脳には妙なクセがある
「脳には妙なクセがある」池谷祐二 扶桑社
本のタイトルが軽妙なので、その路線だろうと読み始めました。
なんだ、これは、前頭葉がどうの、前頭前野がどうの、海馬がどうの、解剖学のお話しなのかい。
前書きに、11章、22章、26章がバックボーンです。ここから読んでください、とある。
読んでみました。
11章、脳は妙に笑顔を作る。「まずは形から」で幸福になれる!?
22章、脳は妙に不自由が心地よい。ヒトは自分のことを自分では決して知りえない。
26章、脳は妙に使い回す。やり始めるとやる気が出る。
読んでみたが、続けて他の章を読む気にはなれない。
目は字を追ってはいるが、中身が滲みこんでこない。
雑誌のエッセイを採録したものだそうです。
『VISA』『日経ビジネスアソシエ』『エコノミスト』
これらはエッセイとして掲載されていたものだそうです。
びっくりするなぁ、これらのエッセイが評判連載だったとは、雑誌の読者層の知的水準が高級すぎると思います。
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