「まるまるの毬(いが)」西條奈加 講談社
菓子屋のお話なんですよ。南星屋治兵衛、なんぼしやと読みます。
あるじ治兵衛は、旗本の次男坊だが、家を出て菓子屋の修業を始めたわけです。
さらに内実があって、公方様の隠し子なのです。それは後々お話しに中に出てきます。
カスドース:平戸藩秘伝の菓子で、製法を盗んだと苦情が来る。
若みどり:練り切り菓子。
まるまるの毬:団子だが栗のいがのようにまぶしてある。
大鶉:餅。
梅枝:飴。
松の風:干菓子。
南天月:蜜柑餅。
主人公は高貴の隠し子、弟は大寺の住持、元の家は兄は亡くなって子が相続している。
同業の菓子屋からねたまれる。
菓子が舞台回しだが、もめごとは色々あるもんですねぇ



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