「風景を見る犬」樋口有介 集英社
沖縄でのお話しです。
ここは那覇の売春ストリート、そこに売春宿を家業にしている親子が住んでいます。
息子は高校生、メキシコ料理屋でコックのアルバイトをしています。
別の売春宿のおかみが殺された。
メキシコ料理屋で働いていた女が殺された。
犯人を探すお話しですが、ほんとはね、展開がよく理解できないんですよ。
場所が場所がら、何があろうと、そりゃそうかもしれない、と受け入れてしまうのですよ。
さぞかし悲惨なお話しなんだろうね。
いえいえ、明るい未来の雰囲気で終わります。
語り口がよろしい。
くすくす笑えるし、吹き出してしまうところもある。



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