一年の総まとめ
アルバムに、「1014年の回顧」をアップしました。
全部は別ページにあるので、一年間のピックアップです。
http://sherpaland.net/album/2014/2014overview.html
もうひとつ
「しぇるぱとは何者?」の「2012年からはこんな姿です」に今年のを追加しました。
去年までの様式を変更しました。
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アルバムに、「1014年の回顧」をアップしました。
全部は別ページにあるので、一年間のピックアップです。
http://sherpaland.net/album/2014/2014overview.html
もうひとつ
「しぇるぱとは何者?」の「2012年からはこんな姿です」に今年のを追加しました。
去年までの様式を変更しました。
「名もなき毒」宮部みゆき 幻冬舎
杉村三郎シリーズの2作目です。
老人がコンビニの紙パック飲料を飲んで死亡した。青酸カリによるものです。
杉村は殺人犯を捜すのを依頼された。押し切られたようなもので、彼の意思ではなかった。
一方、彼の職場では働かないアルバイトに悩まされていた。アルバイトは解雇した。
以来、恨まれて、職場のミネラルウォーターに睡眠薬を仕込まれ、大勢が睡眠薬で倒れた。
青酸カリ事件と解雇の恨み事件は、一挙に解決する。
そこは語りません。クライマックスだもの。
名もなき毒、毒を抱えている人間はいるもんです。
伏線で、工場跡地が宅地化している、薬品などで土壌が汚染している場合がある。
ま、この、伏線は、埋めたまんまで掘り出してはいないんですがね。
私立探偵開業に持っていかせようという意図が透けて見えますね。
第3巻で、離婚して今多コンツェルンを離れる。
杉村三郎シリーズが終わるのか、第4巻で私立探偵を開業するのか、さて、どうなんでしょうね。
シリーズ第1作の「誰か」は実業之日本社、第2作の「名もなき毒」は幻冬舎、第3作の「ペテロの葬列」は文芸春秋
出版社を転々としているんですよ。
こういうの、あるんですねぇ。どうもこのへんが不思議。
中国人民元、公式では元だが、紙幣の印刷は、圆、(圆=圓=円)
中国政府はいろいろおかしいが、ここもおかしい
調べて判ったのですが、元も圆も、イェン と発音するのだそうです
圆は字画が多いから、字画の少ない元を代用しているのだそうです
中国紙幣の写真はここにあります
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「中国の通貨と両替 - 中国バックパッカー観光旅行記」
http://beibaoke.info/rmb/rmb.php
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何が言いたいのか、言いたいことの焦点は、$、£、€、などの通貨のマーク
各国為替交換表では、CNY、JPY、と区分表示される
¥が中国人民元も日本円も示す通貨のマークとは知らなかったなぁ
ということは
明治政府が、両から円に通貨の名前を変えたのは、清国政府の圓を真似したからかしら
それとも
外国人と契約書・領収書などを書くとき、RYO表示ではなく、中国と同様に¥と扱われるので、現実に合わせたのかしら
「パラドックス実践 雄弁学園の教師たち」門井慶喜 講談社
門井慶喜は馴染みの作家なんです。数えてみると、7冊読んでいました。
どの本も、惚れたはれたが出てこない。たとえ出ていてもそれは話しの本筋ではない。
これは、論理学、修辞学を学ぶ学校のお話しです。
雄弁学園という小中高大一貫教育の学校のお話しです。
[パラドックス実践ー高等部]
[弁論大会始末ー初等部]
[叔父さんが先生ー中等部]
[職業に向かない女ー雄弁大学]
新任の教師に生徒が試しをかける、テレポーテーションが現実に可能であることを証明せよ、海を山に、山を海に変えられることを証明せよ、ほんとうにサンタクロースがこの世にいることを証明せよ。
ちゃんと高校生を論破してギャフンと言わせてしまいます。
小学校から大学まで、ディペード、雄弁の術を研鑽するのが建学の精神です。
惚れたはれたも出てこない、スリルサスペンスも出てこない。
こんなお話しで面白いのか。ええ、ええ、面白いのです。
どう面白いのか、ちょっと語れない、それは自分で読んでみてね。
意味はわかりますよ、ひっかけてつるすこと
