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ここで送電線巡視路と離れる。昔ながらの杣道を歩くのだと覚悟していたが、そんなことはない、よく踏まれた道で、草や枝で悩まされることはない。けっこう登山者が多いのだと思う。
大岩があって、ペンキマークがあって、進路はこっちと伝えているが、岩の付け根を迂回する方が簡単だし、苦労がない。岩を抱いて進むのが好きな人はそのようにすればええ。
二度三度と大岩が露出しているところがあって、ここが難所と言えば難所、岩場を跨いで突破しなきゃならない、迂回路はないのですよ。
頂上手前に偽ピークがあって、突破しなきゃならない岩場はそのひとつ、この先何度かこぶを越えて、あれ、墓場が見える、歴代の住職の墓場なんだな、と見過ごして、下に舗装された道が見えてくる。
龍泉寺の裏に出るのだ。ここからは寺の背後を登って行く。
岩にたくさんの仏像が彫り込まれている。レリーフ四面をコラージュにしています。左上、右上、左下、右下の順番で姿が見えます。
大岩をぐるっと鉢巻に迂回して登ると、そこが白滝山の頂上、鐘楼があってお堂がある。頂上からは龍泉寺を見下ろして、谷を隔てて黒滝山、海の中に大久野島下久野島、愛媛県大三島が見えている。
龍泉寺本堂の前に降りて、山門を潜る。山門の仁王は石像だった。
寺の下の舗装路から小泉郵便局への道がある、と頂上で聞いたが、聞いた説明と進むべき道とがうまくマッチしていない。ま、ええさ、またの宿題にしよう。
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頂上近辺を抜書きしています。
その前後の様子は、下のURLをクリックしてみてください。
「チマチマ記」長野まゆみ 講談社
主人公はね、猫なんですよ。このあたり一帯の猫も出入りするからどれがどれやらよく分からない。
ここの家の人は、家族構成がちょっと複雑で、訪問者もいっぱいいるから、誰が誰やらよく分からない。
性別もよくよく読まないとよく分からない。
猫か人か、よく分からない人もいるが、どうやら亡くなった人で、見えるのは数人だけらしい。
大部分が料理のお話し、献立のお話し。
お話しの筋なんてのは無いのですよ。
エッセイだと思った方がええ。それでも小説現代の連載短編だから、小説なのかなぁ。
葛藤なんかありません。愛だの恋だの、そんなものは出てきません。殺人事件もありません。
第1篇のタイトルが、Early Spring 朝ごはん
サブタイトルが
鶏ごぼうのりんご焚きあわせ
しらすぼしふりかけブロッコリー
玄米ごはん
サブタイトルなのか、朝食メニューなのか、判然としない。
こんなお話しが8篇あります。
日本では、イベントの許容限度を越えると入場制限します。
富士山や尾瀬では入山規制もされています。
中国では、[積載量]を基準に制限しようとしています。
万里の長城では、空間積載指標は1人あたり1~1.1平方メートル
故宮博物院では、1人あたり0.8~3平方メートル
北京の頤和園の遊歩道は、1人あたり0.8~2平方メートル
などなど
[積載量][最大積載量]で規制しようとしています。
日本で[積載量]の尺度を持ち出すと、不満の声があがるでしょう。
中国と同じく、人間を貨物の[重量x嵩]のようにカウントすると、納得するとは思えません。
日本人を説き伏せるには、違う言い方になると思います。
渋滞指数とか混雑度合いなど、もっと人間的な別の言い方でないと収まらないでしょう。
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出典
北京メディアウオッチ@東京 〔ブログ〕
万里の長城、故宮など観光客の「積載量」 制定へ、上海の転倒事故受けて
http://pekin-media.jugem.jp/?eid=2013#sequel
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舗装路が切れて、この先は地道になっている。ここからは押して行かなきゃ。無理して乗るとタイヤが傷つく。
道が広くなったところで、自転車はここまでにしよう。ここからは歩いて行こう。
沼田川源流地点1.1km、と看板がある。無理して源流まで行くのも、知っているからなんですよ。前に金明山に登った時、その源流地点を見ているのだよ。沼田(ぬた)川の河口から始めたのだから、源流まで行かなきゃ完結しないよねぇ。
