「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」 横関大 講談社
初作の「再会」以来、密かにひいきしている作家です。
場所は池袋署、神崎・黒木は同期で、仲が良い。
神崎は真面目一方、黒木は要領が良くて、ちゃんと成績も上げている。
猿の盗難事件、柔道が取り柄の警官が民間人に暴行した事件、住居に幽霊が出る事件、警察学校での事件、あとは省略します。
こんなのを並べると、緩いお話しだと思うでしょう。
5話まではバカ話しを展開しています。
6話、7話は連続しています。
黒木には秘密がある。その秘密はここでは明かさないが、ほぉ、ええ話しや。
緩いお話しを並べて、最後に感動的なお話しで締める。
よく出来た構成です。



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