ヴルスト!ヴルスト!ヴルスト!
「ヴルスト!ヴルスト!ヴルスト!」原宏一 光文社
「床下仙人」「佳代のキッチン」の原宏一です。これは期待できそう。
取り壊し予定のアパートに、期間限定で住み着きます。目的は[高認]への受験勉強、かっての[大検]のことです。
もう一人、住人が現れた。
ヴルストを作ろうと試作を重ねているのだ。
ヴルストとはソーセージのこと、ドイツでの名前なのだそうな。
男は、食料が給料ということでヴルスト作りへの協力を頼んできた。
ふたりはヴルストの試作を始める。
原宏一ですもの、悲劇の終幕はあるわけもない。そうです、ハッピーエンドとなります。
そこに至るまでが波乱万丈、これはもうだめなんじゃないか、ぎりぎり終わりなんじゃないか、の瀬戸際があります。
こんなお話し、大好き。
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