「教場」長岡弘樹 小学館
教場とは、警察学校のこと。
小説の構成で、嘘か真かわからないが、どんどんピックアップして退学・退職させている。
まさに篩に掛けるというやつだ。
教官は意地悪で、学生の覚悟の足りないところをぐいぐい抉っていく。
学生同士、決して仲が良いとはいえない。標的になるのを避けるため、他の人間を前に押し出して行く。
著者はどうしてこんなに警察学校の中に詳しいのだろう。
警官になるのは警察学校を経なければならないなら、わたしなら願い下げだ。
読み終えて、胸焼け感、消化不良の感じが残っております。



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