「展覧会いまだ準備中」山中幸久 中央公論新社
大学では応援団にいた男が大学院を経て学芸員の資格を取って、今は美術館にいる。
応援団と学芸員のギャップがちょこちょこクスグリになっています。
先輩の応援団長から絵の鑑定を頼まれた。
羊を描いた絵で、下手なんだが、見ているうちにほのぼの感が湧き上がる絵なんです。
他にも絵があると判ってきた。
繊維会社にある。
羊を描いた侍は、明治維新後、羊毛から繊維一般に手を広げて繊維会社を立ち上げていたのだ。
描かれた絵を全部集めて、展示したいなぁ。
ここの美術館では学芸員の新米・末席なのだ。
がんばれ、企画が通せるまで一生懸命がんばれ。
フレー、フレー、今田弾吉。



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