肯定、否定
肯定の[肯]の字の訓読みは、うべなう、がえんじる
否定の[否]の字の訓読みは、いな、いなむ
話し言葉では決して出てこない言葉です
演説や挨拶でも出ては来ません
書き言葉でしか使いません
難解な評論とか、むちゃくちゃ背伸びした文学でしか使いません
[肯]うべなう、がえんじる、これの対語の[否]いな、いなむ
これを引き出すのに何日もかかりました
いな、と読めても、いなむ、とは読めない、そう読むとは知りませんでした
[肯]うべなう、がえんじる、これを使うケースはあることはあります
[否]いな、いなむ、これが出てくる場面はほとんどありません
スマップの「セロリ」
♪育ってきた環境が違うから好き嫌いはイナメナイ
♪価値観はイナメナイ
いなむ、に出会うことはなくても、いなめない、これは割と使われます
いなむ、それ自身が否定なのに、いなめ+ない、さらに否定の否定で多用されるとは、皮肉です
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