可部の西の山に、茶臼山、螺山
視界が広がるところがあって、住宅地が見えている、茶臼山が見えている。
もうちょっと先に進むと、太田川が眼下に見える。安佐北大橋が見えている。柳瀬の尾根が見えている。恐竜の背中のような風景だね。
あと400メートルという札があって、あと150メートル、100メートルと札が励ましてくれる。
これがなかなか進まないのだ。一歩一歩が急坂で、踏み締め踏み締め登って行かなきゃならない。
螺山はもともと西山だと思うよ。可部の西の山だもの。
登ってみたら、巻貝の殻を登るようにきつい傾斜だった。螺山と名前を変えよう。そんな経過があるのではなかろうか。
たにしのにしが螺とは思いもしなかった。
螺とは結びつきもしなかった。螺の字を見て最初に思いつくのは螺子、螺の捻じれから螺子が誕生したのだが、本来の言葉を失って、派生語のほうが残ったのだよ。
○○鋲螺などの名前の鉄工所、工具屋を知っている。わたしには貝よりネジのほうがより親しいのだ。
螺山の前の段まで登ってきた。電柱が見えている。電波塔が見えている。
とんとんと踏み締めて螺山の頂上に登ってきた。
電波塔はテレビ中継の電波塔なのだ。NHK、民放、FM放送、ここから可部の街をカバーしているのだ。
可部の市街地が見えているが、冬だからこそ見えるのだ。梢の葉っぱが落ちているから今は見えるが、若葉青葉の頃は梢が邪魔で見えにくいだろうね。
編集が終わりました。
新しいページをアップしております。
あのね
[螺山]は[にしやま]と読みます。ここではフリガナを省いたが、本編ではフリガナを付けております。
« IMEパッドが消えてしまいました | トップページ | 既読にならない »
コメント