直訳すると、[(すべては)アッラーの御心のまま]だが
[へぇ、すごいね]と相槌を打っている感じに近いのだそうな。[わぁ、スゴイ、スゴイ]
長年、日本語の環境から離れていたのに、余裕とユーモアにあふれていて、著者のセンスはたいしたもんです。
第1章 フシギの国へ嫁ぐ
[外国人]とは結婚できない!?
結婚できない相手がいる!?
生理中の離婚宣言は無効
教義に[反して]望まれる男の子
反抗期のないサウジアラビア
子だくさんなサウジアラビア人
マッシャアラーの国
第2章 砂漠の町に暮らす
義母との衝撃的な出会い
来客と顔も合わさない[歓待]
第二夫人登場
アラビア語かく学びけり
同性愛者はご法度の社会
住所のある町がある!?
孤児を育てると天国へ
サウジアラビアタクシー事情
おなじムスリムを差別する社会
移民大国の素顔
超ヘルシーなアラビア料理
七歳にして男女席を同じくせず
フシギだらけの学校生活
羊を屠殺するイードのお祭り
第3章 イスラムに生きる
イスラム教徒になるということ
割礼とピアス
アッラーに選んでもらう礼拝
少女が憧れるアッバーヤ
不当な利益を得る先生!?
日本人とイスラム教
イスラムの禁忌と義務
まえがき、とあとがきがこれに加わります。
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本を読んでいただきましてありがとうございました。只今第2弾も奮闘執筆中です。もし出版されましたら、またお読みになって下さい。お願いいたします。
投稿: ファーティマ松本 | 2013年8月 9日 (金) 20時31分
わぁ
著者からコメントを頂いたのは初めてです!
第2弾も楽しみに待っております。
投稿: しぇるぱ | 2013年8月 9日 (金) 23時39分