読み方がわからない
クレーンやヘリコプターの話題で出てくるのではなく、台湾のニュース翻訳で出てきた言葉です
検索してみました
[けんちょう]こう読むのだそうです
なるほど、こういうことか
釣果、この読み方も[ちょうか]と読む
というこことで、吊も釣も[ちょう]と読む
漢、唐の時代に漢字を移入した、その時に、読み方もイメージも同時に移入して来たんですね
現代中国語では、[ちょう]と読むかどうかは知りません
現代日本語では、移入した当時と同じなのか違うのか、そこも分かりません
日本での記録は丹念でしてね、当時どう発音していたのか、どこの時期に揺らいだのか、ほんとは文献があるのです
わたし、プロの学者じゃないので、そこのところは判りません
ジレという言葉に出合いました、なんだ、これは
ジレ=フランス語、ベスト=英語、チョッキ=日本語、なんだそうです、同じものを指す
検索して、なるほど、と理解させてくれるページを見つけた
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【雑学】何が違うか分かりにくいファッション用語【チョッキ?ベスト?ジレ?】
http://matome.naver.jp/odai/2137894972461054701
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ついでに、こんなものまで違いを教えてくれる
ジーンズ、ジーパン、デニム
マフラー、ショール、ストール
ファスナー、チャック、ジッパー
パンプス、サンダル、ミュール
ランニング(シャツ)、タンクトップ、ノースリーブ
世代の古い人々なら、大丈夫です、とは言わずに、結構です、という言葉を使います
どっちも第一の意味は、受け入れる、ということです
本当に言いたい真意は、いりません、ということです
きっぱり断ると角が立つ、やんわり断る言葉の使い方なのです
上司の意見、取引先の要求、間違っていると判っていても、そこを跳ね返すのは難しい
曖昧な言葉ですが、先送りするにはとても便利な言葉です
ここまではマクラなんです
上に書いたことは誰もが知っている、そういうもんだ、と共通認識です
大丈夫です、は若い世代、結構です、は年かさの世代
それぞれの世代の線引きはどのあたりなのでしょうね
大丈夫ですが耳に入るようになったのはここ数年のことです
潜伏期間を加味しても、10年前くらいからでしょうか
焦点は30代、彼らが多用するのは、大丈夫です、結構です、どっちなんでしょうね
大変喜んでおります、このフレーズ、あちこちで聞くようになりました
昔々には聞かなかった言葉です、あったとしても少数派でした
どこから、だれから、始まったのか
たぶん、天皇陛下のお言葉が始まりではないでしょうか
昭和天皇のお言葉はもっと硬かった、今上天皇のお言葉です
上流の言葉を下々がまねるのは、よくあることです
たちまち、あちこちで、大変喜んでおります、と喜びの言葉があふれました
では、その前はどう言っていたか
めでたいとか、喜びにたえないとか、イベントを褒めるのが普通だったと思います
大変喜んでおりますとは、わたしが、自分が、喜んでいるわけです
話しているわたしを押し出してしゃべるのは、今までになかったことだと思います
「非正規レジスタンス 池袋ウェストゲートパークVIII」石田衣良 文芸春秋
[千川フォールアウト・マザー][池袋クリンナップス][定年ブルドッグ][非正規レジスタンス]
シングルマザー、街のごみひろい、リベンジポルノ、非正規労働者。
章ごとのタイトルと事件はこうなっています。
初めて知った。非正規レジスタンス、非正規労働者の実態はこうなっているのか。
どれもこれも救いようがないように見えるが、全部ハッピーエンドになっています。
読みながら不思議に思うのだが、Gボーイズの王様はいつまで在位を続けるんだろう。
どこの暴走族も成人するとカシラは引退して次に引き継がれるもんだが。
キング・タカシが引退すればこのシリーズは終わるのかしら。
まだ3巻ほど残っているが、連続して読んだので、ちょっと食べ飽きました。ゲップ。
もうちょっと年月を置いてから、再開することにします。
「灰色のピーターパン 池袋ウェストゲートパークVI」石田衣良 文芸春秋
イジメ・カツアゲ、もひとつイジメ・カツアゲ、幼児性愛、飲み屋街浄化作戦、これが四つの章の内容です。