道はそんなに荒れてはいない。いや、普通の感覚なら荒れていますよ。わだちもないし、雨水で掘られた溝もないし、路面をちゃんと重機で削って保全してあるんですよ。林道としてはましな道だよ。
大曲りのところで分岐がある。曲がらずに脇道に入って行くのだよ。沼田川源流地点500Mと看板がある。
こっちの林道は路面は草ぼうぼうで、手入れを怠っている。いや、意識的に怠っているわけじゃない、手入れの順番が後回しになっているのだね。
ここに沼田川源流地点200M、道から離れて谷に入って行くのだよ。
谷に分け入って行って、あまり谷を登りすぎると涸谷になってくる。ほどほどええところでショロショロと水が流れているのが見えている。ここが沼田川の源流なのだ。
ここまで来たぞ、の記念写真を撮ったあとは引き返そう。
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これは、一部分を抜書きしたものです。
http://sherpaland.net/bike/2015/bike-150124-nuta_rv_joryu/bike-150124-nuta_rv_joryu.html
ひと目でこれは詐欺メールだと判る幼稚なメールです。
なにしろ、あいにく、わたし三菱UFJ銀行に口座を持っていません。
誰彼かまわずメールを発信しているものと思えます。
こんな内容のメールです。だまされないように参考にしてください。
うかうかとクリックしないように、URLの一部を全角に変更しておきました。
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差出人 【三菱東京UFJ銀行】<bk@mufg.jp>
件名 本人認証サービス
宛先 (わたしのメールアドレス)
こんにちは!
最近、利用者の個人情報が一部のネットショップサーバーに不正取得され、利用者の個人情報漏洩事件が起こりました。
お客様のアカウントの安全性を保つために、「三菱東京UFJ銀行システム」がアップグレードされましたが、お客様はアカウントが凍結されないように直ちにご登録のうえご確認ください。
以下のページより登録を続けてください。
https://entry11.bk.mufg.jp/ibg/dfw/APLIN/loginib/login?_TRANID=AA000_001
――Copyright(C)2015 The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.All rights reserved――
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「ルール」堂場瞬一 実業之日本社
竜神はクロカンのオリンピック金メダル選手。
杉本はスポーツ紙の新聞記者。
取材し取材される関係だが、高校の同級生なのだ。
竜神は引退したが、引退会見でひとつやり残したことがあると語っていた。
それは何かと聞いたが、その内容は語らなかった。
二年後、現役に復帰すると声明した。
二年の間に、筋肉は落ちて、クロカンの選手の体に戻すのは容易なことではなかった。
小説の半分までで、題名のルールがどうとか、そんなお話しは出てこない。
クロカンのルールなど基本的には大差ないでしょう。
いえ、クロカンに限らずアスリートの守らなきゃならないあのタブーがあります。
それが何かは語らないが、見当は付くでしょう。
それに正面から対決するお話しです。
Windows8.1を使っているんですがね
電源を切るのに、左下のウィンドウズマーク、ここをクリックしても何の反応もなくなりました。
いくらトライしても、どうにもならない。
[Ctrl+Alt+Delete]、ここでいろんなコマンドが出てくるが、電源を切るコマンドがわからない。
そこは当てにならない。
[Ctrl+Alt+Delete]、その画面上で、右下に電源マークがあるのを発見しました。
この電源マークをクリックしてみると、電源が切れました。
左下のウィンドウズマークが不能になったのは始めてです。
めったに起こらないことですが、そんな時にはこうすればええ、という報告です。
電源のソケットを抜いてしまえ、それは最終手段。
「知日 なぜ中国人は日本が好きなのか!」毛丹青 蘇静など 潮出版社
[知日]というムックが中国で出版されている。
読者は10万人と言っています。創刊は2011年1月、反日デモがある一方、日本を知りたい欲求もあるのです。
アドバイザーは日本在住の毛丹青、編集長出版責任者は蘇静。
