無料ブログはココログ

« 宅急便を英語でいうと | トップページ | 巧遅は拙速に如かず »

2014年3月27日 (木)

静おばあちゃんにおまかせ

「静おばあちゃんにおまかせ」中山七里 文芸春秋
中山七里で今まで読んでいるのは「切り裂きジャックの告白」「ヒートアップ」
その手の路線だろうと読み始めたが、ずいぶん作風が違う。
のどかなんですよ。
捜査一課の若い刑事、女子大生と知り合う。若い刑事、その女の子に捜査内容を相談してしまうんですね。
女の子はおばあちゃんに相談する。おばあちゃんは元裁判官です。
五話の中編ですが、どれも「安楽椅子探偵」の装いです。
五話がそれぞれ独立して完結しているんですが、女の子の両親が交通事故で轢き殺された。
その真相を追う、それが全編を通してのテーマでもあります。
最後がぎょっとする結末で、血まみれ中山七里の片りんを見せて終わっています。

読書メーター

広島ブログ

« 宅急便を英語でいうと | トップページ | 巧遅は拙速に如かず »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 宅急便を英語でいうと | トップページ | 巧遅は拙速に如かず »

最近のトラックバック

2023年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31