話しの立ち上がりは悲惨で救いようのないところから始まって、最後は解決するわけです。
必ずハッピーエンドなので、途中なんぼ読みづらいお話しでも、安心して読み続けることができます。
マコトは1巻から果物屋の店番のまま、キングは最初っからキングだが、サルは違う。
1巻では、ただのチンピラでした。今は渉外部長の看板を背負っている。
ヤクザ界で順調に出世しているわけです。
1巻が1998年、この巻では2006年、時間の流れは読み物の時間と現実の時間と同じに流れているみたい。
人の名前でキラキラネームがありますが、商号にキラキラネームはどうか、ということなんです
医者、弁護士などの商号にキラキラネームは禁じられているのか、いないのか、そこはどうなんでしょうね
たぶん、禁じられている、少なくとも、同業組合で申し合わせて自粛・禁止している、ということでお話しを進めます
正々堂々とキラキラネームを名乗る方法があります
姓名の一部を組み合わせたものですが、ただし、あまりにもストレートな名前なので、世間・業界の反感を買うかもしれません
こうふく内科医院-----香田福子
もうけ税理士事務所-----毛利啓太郎
しょうそ法律事務所-----庄司宗助
はかせ特許事務所-----博多誠一
でらっくす一級建築士事務所-----寺田久寿男
この命名で評判が高まるか、落ちるか、そこは自己判断でどうぞ、わたしは責任を負いません
「電子の星 池袋ウェストゲートパークIV」石田衣良 文春文庫
先に5巻を読んで、戻って4巻を読んだわけだが、順番は別に問題はなかったみたい。
1巻ではPHSを持っていた。4巻では携帯電話に変わっている。
それなりに年月の流れには沿っているみたいだね。
[東口ラーメンライン]ラーメンのナルト
[ワルツ・フォー・ベビー]黒いキャップ
[黒いフードの夜]パイナップル
[電子の星]DVDのディスク
文中のシーンの変わりにそれぞれの章のアイコンが繰り返されるわけです。
なんでもや屋というか、ボランティアの探偵というか、頼まれては無償で探す、解決する、わけです。
それは初巻からずっと変わらない。金を貰ってもそれは経費相当分です。
売春するビルマ人の少年がいたり、バイオレンスSMショーがあったり、近寄り難いお話しの構成になりつつあります。
裁判官は判事、検察官は検事、弁護士は弁事とは言わない、弁護士のままです
なんででしょうね
明治政府の官尊民卑で、弁護士は弁事と称するのは許されなかったのかもしれません
今となっては、そんなのお断り、弁事などちゃんちゃらおかしい、弁護士で結構だ、こうなるでしょうね
かなり昔の上方漫才に、若井はんじけんじ、という漫才コンビがいました
もしトリオだったら、はんじけんじべんじ、と名乗ったかもしれない
惜しかったなぁ、弁事が認知されるチャンスだったのですよ
それよりも、弁理事務所、特許事務所、の弁理士、こっちのほうが弁事と名乗るかもしれません
反対意見がありましてね
今、世にあるのは、判事、検事、刑事、知事
待て待て、知事は流れが違うなぁ、略称ではなく知事が正式名称です
ハタケが偏っています、弁理士からは、あれはあの業界だけの名称と、相手にしない事も考えられます
果実の森→とか、西山という目印が現れてくる。
さては、目指す山の名前は西山というのだ。ネットで探しても山の名前が判らず、棲真寺の奥の山とでも仮の名前を付けようか、と思っていたところなんですよ。
どこから見て西の山か、当然、棲真寺から見て西の山ということだろうね。
ここが三番目の鉄塔、鉄塔の隣のイバラの中に三角点がある。大きめのサルトリイバラで、絡みついてくるので身をよじって上手に避けなきゃならない。
スカイアーチ展望所と小さな目印がある。どんなものか行ってみよう。
岩が突き出していて、展望はええが、危険と隣り合わせだね。眼下には広島空港大橋が見えている。そうかい、別名、スカイアーチとも言うのかい。
元の三角点、鉄塔まで戻って、来た道を引き返す。
木々の梢が邪魔で、西山の写真がどうしても撮れなかったのですよ。ここなら西山がはっきり見える。第二の鉄塔。第三の鉄塔(西山)も見えるし、オートキャンプ場(棲真寺山)も見えている。
さて、戻ろう。棲真寺まで戻ったところで小粒だった雨が本降りになってきた。急いで降りて行くことにしよう。
支谷から本谷に合流し、渡渉点、木を渡ると滑りそうで危ないな。石の上を渡った方が安全だろう。
あとはどんどん降りて行けばええ。瀑雪の滝を過ぎると、駐車場まではすぐ近いのだよ。