表紙、内容の一部をスキャンして中国文のまま表示されている。読めないが、そこはしょうがない。
[01奈良美智][02制服][03Hi!美術館][04本の国][05猫][06鉄道][07明治維新][08妖怪][09森ガール][10日本禅][11犬][12断捨離][13暴走][14家宅][15漫画が超好き!][16写真][17推理小説][18設計力][19料理の魂][20燃える][21武士道][22日本人に礼儀を学ぶ][24雑貨][25手帳最高]
補足すると、奈良美智とは、常に目付きの悪い少女を描くグラフィックデザイナー、Hi!美術館とは、日本には公立私立含めて自由に美術館があること、家宅とは、普通の日本家屋、日本人に礼儀を学ぶとは、出版社内で大もめにもめたそうで、23が欠番になっているのは、日清戦争がテーマなので、まだ当局の出版許可が出ていないのだそうです。
三番目の鉄塔は間近で、あらら、鉄塔の工事を行っている。ちょうど昼の休憩時間で横になって体を休めている。
頂上で弁当を食べる予定だったが、先客があっては仕方がない、どこか他のところで食べることにしよう。
←福田展望所と案内がある。そっちへ行ってみようか。
岩の上で展望が広がっている。眼下には竹原火力発電所、左を見れば平家山、瀬戸内海はねぇ、今日は曇り加減で海の見栄えはイマイチなんですよ。
作業現場に戻ると、休憩時間も終わって、午後の段取りの気合いを入れている。向かい合って、指差し確認、そりゃそうだ、現場ははるか空中にあるんだものねぇ。危険と隣り合わせだ。
平家山のほうへ向かってみる。ヘリで運んで来た物資が集積している。ヘリは送電線に近づき過ぎてはいけない、あまり離れると人力で運ぶのが重くていけない、このあたりにデポするわけだね。
分岐に差し掛かる。福田集落へ降りる道、平家山へ向かう道、平家山への案内札がある。前に烏帽子形山に登った時、こんな案内はなかったと思うよ。
今日はここまで、平家山への道があることを確認して、平家山に向かうにはまたいずれ、ということにしようか。引き返そう。
作業現場では鉄塔へどんどん登って空中サーカスが始まっている。鳶職の仕事なんだろうなぁ。
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これは一部分を抜書きしたものです。
全体の姿は、ネットで見てください。
「辞書には載らなかった不採用語辞典」飯間浩明 PHP
筆者は、三省堂国語辞典、三国、の編集委員。
言葉を採集して、三国に載せるか載せないか、検討するのも仕事のうち。
編集会議に出す前に自己判断で惜しくも不採用とする場合もあるし
編集会議で賛同が得られず、ボツになる場合もある、
不採用には理由があって、なるほど、と納得できるもんです。
第1章、思わず言い間違った?ーーまだ定着していないことば
[アガる][アダルティー][いさぎなさ][命さながら][うしろ退り][疑いが確認][移ろぐ][エステシャン][落とし込める][おぼつく][思いよがり][活気的][軽々しく][完全に][きもちかった][巨漢][倦厭][こけのめす][多大なる][誰かしか][呈を示す][どこはかとなく][泥舟のように][苦み走った][のべつなしに][瞳を閉じる][不可][目配せ][モラトリアル][もろともせず]
第2章、辞書にあったら楽しそう?ーーユーモアのあることば
第3章、こんな言い方もあるとはーーバラエティーに富んだことば
第4章、いつかは全国区に?ーー方言あるいは方言ふうのことば
第5章、行けると思ったのにーー最後に落選したことば
土建業界の看板をぼーっと眺めていて気が付いたのは
○○建設、○○土木、これは普通にあります
○○建築、これはありませんねぇ
○○建築株式会社で検索してみると、あることはあります、9社、例示してある
逆に言うと、9社しか見つからない
大手で社名に建築と名乗っているのは見ることはないなぁ
わたしの周辺でも見たことがない
社寺建築の○○工務店、という看板はあるが、ズバリの社名じゃないものねぇ
建設と建築の違い、で検索すると、大量に出てきました
なるほど、と納得した説明は
建設業法→ダム建設、都市建設、鉄道建設、ビル建設、道路建設に適用
建築基準法→住宅建築に適用
大規模な現場か、小規模な現場かで、番付が違うのですね
○○建築(株)と社名を名乗りたくない理由がわかりました
中国ネットで[日本人は極めて恐ろしい民族]だとありますが
この表現は、何度も見ます、何度も聞きます、決まり文句かというくらい
