水底の棘 法医昆虫学捜査官
「水底の棘 法医昆虫学捜査官」川瀬七緒 講談社
法医昆虫学捜査官シリーズで、「147ヘルツの警鐘」「シンクロニシティ」に続く三作目です。
川の中の中州で死体を発見した。
遺体は食い荒らされていて、身元は確定できない。
夏のハエと冬のハエが同時に発見されて、発生時期から遺体の漂着の日時が判る。
そこは昆虫学者と法医学者を同時に兼ねるヒロインの見せ場でもあります。
遺体の食い荒らされようは、昆虫の仕業を越えている。
海から漂着した遺体だから節足動物を考慮する。
エビ、カニ、シャコの類。
ここから海の探索が始まる。
題名の「水底の棘」ゴカイの仲間でウミケムシという肉食動物がいる。トラフシャコも肉食動物。
ウミケムシは棘を持っている。トラフシャコにも脚がある。
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