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2014年3月 5日 (水)

はなとゆめ

「はなとゆめ」冲方丁 角川書店
暦の渋川春海、水戸光圀、に続いて、わたしの出会い三作目。
ヒロインは清少納言、宮中に上がって、中宮定子に仕えた。
物語の芯は、中宮の誘いで「枕」を書き始めること、手から手に渡って、「枕草子」として世に広まった。
もう一つの芯は、藤原道長の野望、公家の頂点を極め、娘を入内させること。
中宮定子は道長の圧迫を跳ね除け、帝への愛を貫くこと。
読み始めは、しょうしょうつらい、読みづらい。
お話しの進行が遅いし、公家社会に馴染めない。
読み伏せようとせず、読み流すようにすると、ページのめくりが早くなる。
道長が世に出るころから、お話しは佳境に入っていきます。
これは新聞の連載小説なんです。
この状態で読者の興味を繋ぎ止めるとは驚きです。

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