内容を見ると、恐ろしい、ということではなく、素晴らしい、という意味がふさわしい
http://blog.searchina.net/node/4037?page=1
これは、日本語の、[ヤバイ]、の用法と同じなのじゃないかしら
[ダメダメ]の意味と[ステキ]の意味とが含まれている
[恐ろしい]に、中国語では[ダメダメ]も[ステキ]も両方の意味が含まれているのではなかろうか
タイトルだけ見て素通りしては、真意を見逃すことになる
中国の国内事情も考慮しなきゃね
真正面から日本を褒めると、当局から目を付けられ監視される
それ以上に、ネット住民の摘発が恐ろしい、人肉捜査という言葉があるくらいだもの
それを避けるには、タイトルで罵っておいて、内容では褒める
そういう技も使って、本音を語っているのかも
沼田川を行こう。先月、下流域を行ったが、今度は中流域を行こう。
前回、空港大橋の下で引き返したが、その続きを行こう。三原市と東広島市の境界を過ぎる。境界のすぐ向こうに水力発電所がある。椋梨ダムから引いた水で発電しているのだ。
河内の駅前、ではない、駅裏を通って、河内の中心地に入る。山陽本線を渡る跨線橋があって、そこからは空港大橋が正面に見えている。
思い出した。ここは自転車で何度も通っている。5年前、7年前に通ったことがあるので、風景を思い出した。見覚えがあるのも当たり前なのだ。
県道から国道432号線に合流する。あちこちで竹を伐っている。伐った竹を軽トラの荷台に乗せて、竹の先を地面に引きずったまま、とんどの場所に運んでいる。各地でとんどの準備をしている。
沼田川は右の谷に入って行くのだ。正面に見える川は入野川で、そっちは支流なのだ。
とんどの煙が見えているが、遠い。とんどの場所まで進んだが、火勢の盛りを過ぎて、もうほとんで終わりに近くなっている。
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これは出だしの部分、続きはネットで見て下さい。
http://sherpaland.net/bike/2015/bike-150110-nuta_rv_churyu/bike-150110-nuta_rv_churyu.html
祝詞の言葉ですがね
祓えたまえ、について
五段活用、わ、い、う、う、え、え、(わ行の五段活用)
祓わない、祓います、祓う、祓うとき、祓えば、祓え
うわぁ、神様に命令しているのだ
なんぼ、たまえ、と敬っているにしても
祓え、と命令しているのだ、これは不自然
違うのだよ
下一段活用、え、え、える、える、えれ、えろ
祓えない、祓えます、祓える、祓えるとき、祓えれば、(祓えろ)
ほら、ここでは命令形が日本語として不自然でしょ
祓えろは欠落します
現代日本語では、祓う
古語日本語では、祓える
祓えたまえ、は命令形ではないのです、連用形です
祓うの連用形は祓いたまえ、祓えるの連用形は祓えたまえ
日常では、祓えるが古語なので衰弱して、祓うが一般化してしまった
しかし
祝詞は古語で唱えるので、祓えるの連用形を用いる
ということ
「脳には妙なクセがある」池谷祐二 扶桑社
本のタイトルが軽妙なので、その路線だろうと読み始めました。
なんだ、これは、前頭葉がどうの、前頭前野がどうの、海馬がどうの、解剖学のお話しなのかい。
前書きに、11章、22章、26章がバックボーンです。ここから読んでください、とある。
読んでみました。
11章、脳は妙に笑顔を作る。「まずは形から」で幸福になれる!?
22章、脳は妙に不自由が心地よい。ヒトは自分のことを自分では決して知りえない。
26章、脳は妙に使い回す。やり始めるとやる気が出る。
読んでみたが、続けて他の章を読む気にはなれない。
目は字を追ってはいるが、中身が滲みこんでこない。
雑誌のエッセイを採録したものだそうです。
『VISA』『日経ビジネスアソシエ』『エコノミスト』
これらはエッセイとして掲載されていたものだそうです。
びっくりするなぁ、これらのエッセイが評判連載だったとは、雑誌の読者層の知的水準が高級すぎると思います。
「先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!」小林朋道 築地書館
サブタイトルに、[鳥取環境大学]の森の人間動物行動学
「先生、○○が××してます!」シリーズの本です。
[学生たちが守ったヒバリの巣]
[このハチは、もう家族の一員だ!]
[シマリスはヘビのニオイを体につけてヒグマを追い払う!?]
