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2014年8月 4日 (月)

幕末不戦派軍記

「幕末不戦派軍記」野口武彦 講談社
仮の名前を、弥次郎、喜多八、筒なし、関兵衛の四人組、徳川幕府の御家人で、武具奉行の与力で、兵站の末席です。
長州戦争、上野彰義隊、日光、奥羽戦争、函館篭城と、流れるままに転戦を重ねる。
もちろん戦意などありません。成り行き、弾みで付和雷同して一緒に歩くだけ。
筆者はもともと学者なんですよ。本来の小説家ではない。
文献を紐解き、現代語に解読して書き上げているのです。
学者の文章らしいクドサはあるが、飛び跳ねた表現で、お主、よぅやるわ。
論文執筆の時の考証を磨く必要もなく、自由に書いております。
そこがよろしい。
幕末の日記・手紙などからこの四人のキャラクターを作り上がたのがよろしい。
古文書の下敷きがあったのか、筆者の自由な創造なのか、そこは不明だが、時代の雰囲気がよく書けています。
学者の小説もなかなかええもんだね。

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