「気骨稜々なり」火坂雅志 小学館
博多の商人、島井徳太夫、後の島井宗室の一代記です。
酒屋の出だが、父が破産して、借金を抱えての出発です。
朝鮮で焼物を掘り出して、博多へ持ち帰って売り出すことから始めます。
途中省略、博多の豪商のトップまで登りました。
秀吉が朝鮮へ出兵し、阻止の工作をしたり、止むを得ず手伝ったりです。
ほんとは、途中省略したところがこの小説のホネなんです。
何度も博多の街が焼かれる。三度焼かれる。
そのたびに立ち上がって再建するところがええところなんです。



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