[ヤギの放牧場のイイオ池で育った絶滅危惧種のアカガエルたち]
[大学のヘラジカ林に棲む動物たち]
[芦津モモンガプロジェクト、NOW]
[ヤギはイモムシを食べる隠れ肉食類か?]
タイトルの[先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!]は章ではありません。
実は、[大学のヘラジカ林に棲む動物たち]の中に、ギャグとして出ているだけです。
謝意を述べる言葉なんですがね
[ご丁寧に、どうも有難うございます]
ここのところで
ご丁寧に、と言うべきか、丁寧に、と言うべきか、いつも迷うんです
丁寧に、御、をつけて、ご丁寧に
悪意を込めて言い返すとか、逆の効果を狙って貶めるとか、そんなマイナスのフレーズが世間にはあります
虚心に、ご丁寧に、と言っても大丈夫だろうか、裏返しに受け取られはしないだろうか
ここは、丁寧に、と言うに留めて、枠を越えないほうがええのではないか
いろいろ頭の中で思いを巡らすんですよ
似たようなのに、わざわざ、があります
[わざわざ、来てくれてありがとう]
[わざわざ、来んでもええのに]
[わざわざ]
ここで言葉を切られたらどうします、どっちの意味なのか、顔色を読まなきゃならない
「先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!」小林朋道 築地書館
「先生、○○が××しています!」のシリーズです。
「先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!」は読んでいる。
このシリーズ、もう少し追いかけて読んでみるつもりです。
筆者は鳥取環境大学の教授、副学長補佐、副学部長・学科長という重鎮です。
重鎮にもかかわらず、文章は軽妙で、読んでいて興味を掻き立てます。
[ヒキガエルも脱皮する、そして皮を食べるのだ]
[ヤギの脱走と講義を両立させる方法]
[海辺のスナガニにちょっと魅せられて]
[カラスよ、それは濡れ衣というものだ!]
[春の田んぼでホオジロがイタチを追いかける!]
[NHKのスタジオのテーブルの上を歩きまわった三匹のイモリ]
[ペガサスのように柵を飛び越えて逃げ出すヤギの話]
写真が惜しいなぁ。
白黒写真で解像度が荒いのですよ、もっと鮮明な写真ならよかったのに。
「危ない中国点撃(クリック)!」福島香織 産経新聞出版
サブタイトル、産経新聞中国総局記者福島香織の「北京趣聞博客(ぺきんこねたぶろぐ)」
これ、ネットで読んでいました。
2006年5月から2007年8月までのブログから、食品関係を中心に抜粋したものです。
読んでる当時も面白かった。政治記事、街角記事、中国当局のイジメに戦う記事、そりゃもぅ波乱万丈でした。
あんまり中国当局と戦いすぎて、身の安全を考慮してのことか、産経本社も彼女に日本への転勤を命じています。
そのへん、上層部とトラブルがあったのか、なかったのか、今は産経を退社してフリーになっています。
食品関係だけ抽出すると、中国食品は危なくて食べられないな。
数日ホテルに滞在するだけなら、中毒にはならないでしょう。
でも、中国に住むとなると、別問題。ちょっと考えさせてください。
70ページも読むと、酷い食品の例が続いて、これ以上読む気が挫けてしまう。
ネットで読んでいた時は、他の分野が混ぜ混ぜになって緩和されいたけど、食品問題が切れ目なく続くと、読むのがつらい。
「交通情報の女たち」室井昌也 論創社
ラジオの交通情報の時間、彼女たちが放送しています。
日本道路交通情報センター、これは全国をカバーしています。
それぞれの放送局のエリアをカバーしています。
中には、TBSはTBSラジオ交通キャスターから放送しています。
東京エリアの交通情報はわたしには遠い。
広島ローカルの放送で聞いていますが、まぁ、東京と似たようなもんだろうと思っています。
インタビュー・対談の内容が、全部トリテキ(テープ起こし)で文字化されていて、臨場感がたっぷりです。
交通情報に原稿はある、ない、あることはあるのだが、状況がどんどん変わって、原稿にないことを伝える場合もある。
報道番組ではない、情報番組なのだ。そこのところを腹にすえて声に出すように。
いやぁ、面白い世界の読み物でした。
