「黒書院の六兵衛(下)」浅田次郎 日本経済新聞出版社
六兵衛は、玄関の宿直部屋から、[虎の間][大広間帳台構え][帝鑑の間][大廊下上之御部屋][溜間][御黒書院]
とうとう将軍の御座所に今座っている。10ケ月のうちにどんどん居場所を変えたのだ。部屋も出世して行く。
六兵衛が何者なのかがわからない。
金で旗本の株が売り買いされたものらしい。金で買って、そのまま六兵衛と言う名前で出仕しているのだ。
六兵衛は前の将軍慶喜公ではないか。
イギリスのスパイではないか。
ついに天子様が江戸城に入城、これから先はダイジェストするのを止めにします。
さすがに筆者は直木賞選考委員、話しの運びが達者、達者。



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