こんなに安全で快適な道なのに、ネットで紹介されていないのは何故なんでしょうね。
鎌倉時代から踏まれた道が棲真寺までは続いている。さらにその先、近くの水力発電所からの送電線が敷設されている、その送電線管理道を行けば安全確実なんですよ。
これではあまりに不遇すぎる。もっともっと脚光を浴びてもええ道だと思いますよ。
編集が終わりました。
新しいページをアップしています。
これは、ページの最後の部分を抜書きしたものです。
興味があれば、ページの最初から読んでいただければうれしいです。
このほど、google map で仕様変更があって、大きな変化がありました。
過去にアップした google map は極端な広域地図に読み替えられてしまいました。
行動した範囲だけのはずが、日本では瀬戸内海を含んだ中国地方全体の姿に変わってしまい
台湾は台湾島の半分まで地図が広域になり、香港は大きく中国大陸まで取り込んだ地図で表現されています。
ピンポイントで【ここ】、と指差しているのに、こんな広域地図ではどうにも間抜けに見える。
わたしの意図とは大幅に違っている。
しゃぁない、現実に合うように修正しなきゃならんな。
十数年前から始めたのなら件数が多過ぎるが
google map を利用しているのは去年と今年のぶんだけです。
登山篇で48件、自転車篇で47件
あらためて、新しい google map にログを展開し、新しい軌跡を描き直しました。
登山篇から先に差し替えし、自転車篇は続いてアップ終了しました。
今となっては、差し替え以前の地図がどれだけ広域地図だったのか、そこはすっかり塗り替えました。
繰り返し、繰り返し、同じ動作段取りを重ねて、100篇近いファイルを書き直しました。
どこまでやったか混乱したり、ネットで出来栄えを確認すると間違えていたり、おおドタバタでした。
今回は、なんとかリカバーできました。
この先5年もすると、また大きな仕様変更があるんじゃなかろうか。
その場合、リカバーできるかどうか、数が多過ぎて、恐らくできないでしょうね。
よそ様のネットソースをただ遣いしているんですものね
無料で使わせてもらっているんだもの、文句が言える立場じゃないのはよく判っています。
それでもね、google map の設計者のかた、一言物申したいよ。
ユーザーだって、新しい仕様に添おうと、けっこう苦労しているんですよ。
ここんとこ、自転車は鳥取・島根を転がしていました。雪の季節を迎え、山陰は自転車には不向きだなぁ。瀬戸内海沿岸に転進しよう。
川沿いに進むのを得意にしているんだが、沼田(ぬた)川はまだ攻略していなかった。沼田(ぬた)川に行くとしよう。
三原市本郷のショッピングセンターに寄る。ここの駐車場を拝借させてね。帰りには、買い物するからね。
下流に行こう。本郷橋を渡らず、右岸をそのまま下って行く。いくつかの堰を越える度に段々と川幅が広がっているように思えてくるね。
左側が沼田(ぬた)川、堤防の右側には天井川という名前の川が寄り添って流れている。忠海から北に向かって、天井川に沿って自転車を走らせたことがある。
天井川をストレートに沼田(ぬた)川へ放流しないのだよ。しばらく並行して流して、水位が馴染んだのを見計らって放流するのだろうね。
ここで天井川を渡る。堤防はしばらくは川を分けているが、この下流で消滅してしまっている。
三原大橋、沼田大橋があって、沼田大橋からは川から離れて進む。川沿いには三菱重工三原の工場があって、川辺は工場敷地で立ち入ることができない。
編集が終わりました。新しいページをアップしております。
これは、出だしの部分を抜書きしたものです。
この続きは、ネットでご覧ください。
http://sherpaland.net/bike/2014/bike-141208-nuta_rv_karyu/bike-141208-nuta_rv_karyu.html
うんと大昔、テレビドラマで「逃亡者」というのがありました。
タイトルが出ると同時に、ザ・ヒュージティヴと音声が入ります。
ははぁ、逃亡者とはヒュージティヴなんだなと理解していました。
[つれづれなるモナカ]→[ありえないCM]
http://clubmonaka.blog9.fc2.com/blog-entry-2889.html
ここのブログで使用例を発見しました。
The Fugitive File
この用法からすると、指名手配と理解すべきじゃないのか。