マウスのポインターが見つからなくて、数秒間待ち続けることはありませんか
どこかから現れるのですが、出るまで無駄にモニター画面を撫で回すのが空しいと思いませんか
マウスポインターで検索して、いろいろありますが
[マウスポインターの位置を表示する方法を教えてください。]
http://www.fmworld.net/cs/azbyclub/qanavi/jsp/qacontents.jsp?PID=0105-4237
を例に取ります
ここにはwindows8.1での例示がないが、ほぼVistaと同じ手順です
1、コントロールパネルを引き出します
2、マウスの項目
3、マウスのプロパティで、ポインターオプション
4、Ctrlキーを押すとポインターの位置を表示する、ここにチェックを入れる
これで完成
テストでCtrlキーを押してみてください、マウスをクリックするのじゃないよ
画面のどこかから波紋が広がります
おぅ、そこにあったのかい、イライラすることなく、即座に見つけることができます
12月には16冊読みました。
15冊が新規の読了、1冊が再読です。
池袋ウェストゲートパークのシリーズをゲップが出るほど読みました。
まだ数冊読み残しがありますが、年月を置いてからなら読めると思います。
2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:5588ページ
ナイス数:79ナイス名もなき毒の感想
老人がコンビニの紙パック飲料を飲んで死亡した。青酸カリによるものです。杉村は殺人犯を捜すのを依頼された。押し切られたようなもので、彼の意思ではなかった。一方、彼の職場では働かないアルバイトに悩まされていた。アルバイトは解雇した。以来、恨まれて、職場のミネラルウォーターに睡眠薬を仕込まれ、大勢が睡眠薬で倒れた。青酸カリ事件と解雇の恨み事件は、一挙に解決する。そこは語りません。クライマックスだもの。名もなき毒、毒を抱えている人間はいるもんです。伏線で、工場跡地が宅地化している、薬品などで土壌が汚染している場合
読了日:12月30日 著者:宮部みゆき誰か ----Somebodyの感想
杉村三郎シリーズの第一作なんですよ。今多コンツェルンの会長の娘と結婚して、一族の末端に連なっています。第三作から読み始めた。設定のネタはすっかりバレているんですよ。第一作から読み始めるべきだった。会長の運転手が自転車事故で轢き殺された。犯人はわからない。運転手の娘が会長に訴えて、会長に命じられて犯人捜しを始めることになった。訴えの切り出しは父親の一生を本にすることだった。当然、なぜ殺されたか探さなきゃならない。父親には、なにやら闇がある、その闇を暴くべきかどうか。巻末は、切ない結末でした。
読了日:12月29日 著者:宮部みゆき傷
プロ野球の一流選手が外科医を訴えた。膝の半月板損傷の手術で、腱を切ってしまった、医療過誤だという訴えなのだ。外科医は行方不明になってしまった。新米刑事は捜査しているうち、新聞記者と知り合いになってしまった。情報交換しているうち、一緒に行動するようになってしまった。粗筋紹介はここまで。堂場瞬一はスポーツ小説から出発しました。刑事もの、警察ものはお手のものです。新聞記者の小説もたくさんあります。なんでもこい、得意分野が三つ重なった小説です。途中まで読んでいて、なにやら読んだことがあるような。読んだことのある本
読了日:12月27日 著者:堂場瞬一パラドックス実践 雄弁学園の教師たちの感想
雄弁学園という小中高大一貫教育の学校のお話しです。[パラドックス実践ー高等部][弁論大会始末ー初等部][叔父さんが先生ー中等部][職業に向かない女ー雄弁大学]新任の教師に生徒が試しをかける、テレポーテーションが現実に可能であることを証明せよ、海を山に、山を海に変えられることを証明せよ、ほんとうにサンタクロースがこの世にいることを証明せよ。ちゃんと高校生を論破してギャフンと言わせてしまいます。小学校から大学まで、ディペード、雄弁の術を研鑽するのが建学の精神です。こんなお話しで面白いのか。ええ、面白いのです。
読了日:12月25日 著者:門井慶喜ペテロの葬列の感想
