「追憶の夜想曲」中山七里 講談社
プロローグで、少年が子供をバラバラ死体にして曝すという事件があります。
本編に入ると、妻が夫を殺した事件、一審では長期の懲役刑の判決でした。
別の弁護士が代わって控訴審を担当することになりました。
この弁護士、切れ者で、矛盾点を次々に明るみに出します。
最後は、嫌な終わりです。プロローグの伏線がここで効いてくることになります。
題名が「追憶の夜想曲」そんなロマチックなものじゃありません。
展開は鮮やかで、次々とページをめくりたくなるが、読後感は最低です。
後味が悪い、読まなきゃよかったと後悔します。



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