売国
「売国」真山仁 文芸春秋
お話しに二つの流れがあります。
一方は、検察庁、特捜検事に抜擢されて、捜査を指揮します。
もう一方は、日本の宇宙開発、種子島じゃないほうの大隅半島の内之浦基地、そこからお話しが始まります。
アメリカの陰謀があって、アメリカに絡み取られてた政治家、財界人がなんぼでもいます。
学者の世界でも同じこと、アメリカに気脈を通じている科学者がなんぼでもいます。
表面に見えているのは、検察の動き、宇宙開発がアメリカに統合されつつある動きばかりです。
カウンターパートのアメリカの動きなどは書いてもありません。
八割がたまでページをかけて、一挙に収束に向かって行きます。
そこはここでは書かない、読んでくれなくちゃ。
盛り上げておいて、急転直下、一挙に終幕、もうちょっとページ数を割いてくれないかねぇ。
週刊文春連載でした。
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