灰色のピーターパン 池袋ウェストゲートパークVI
「灰色のピーターパン 池袋ウェストゲートパークVI」石田衣良 文芸春秋
イジメ・カツアゲ、もひとつイジメ・カツアゲ、幼児性愛、飲み屋街浄化作戦、これが四つの章の内容です。
話しの立ち上がりは悲惨で救いようのないところから始まって、最後は解決するわけです。
必ずハッピーエンドなので、途中なんぼ読みづらいお話しでも、安心して読み続けることができます。
マコトは1巻から果物屋の店番のまま、キングは最初っからキングだが、サルは違う。
1巻では、ただのチンピラでした。今は渉外部長の看板を背負っている。
ヤクザ界で順調に出世しているわけです。
1巻が1998年、この巻では2006年、時間の流れは読み物の時間と現実の時間と同じに流れているみたい。
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