Fugitive が[逃亡する]という翻訳だとしても
用法としては[指名手配]として使われているようです。
Fugitive と Wanted がどう違うかは、いずれそのうち調べてみます。
真島誠(マコト)は成長していった。
第1巻では工業高校を出てまもなくの少年だった。
今は、二十歳を越えている。もう少年法が適用される年齢ではない。
果物屋の店番を手伝い、無料の探偵をやっている。池袋のトラブルシューターなのだ。
1巻からあることなのだが、段落ごとにロゴがある。そのロゴは章ごとの焦点を示しているのだ。
[骨音]骸骨
[西一番街テイクアウト]本
[キミドリの神様]蛙
[西口ミッドサマー狂乱]蛇
1巻での感想で、ろくでもないやつどもだが、段々と共感を覚える、と書いた。
今は、共感などない。わたしとは繋がるものがない。
地図を広げてみた。
西池袋公園は実際存在する。これが池袋西口公園なんだろうね。
近所には、池袋署、東武デパート、東京芸術劇場、本の中の建物がありますねぇ。
わたしも東京は知らないわけではないが、池袋には行ったことがない。
ふぅん、池袋とはここに書いてあるような街なのか。
2014/09/04 にやってきた、ANAマイレージクラブからのメールなんですがね
従来のパスワードは4桁なので2014年12月4日から無効にします
新しいパスワードを、英文字(大小)と数字の組み合わせ8桁以上16桁以下で登録してください
こういう内容のメールです
偽のなりすましメールかもしれない、データが盗まれるかも
慎重審議でもまく、ただただ、ほったらかしにしていました
期限が切ってあります、2014年12月3日まで
今日、決心しなきゃならんな、えい、踏み出してみよう
新しいパスワードを登録しました
検索して、ANA公式ホームページに入ってみました
会員番号、新パスワード、ちゃんと有効になっていて、テストテストはOKでした
どうやら、3ヶ月前のメールは偽メールではなく、本物のメールだったわけです
真偽の判定は難しいもんですね
今回は本物だったが、これがなりすましではない保証はどこにもないのですからね
「喝采」藤田宜永 早川書房
映画製作にまつわるお話しであること、巻末で、NHK紅白歌合戦でちあきなおみが喝采を歌っているテレビを眺めている、それが題名が喝采である理由です。
母を探してほしい、という依頼者が現れる。
父が亡くなって、父の探偵事務所を引き継いだのだ。
父は銀行の現金輸送車襲撃事件を追いかけていた。明らかにできないまま死んでしまったのだ。
母の名前は神納絵利香、神納絵利香は死体で見つかった。
映画全盛時代の女優、神納絵利香のライバルの福森里美が浮かんできた。
どうやら現金輸送車から盗まれた金は映画製作の資金に使われているらしい。
これ以上、お話しをなぞるのは止めにします。
1974年を舞台にしたお話しです。
ちあきなおみの喝采、佐藤内閣から田中内閣へ引き継ぎ、今から40年前のお話しです。
東京の繁華街のスポットが出てくるが、今は何々に変わっている、と注釈がある。
わたしら世代なら判るけど、今の若者世代にはピンとこないだろうなぁ。
2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2378ページ
ナイス数:61ナイスアンダーカバー 秘密調査の感想
IT業界の若い社長、戸鹿野はヘロインを大量に保持しているという容疑でフィリピン警察に逮捕された。無実の罪を訴えても効果なく、25年の懲役の判決が下った。会社は倒産し、株主代表訴訟で訴えられ、丸裸になった。獄中から真犯人を指名して、無実を証明し、釈放される。復讐を志す。一方、ジャッドはイギリスの警察からユーロインターポールへ出向を命じられた。イタリアからスペイン、トルコと麻薬を追って行く。この二つが入り混じりながらお話しが進んで行く。ええ、両方が関係するお話しなんです。片方だけでも面白いのに、どっちのお話し
読了日:11月21日 著者:真保裕一キシャツーの感想
ここ北海道ではキシャツーは汽車通、電車通でも汽車通。同じ高校に通っている三年生二年生、電車の席から話しは始まる。海岸にテントを張っているのが見える。誰だろう、行ってみようか。東京の高校生だった。ここに来たのは姉を探すためだった。両親が再婚した、お互いに連れ子で結婚した。姉弟になった。母が亡くなって、姉は家を出た。その姉を探しに来たのだ。これからの展開は、予想した通りに運んで行く。それでええのだよ。わたしは、中学生高校生のお話しを読むのが好きです。おおむね、汚いお話しが展開することはない。ここでも、明るく未
