可部の西の山に、水越山
稜線に出て、標識があって、頂上まで580m、一挙に距離を稼いだことになるね。
広い杣道なんだが、一部シダを掻き分けて進むところがある。いや、そんなに邪魔にはならない。単調な道だから、こんなものでもアクセントになるものね。
二度三度、あるいは、と期待させる頂上の雰囲気があるんだが、ただのこぶに過ぎないのだね。
稜線から山腹へ多分、これが最後の急斜面だぞ。えんやえんや、ストックを突き立てて坂道を登ると、やっと頂上に躍り出た。
ここが水越山頂上、三角点がある。
等三 點角三 三角点の字体はどれも右から左書きで旧漢字なんだよね。左から右書き新漢字、こんなスタイルは見たことがないが、壊れて補修するにも戦前のスタイルを踏襲しているのだろうか。
順次、三角点にICチップが埋め込まれているが、ここにはないね。まだ作業者がやってきていないのだ。
さて、降りるとしようか。
あらら、頂上直下の坂道はえらく急斜面じゃないか。驚くほど一歩一歩の踏み込みが深いよ。
何度も繰り返して言うのだが、山が急かどうかは登りではなく下りでわかる。登りはガムシャラに登るもんだが、下りは足の置き場など冷静に観察しながら降りて行くもんね。
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これは頂上付近の抜書きです。
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