「上野池之端鱗や繁盛記」西條奈加 新潮社
[金春屋ゴメス]などの奇想天外ファンタジーではなく、[善人長屋]に続く系統です。
上野池之端にある鱗やに奉公にあがる。
料理屋とは言えない出会い茶屋だった。
若主人が志して、本物の料理屋に変身して行く。
もともとは水戸の鱗やが本店だった。ここは水戸からの支店だった。
水戸の鱗やは放火にあって、一家全滅したのだそうな。
板長を叱咤励まして、だんだんと料理屋の評判を挙げて行く。
ヒロイン少女は段々と客あしらいの達者に成長して行く。
ここから怒涛の結末に向かうのだが、そこは自分で読んでね。



庄原の上野池のほとりにある亀井家のことかと思って来たのに… 中国横断道のテープカットに来てましたね
投稿: 森のくま | 2014年3月31日 (月) 21時46分
あはは
なるほど、当て嵌めが妙!
投稿: しぇるぱ | 2014年3月31日 (月) 23時18分