実は、テレビドラマを見ていたんですよ。間違えて一週飛ばして、興を削がれて見るのをやめた。本は、ずいぶん長いお話しじゃないの。10週かそこいらでドラマ化できる話しじゃないぞ。豊田商事などの詐欺のお話し、人心を操るトレーナーのお話し、複雑でダイジェストできません。表題の「ペテロの葬列」暗喩なんだろうが、響いてきません。わたしはクリスチャンでないから伝わらないのかなぁ。主人公が杉村三郎、彼が主人公の小説が三篇あるんですね。知らんかった。杉村三郎、離婚し、会社もやめるのです。これでは、四作目があるのかしら。遡って
読了日:12月23日 著者:宮部みゆき非正規レジスタンス―池袋ウエストゲートパーク〈8〉の感想
[千川フォールアウト・マザー][池袋クリンナップス][定年ブルドッグ][非正規レジスタンス]シングルマザー、街のごみひろい、リベンジポルノ、非正規労働者。章ごとのタイトルと事件はこうなっています。初めて知った。非正規レジスタンス、非正規労働者の実態はこうなっているのか。どれもこれも救いようがないように見えるが、全部ハッピーエンドになっています。読みながら不思議に思うのだが、Gボーイズの王様はいつまで在位を続けるんだろう。どこの暴走族も成人するとカシラは引退して次に引き継がれるもんだが。タカシが引退すれば
読了日:12月20日 著者:石田衣良ドラゴン・ティアーズ──龍涙の感想
[キャッチャー・オン・ザ・目白通り][家なき者のパレード][出会い系のサンタクロース][ドラゴン・ティアーズー龍涙]化粧品のインチキセールス、ホームレスのあぶれ手帳、出会い系管理売春、中国人の研修生、それぞれの章のタイトルと事件の中身です。いよいよ国際的な活躍になってきた。トラブルシューターなんですが、ホンマに報酬をもらわない。同級生のタカシ(ギャングのキング)もサル(ヤクザ)もちゃんと報酬・手数料を得ているのに、なんとじれったい。たかが果物屋の店番なのに、池袋ではトラブル解決人として有名なんです。
読了日:12月18日 著者:石田衣良Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉の感想
[要町テレフォンマン][詐欺師のヴィーナス][バーン・タウン・ザ・ハウス][Gボーイズ冬戦争]振り込め詐欺、色仕掛けでの絵のセールス、連続放火、Gボーイズ内乱、これが内容です。池袋ウェストゲートパークシリーズは水戸黄門と似ている。最後は必ずハッピーエンド。マコトが黄門さま、タカシが助さん、サルが格さん。ただし、黄門さまが単独行動するのが普通で、助さん、格さんが出てくることはあまりない。そこのところが違うかな。もともとは雑誌連載(オール読物)だからページ数も一定で、そこは1時間で終わるテレビドラマと似たよう
読了日:12月17日 著者:石田衣良灰色のピーターパン―池袋ウエストゲートパーク〈6〉 (池袋ウエストゲートパーク (6))の感想
イジメ・カツアゲ、もひとつイジメ・カツアゲ、幼児性愛、飲み屋街浄化作戦、これが四つの章の内容です。話しの立ち上がりは悲惨で救いようのないところから始まって、最後は解決するわけです。必ずハッピーエンドなので、途中なんぼ読みづらいお話しでも、安心して読み続けることができます。マコトは1巻から果物屋の店番のまま、キングは最初っからキングだが、サルは違う。1巻では、ただのチンピラでした。今は渉外部長の看板を背負っている。ヤクザ界で順調に出世しているわけです。時間の流れは読み物の時間と現実の時間と同じに流れている
読了日:12月16日 著者:石田衣良電子の星 池袋ウエストゲートパークIV (文春文庫)の感想
先に5巻を読んで、戻って4巻を読んだわけだが、順番は別に問題はなかったみたい。1巻ではPHSを持っていた。4巻では携帯電話に変わっている。それなりに年月の流れには沿っているみたいだね。[東口ラーメンライン]ラーメンのナルト[ワルツ・フォー・ベビー]黒いキャップ[黒いフードの夜]パイナップル[電子の星]DVDのディスク、文中のシーンの変わりにそれぞれの章のアイコンが繰り返されるわけです。なんでもや屋というか、ボランティアの探偵というか、頼まれては無償で探す、解決する、わけです。それは初巻からずっと変わらない
読了日:12月14日 著者:石田衣良反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパーク 5 (池袋ウエストゲートパーク (5))の感想
