蜂蜜秘密
「蜂蜜秘密」小路幸也 文芸春秋
大人の童話です。別冊文芸春秋に一年間連載されたのですから、ただの童話じゃありません。
あるところの山の中にポロウの村があります。
ポロウの村にはポロウの蜂蜜が特産品であります。
不老不死になると評判の蜂蜜です。
ポロウの蜂蜜は、ポロウハチミツがキングサリーの花から採った蜂蜜からしか生まれない。
キングサリーの花はロウゼ家だけが栽培できる。
ポロウハチミツはゼンダ家だけが管理している。
昔々は、ポロウ家が全部取り仕切っていたのだが、家系が絶えてしまったのだ。
そこへ少年が訪ねてくる、ポロウ農学校へ転校してきました。
ここから物語が始まります。
大昔、人間が生まれる前には妖精が世界中にいました。
人間が妖精を追い払って、現在があるわけですが
妖精が人間になり替わったものがいる。
これが物語の遠因です。
これ以上は語りません。
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