読了日:11月14日 著者:小路幸也K2 池袋署刑事課 神崎・黒木の感想
初作の「再会」以来、密かにひいきしている作家です。場所は池袋署、神崎・黒木は同期で、仲が良い。神崎は真面目一方、黒木は要領が良くて、ちゃんと成績も上げている。猿の盗難事件、柔道が取り柄の警官が民間人に暴行した事件、住居に幽霊が出る事件、警察学校での事件、あとは省略します。こんなのを並べると、緩いお話しだと思うでしょう。5話まではバカ話しを展開しています。6話、7話は連続しています。黒木には秘密がある。その秘密はここでは明かさないが、ほぉ、ええ話しや。緩いお話しを並べて、最後に感動的なお話しで締める。よく出
読了日:11月12日 著者:横関大雨の狩人の感想
刑事対ヤクザの戦いです。ヤクザの周辺のシロウトが殺された。最近のシロウトのほうがたちが悪い。ヤクザは暴排法の対象になるが、シロウトは対象にならない。捜査を続けて行くうち、新宿歌舞伎町でカジノを設置する計画があるのを探る。ヤクザが生き延びるため、密かに潜行している計画なのだ。警察の中で、逮捕裁判を経ずに自分で制裁をしてしまう単独者がいることがわかってくる。あとは一挙にカタストロフィに突入です。大勢出てくるので、誰が誰やら分からなくなります。巻頭に、人物相関図はありません。ま、そこが傷だが、一挙に読めて面白
読了日:11月10日 著者:大沢在昌大好きなニッポン、恥ずかしいニッポンの感想
すごいぞニッポン、大好きなニッポン、こんなに違うぞ母国とニッポン、恥ずかしいニッポン、縮むニッポン、私たちがソーリなら、このような章立てです。著者の友人知人、取引先から聞き取ったことがらを並べてあります。ひとつひとつは、どこかで聞いた、読んだ内容と似たようなもんです。ま、並の本かなぁ。
読了日:11月7日 著者:吉村克己破綻する中国、繁栄する日本の感想
章立ては、[迷走する中国][日本に屈服するか中国][揺らぐ中国国内][国際常識を逸脱した国家][シェール革命で勢力地図が塗り替わる][繁栄する日本][21世紀中に共産主義と民族主義は消滅する]それぞれの章は極めてマトモで納得できるお話しです。驚いたこと中国人民軍を中国共産党はコントロール出来ていない。勝手に暴走する傾向があります。習近平はコントロールに手を付け、シャドーバンキングを普通銀行化することで、軍高官を従わせることに成功した。軍の高官がシャドーバンキングを設立し経営しているからです。そのシャドーバ
読了日:11月5日 著者:長谷川慶太郎水底の棘 法医昆虫学捜査官の感想
法医昆虫学捜査官シリーズで、「147ヘルツの警鐘」「シンクロニシティ」に続く三作目です。川の中の中州で死体を発見した。遺体は食い荒らされていて、身元は確定できない。夏のハエと冬のハエが同時に発見されて、発生時期から遺体の漂着の日時が判る。そこは昆虫学者と法医学者を同時に兼ねるヒロインの見せ場でもあります。遺体の食い荒らされようは、昆虫の仕業を越えている。海から漂着した遺体だから節足動物を考慮する。エビ、カニ、シャコの類。ここから海の探索が始まる。題名の「水底の棘」ゴカイの仲間でウミケムシという肉食動物が
読了日:11月1日 著者:川瀬七緒
読書メーター
民主党の屋上看板が写されるたび、背後にペンタックスの看板が見えるのが通常でした。
気が付くと、民主党の看板の後ろにペンタックスの看板がありません。
ペンタックスは業績が悪化し、HOYAの子会社になり、さらにリコーに転売されました。
そんな事情で
ペンタックスの本社が移転し、看板が消えたのだろうと推測されます。
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2012-10-16 00:39:50
消えたPENTAXのロゴ☆洋画家 寺田竹雄作 モザイク「躍進」(三宅坂ビル)
http://ameblo.jp/sakime/entry-11378944949.html
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おおむね、この時期の頃にペンタックスの看板は消えたのでしょうね。
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