[スカウトマンズ・ブルース]女の子を風俗に誘い込む男たち。[伝説の星]往年のヒット歌手と地面師。[死に至る玩具]ヒット商品の人形は中国の劣悪な工場で作られている。[反自殺クラブ]自殺を誘うネットの主催者を潰す。だんだんと、なにも池袋でなくても、というお話しが出始めたなぁ。最後の[反自殺クラブ]などは、池袋から離れたお話しだもの。最後のは、タカシもGボーイズも出てこない、出る必要もない。ほんとは、先に4巻を読まなきゃいけないのだが、都合で、5巻を先に読みました。
読了日:12月7日 著者:石田衣良キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇 (文春文庫)の感想
池袋ウェストゲートパークの番外篇です。1巻より前の時代のお話しです。シリーズ最新刊で、文庫本書下ろしです。マコトもタカシもまだ高校2年生、1年生かもしれない。池袋の悪ガキ少年どもをタカシの兄のタケシが統一した。Gボーイズと名前を付けた。兄のタケシが殺された。池袋の悪ガキの中でタケシに歯向かうやつが埼玉のグループと結んでタケシを殺したのだ。タカシは仇を取った。殺したのではない、のしただけだ。Gボーイズはタカシが率いることになった。今までのボスの呼称はキングに変わった。まだ怪物になっていない時代は可愛いなぁ。
読了日:12月6日 著者:石田衣良骨音―池袋ウエストゲートパーク〈3〉の感想
真島誠(マコト)は成長していった。第1巻では工業高校を出てまもなくの少年だった。今は、二十歳を越えている。もう少年法が適用される年齢ではない。果物屋の店番を手伝い、無料の探偵をやっている。池袋のトラブルシューターなのだ。1巻からあることなのだが、段落ごとにロゴがある。そのロゴは章ごとの焦点を示しているのだ。[骨音]骸骨、[西一番街テイクアウト]本、[キミドリの神様]蛙、[西口ミッドサマー狂乱]蛇、1巻での感想で、ろくでもないやつどもだが、段々と共感を覚える、と書いた。今は、共感などない。繋がるものがない。
読了日:12月5日 著者:石田衣良少年計数機―池袋ウエストゲートパーク〈2〉 (文春文庫)の感想
知らなかったけど、池袋ウェストゲートパークはシリーズなんですね。これはシリーズ2。工業高校を卒業して未成年のマコト、はたちを過ぎるとこのシリーズは終わるのだろうか。お話しは、マコトの思い・つぶやきで進められる。全部モノローグ。[妖精の庭]ネット上でののぞき部屋での女の子、ストーカー退治のお話し。[少年計数器]ヤクザの息子が誘拐された、それを取り戻すお話し。[銀十字]池袋界隈でひったくりが多発している、犯人を摘発するお話し。[水の中の目]裏営業の風俗店が頻繁に襲撃される、犯人を捕まえるお話し。
読了日:12月4日 著者:石田衣良池袋ウエストゲートパーク (文春文庫)の感想
池袋ウェストゲートパークとは何のなのか、池袋西口公園なのです。そのまんまじゃん。ろくでもない若者たちのお話しなんですよ。池袋西口公園にたむろして、ナンパにはげみ、のらくらしている。読み始めは、やつらに感情移入していなかった。なんだ、こいつら。段々、馴染んできて、同じ目線で読むようになっている。GボーイズとRエンジェルズの抗争が始まる。ま、そのへんのことは語らない。もともとは、オール読物の連載中編なんですよ。あんな雑誌でウケルとは、ろくでもない若者たちにも愛情を持つ層がけっこういるんだね。石田衣良いしだいら
読了日:12月3日 著者:石田衣良喝采 (ハヤカワ・ミステリワールド)の感想
映画製作にまつわるお話しであること、巻末で、NHK紅白歌合戦でちあきなおみが喝采を歌っているテレビを眺めている、それが題名が喝采である理由です。母を探してほしい、という依頼者が現れる。父が亡くなって、父の探偵事務所を引き継いだのだ。父は銀行の現金輸送車襲撃事件を追いかけていた。明らかにできないまま死んでしまったのだ。母の名前は神納絵利香、神納絵利香は死体で見つかった。映画全盛時代の女優、神納絵利香のライバルの福森里美が浮かんできた。どうやら現金輸送車から盗まれた金は映画製作の資金に使われているらしい。
読了日:12月2日 著者:藤田宜永
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